長生き日記

長生きを強く目指すのでなく良い加減に楽しむ日記

560 おくる側

2018-03-27 22:44:09 | 日記
  弱ったメダカはぼおーっと水面にたて泳ぎになったり、水底でくるくるダンスをしたり横たわったりする。元気なメダカがちょっかいを出しに来る。ちびメダカまでたかりに来る。さらに動きが少なくなると腹をつついたりしていじめがひどくなる。ウチの水槽の場合では動きが弱くなるとカワニナが体に這いのぼってくる。目をそらしちゃいかんとか言われてもそういうのはあまり見たくない。野生では、ザリガニ、手長エビ、少し大きい魚、タガメ、シラサギなんかがメダカをあまり苦しめないで引導を渡してくれるものだろう。
  弱ったメダカをスプーンですくって、(お墓までは作らないとしても)地下に直行させても良いのかもしれないが、自分が生きながら埋められるのを想像すると嫌だ。グサっと殺してからそうしても良いのだがなんだかなあ。
  そこでウチでは、ブルーギル(以下、ギル)が登場する。このギルは4,5年前に善福寺公園池にいたところを何の因果か僕に掬われて以来わりと優遇されて今に至っている。本来、ギルは飼っちゃいけない再放流してもいけないから、死ぬまでここにいるわけだ。普段は、カニ風味のかまぼことか刺身の切れ端(好みがうるさい)を食わせている。しらす干しを食ってくれると良いのだが、味にうるさく食わないことも多い。たまに掘りたてのミミズをやれば大喜びする。普段は大きな水槽に野生な感じでほおっておかれていて、腹が減った状態が多いので、弱ったメダカを入れれば瞬時に丸呑みする。メダカはたぶん苦しまない、と希望的勝手読み。今日は主役なので、写真撮影用の容器でポーズ。ではギルが年寄になり衰弱してきたらどうするか? 先のことは考えないようにしている。




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