長生き日記

長生きを強く目指すのでなく良い加減に楽しむ日記

555  生命の星 

2018-03-21 22:54:25 | 日記
  小田原の科学博物館に行ってきた。岩石、古生物系の展示が特に充実している博物館である。入ったのは三回目かな、今回は何と100円で入場できた、長生き万歳。初めての妻も非常に興味を示した、以前編集者として扱った動物類の説明がよかったそうだ。
  二十年ほど前の学生さんが小笠原父島の外来淡水魚ティラピアの生態をテーマとしたので何回か一緒に行って観察した。河口付近の砂地に雄が産卵床を掘り雌を呼び込むのだ。温水性の魚だから小笠原は大丈夫。ただ流程が短いのでそれほど多いわけではない。僕は魚の専門家ではないのでまとめるにあたってはこの生命の星博物館の専門家さんに助言してもらった。謝謝。とても純粋熱心な学生さんで良い報告が書けた。修論発表会の時、別の学科の彼女が来ていて会場の後ろで嬉しそうに見守っていたのを見逃す指導教員の僕ではない。僕も嬉しくなった。修了後、関西の環境コンサルタントに勤め、彼女と結婚したが、今年の年賀状によると、今度小笠原の環境系に転職するので一家で引っ越すのだという。自然豊かな地でのびのび仲良く暮らして欲しい。そうそう、彼は卒論の時は動物生態の研究室(担当は別の先生)で雀を研究するべく巣箱を何十台とつくって待ち構えたのに一羽も入らず繁殖生態が調べられなかった、雀の雄と雌では外見に違いがないとかの件でしのいで卒業したようだ。地球にはいろいろな動物がいていろいろな雄雌がいる。雄雌がないと便利ではあるが。

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