山崎ナオコーラを読む。 2011年01月15日 20時12分39秒 | 読書・鑑賞雑感 ナオコーラさんの『この世は二人組ではできあがらない』を読んだ。 私は、彼女のとらわれのない作風や文章が好きである。 この作品には、作家を目指す女性主人公(シオ)と、フリータからの脱出 を図る恋人が登場するが、半実話とか、作者の自伝なのかもしれない。 我々の社会の基体は、男女カップルであり、結婚をし家庭を築くという 想定で成り立っている。シオは三人組でも五人組でも構わないのではと、 表白している。 . . . 本文を読む