ぴよこ日和

いらっしゃいませ。
きたむーです。
お芝居、ライブ、お笑い大好きです。

ハンサム★スーツ

2009年02月26日 | 観た
昭和館の2本目は「ハンサム★スーツ」です。
こちらも観たかったけど見逃していたのでちょうど良かった。


ブサイクな塚地くんがハンサムスーツを着るとハンサムな谷原章介になっちゃうと言う、奇想天外なお話でなーんか身につまされるわぁ。
頭蓋骨になってしまえば、ぽかんと目と鼻と口の穴が開いているだけの、特に違いもない人間の顔ですが、どうしてこうも美醜があるのでしょうか。
真剣に悩んでる人もいるんだろうなぁ。
私も残念ながら「可愛い」とは全く違うベクトルに生まれてきてしまいましたが、それでも自分を嫌うほど不幸な心もちではないので幸いです。

この映画ではこう問うていました。「外見だけで好きと言われたら嬉しいですか?」
結局人と人が好きになることって、外見は関係ないって言いたいんだと思います。
人間は見た目じゃないよ、中身だよと。
もちろんそうだと思います。
ただ、そこに行き着くまでにはやっぱ見た目の好き嫌いもあると思うんだけど。
どんなに性格が良くっても、付き合ってみたら相性バッチリだったとしても、見た目がどうしても‘生理的にイヤッ’って人だったら、まぁまず付き合うことなんてないんだろうしなぁ。
とは言え、何かを一生懸命やってる人っていうのは、どんなにブサイクさんでも絶対にカッコイイですよ。
お笑いとかむしろブサイクの方が売れてる場合が多いんだし。そっちの方が人気あるんだもんね。

この映画でハンサム役をやった谷原章介は、自分がなんたるかを知ってる人とみたね。
顔はハンサムだけど中身はブサイクって役だから、可笑しな事いっぱいするんだけど、彼の思い切ったブサイク振りが超カッコ良かったよ。
んー、こう言っちゃうとこの映画の言いたかったこと全否定になっちゃうけど、カッコイイ人って何やってもカッコイイっスわ。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハッピーフライト

2009年02月26日 | 観た
昭和館で「ハッピーフライト」観て来ました。


ここに遊びに来てくださってる方は先刻ご承知の通り、私は高所恐怖症で、高い所や飛行機が大変に苦手です。
こんな映画って絶対に絶体絶命なシーンがあって、それがちゃんと上手いこと行って、みんなでわーーーって拍手して大団円のうちに終わるって決まってるでしょ。(←やや偏見)
映画だから上手いこと行くけど、現実はどうなんやん!と思ったら絶体絶命のシーンはパスしたい所でしたが、そのシーンないと、普通に飛行機が飛んで着陸しましたってお話になるのでね。頑張って観ましたよ。

案の定、国際線初搭乗の新米CAと、機長昇格の試験を受ける副機長が乗ったホノルル行きの飛行機は、なんだかんだとアクシデント満載で台風の中、成田に戻って来ます。
ワガママなサラリーマンや、飛行機を超怖がってる新婚旅行に行く新婦さん、気の弱いカツラのおじいちゃんやテンションの高い修学旅行生など、一癖も二癖もある乗客たちに振り回されながらも、安全に乗客を地上に戻そうとする機長、副機長、CAたちの頑張りに、まんまとジーンとさせられました。
もちろんその陰には、管制塔の皆さんの頑張り、オペレーションコントロールセンターの皆さんの頑張り、整備をしている皆さんの頑張り、ターミナルで働くGHの皆さんの頑張りがあるのですね。
私が飛行機に乗り込んで、心臓をドキドキバクバクさせている間にも、無事に目的地まで飛行機を飛ばそうと頑張ってる人たちがいるんだなぁと思うと、ちょっと飛行機に乗るのが怖くなくなりそうです。
いや、ホンのちょっとですよ!

本当にお話は単純なものですが、心がホッと暖かくなること請け合いですよ。
面白かったです!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする