ぴよこ日和

いらっしゃいませ。
きたむーです。
お芝居、ライブ、お笑い大好きです。

読書熱再び

2024年07月05日 | 読んだ
7月5日(金)

ここ数年、老眼がひどくて本を読むことがかなり少なくなっていたんだけど、この前、遠征時の暇つぶしにと宮部みゆきの本を買って読んだら、やっぱり面白いし、私は本を読むことが本当に好きなんだなと思った。
遠征から帰って来てすぐにブックオフ行ってまだ買ってなかった宮部さんの本買い漁って立て続けに読む。
更にそこで買えなかった本を別のブックオフで買って読む。
で、全部読んだんで家にある宮部さんの本をまた改めて読む。
何度も読んだ本だけど、私は何度も読めるし、何度でも読みたい派なのでいくらでも読める。

昔は一生の内であとどれくらいの本が読めるんだろうって焦燥感があったけど、老眼で読むこと自体が辛くなったんでそれもなくなった。
でもまた読みたくなってる。
読もう、読めるだけ。
お笑いもいい、ライブもいい、配信もいいしゲームもいい。
けどやっぱり読書は本当にいい。
ページの狭間狭間に広がる世界に飛び込んで行こう!
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集中が

2016年06月05日 | 読んだ
6月5日(日)

続かない。


今読んでる대장금(チャングムの誓い)の1巻を7日には返さなくちゃいけなくて、残り90ページくらいあったんで、今日はガッツリ読むぞと思ったけど、残り40ページを残して集中が切れた。
もう1ヶ月借りてんだけど・・・。
明日こそ・・・明日こそー。
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奎章閣閣臣たちの日々

2015年05月18日 | 読んだ
5月18日(月)

정은궐(チョンウングォル)の「규장각 각신들의 나날(奎章閣閣臣たちの日々)」1、2読みました。
 
「성균관 유생들의 나날(成均館儒生たちの日々)」の続編というか、この4冊で全部が完結するので、普通に続きって言ったほうがいいかも。

「真面目」、「凶暴」、「軽薄」、「女子」の4人の益々の活躍が描かれて、引き続きすごく面白かったです。
「真面目」と「女子」は無事に結婚できたし、「女子」の弟も恋を実らせたし、「軽薄」は相変わらず軽薄なまんまだったし、「凶暴」にも奥さんが出来たし、大団円の内に終了しましたね。
よかったよかった。
次に韓国に行ったらこのシリーズ買って帰って、何度も読んでみたいなー。
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成均館儒生たちの日々

2015年04月19日 | 読んだ
4月19日(日)

정은궐(チョンウングォル)の「성균관 유생들의 나날(成均館儒生たちの日々)」1、2を読みました。
 
今回はだいぶ集中して読んだんで2冊で1ヶ月かからなかったよ。前の「太陽を抱く月」より笑える話だったんで楽しく読みました。

女の子が男装して、男性しか入ることの出来ない成均館で毎日を過ごすという、なんだか「美男(イケメン)ですね」みたいな話だったなぁ。
主要登場人物の4人が、「真面目」、「凶暴」、「軽薄」、「女子」と、バランスいい感じ。
「女子」は最初っから「真面目」のことが好きなんだけど、「真面目」は最初、「女子」に惹かれる自分が男色なのかって悩んで、「凶暴」は途中で「女子」が女の子だって気が付くんだけど、「女子」のことが好きでそれを誰にも言わず黙ってて、「軽薄」は最初こそ「女子」のことを女の子じゃないかって疑っていたんだけど、色んな事件を経てその疑いを捨てるに至り、結局は「真面目」と「女子」はくっつくんだけど、まだまだこれから先も展開は続きますよ、って所で終わったんで、続きを読まなきゃならないじゃんよー。
という訳で、この作品の続きの「규장각 각신들의 나날(奎章閣閣臣たちの日々)」を予約しました。
今後の4人の活躍が楽しみです。
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太陽を抱く月

2015年03月26日 | 読んだ
3月26日(木)

정은궐(チョンウングォル)の「해를 품은 달(太陽を抱く月)」1、2を読みました。
 
いやー、時間かかったわー。
1冊に1ヶ月くらいかかったんで、全部読むのに2ヵ月かかったことになるな。
ドラマも気になってるんで、その内見てみようとは思ってるけど、今はその時間がないー。
そして時間がないと言いつつも、また新しい小説借りてきてしまったー。
次は「성균관 유생들의 나날(成均館儒生たちの日々)」。同じく정은궐の作品です。
これも「トキメキ成均館スキャンダル」ってタイトルでドラマ化されてます。こっちも面白そうなんだよなー。
ああ、でも時間がないのよー。
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9歳の人生

2015年01月31日 | 読んだ
1月31日(土)

위기철(ウィギチョル)の「아홉살 인생(9歳の人生)」読了。


まだまだ韓国が貧しかった時代、山の上の小さな集落に引っ越してきた9歳の僕。
集落の奥には深い森が広がっていて、僕にとっては格好の遊び場になっている。村には同い年のキジョンがいて、キジョンは嘘ばっかりつく子なんだけど、それは嘘というよりは彼の想像が余りにも自由に働くせいだと僕は知っている。学校では虚栄心が強いウリムのことが気になって、彼女が1ヶ月も休んだ時は気がかりで仕方なかった。
父親はこの世で一番強い存在だったし、母親は無条件に甘えることの出来る存在だった。

9歳の子どもの目線で物語を読み進めながら、自分が子どもの頃を思い出しました。
9歳の頃、世界はとっても広くて、大人はみんなちゃんとしてて、世間はきちんと運営されていると思っていましたが、自分が大人になってみると、それらは全部幻想だったということがわかりました。
まず自分が大人だということが信じられないもんね。

子ども目線の物語というと「愛しの座敷わらし」とか「円卓」が印象深いんですが、この作品はこの2つに比べればいま一つだったかな・・・。
それとも私の韓国語の力不足のせいなのかなー?そうかもなー。
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チソン愛してるよ

2015年01月20日 | 読んだ
1月20日(火)

イチソン著「チソン愛してるよ」を読みました。

チソンさんは大学4年生の時、交通事故に巻き込まれ、上半身、特に顔に大きな火傷の傷が残ってしまいました。両手の指も親指以外の8本を、第一関節から切り落とさなくてはならないほどの火傷を負ってしまいました。
それでも、信仰の力で悲観的になることもなく、毎日を「本当に幸せだ」と言い切るチソンさんの心の強さに、私だったらどうだろう?と、ページをめくる度に思いながら読みました。
もともとキリスト教信者の彼女、そして彼女の家族たちは、神様が与えられたことに間違いはないはずだからと、事故も、そしてチソンさんのこの状況もすべて受け入れます。
事故直後、いつどうなってもおかしくないと医師から宣告されたチソンさん。しかし、最悪の事態(事故死すること)から生還し、愛する家族と再び一緒に暮らせることに感謝し、皮膚移植の手術ごとに良くなっていく状態に感謝し、神様に感謝を捧げることが出来ることにまた感謝し、常に感謝の心で暮らしていきます。
この本のどこの部分を読んでも、感謝の言葉で溢れていました。
私には特別な信仰がないのですが、何かを一心に信じる力って、本当に偉大だなと思います。
今はどんどん新しい治療法が出て来ている時代。チソンさんの状態が少しでも良くなればいいのになと思いました。
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それは愛だったね

2015年01月09日 | 読んだ
1月9日(金)

ハンビヤ氏の「それは愛だったね(그건 사랑이었네)」を読みました。

先日読んだキムナンド先生の本の中に、このハンビヤさんの本「風の娘歩いて地球3周半」という本が紹介されていたので、早速図書館のHPで検索してみたところ、この本だけがヒットしてきたので借りてみたのです。
この方、世界のへき地を旅して回り、紹介されていた本のタイトルのように地球を3周半したあと、ワールドビジョンという団体で貧困の国への食糧支援や、被災地への医療支援を行っていたチームのチーム長をされていた方なんです。
世界の、貧しく厳しい底辺を見て来た方だけに、その体験談は涙なしには読めないのですが、とても大らかで朗らかな方なんだろうなと思わせるような、微笑ましいエピソードも満載で、とても面白く読みました。
色んな人に読んでもらいたいおススメの本なんですが、残念ながら日本語訳の本はなさそう。ハンビヤさんの他の本も読んでみたいのですが、図書館にはこれ1冊しかなさそうなので、今度韓国に行った時には探して買ってきたいなぁ。
今年の抱負その2の「韓国語の本を読む」の10分の1は既に完了したな。
次は何借りようかな?
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つらいから青春だ

2014年12月28日 | 読んだ
12月28日(日)

キムナンド先生の「아프니까 청춘이다(つらいから青春だ)」を読了。

大学の教授として学生たちと関わって来た経験から、悩み多き青春(若者)たちに助言して下さってます。
中高生、大学生にはもちろん、大人になってしまっている私にとっても、力をもらえる助言がたくさんありました。
例えば「인생에 너무 늦었거나 혹은 너무 이른 나이는 없다.(人生に遅すぎるとか、或いは早すぎる年などない)」とか「‘내일’이 이끄는 삶, ‘내 일’이 이끄는 삶.(明日が導く人生、自分の仕事が導く人生)」とか「기적이란 천천히 이루어진다.(奇跡とはゆっくり成されるものだ)」とか。
毎日の生活の中での少しずつの努力を忘れてはダメだな。人生の今この瞬間は未来に向けてのスタートラインだ。
日本語版も図書館に予約しているので、読み比べてみようっと。
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海賊とよばれた男

2014年12月22日 | 読んだ
12月22日(月)

「海賊とよばれた男」百田尚樹著を読みました。
 

門司港に出光美術館があって、そこではこの本の主人公、国岡鐵造のモデルとなった出光佐三の生涯の軌跡を紹介する出光史料館も併設されています。
ずいぶん前に見学に行って、日本にガソリンをもたらしたすごいおじさんがいるんだなと思っていましたが、こうして小説となったその生涯を読んでいくと、‘すごい’では片づけられない、信じられない困難の中を日本の為に戦った方というのがわかりました。
満鉄のオイル凍結実験の様子は、出光史料館でも見ていたので、スッと入って来ましたね。
あと、仙のグッズがたくさんあったのですが、その理由もわかりました。
国岡鐵造こと、出光佐三が愛した仙の絵は、見る者をホッコリと癒してくれる力があるように思います。
仙さんの絵はコチラで見ることが出来ます。
特に「指月布袋画賛」という絵は、まるで子供の落書きですが、優しい布袋様の顔といい、踊っているような腰つきの子どもの顔といい、和まずにはいられません。
また出光美術館を訪ねて、小説と重ね合わせて出光佐三の生涯を追体験してみたいです。
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最初のペンギン

2014年12月08日 | 読んだ
この前Mさんからおススメされた「最初のペンギン」読みました。

こっちは2時間ほどでさらっと読めました。
「外国語を勉強するには?」「何語をべんきょうしたらいいの?」「果たして続くのかしら?」という多くの人が持っている疑問にさらりと答え、まずはためらいをなくして外国語の世界に飛び込みなさいよと言うような内容でした。

韓国のことわざに「시작이 반이다(始めてしまえば半分まで来ているのと同じだ)」というのがあるんですが、正にそうですよね。
どうしようこうしようと悩んでいる間に、パッと飛び込んでしまえばあとはなるようになるのです。

私の目標とする外国語の習得方法とは違いましたが、小説仕立てになっていて、単純に面白かったです。
何か新しく始めたいのに最初の一歩が踏み出せない方にはおススメかな。
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GO

2014年12月08日 | 読んだ
12月8日(月)

「GO(韓国語版)」読了。

これって原作読んだっけ?映画は確かに観た記憶があるけど・・・。
原作の軽快な雰囲気をそのまま翻訳した韓国語版は、訳者キムナンジュの実力が素晴らしいのかすんなり頭に入って来ました。
めちゃめちゃ面白かった。そして切なかった。
図書館にあるなら、金城一紀&キムナンジュの他の作品も韓国語版で読んでみよう。
今まで韓国語の本はたくさん買ったけど、やっぱり買っちゃうと「ま、その内にね・・・」なんて思ってなかなか手に取らないんだよね。韓国語の本を最後まで読み切ったのは今回が初めて。
図書館から借りると期限もあるし、集中して読んじゃうのでこの方法がいいかもね。
実はもう次に読みたい本を予約中なのだ。
今まで以上にどっぷり韓国語に溺れるぞー、おー。
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神と野獣の日

2013年09月05日 | 読んだ
9月5日(木)

松本清張の「神と野獣の日」を読みました。

東京に誤射されたミサイルが飛んでくる。ミサイルが爆発すれば、東京はもちろん、関東一円が壊滅するという。残された時間はあと40分。
その状況を知らされた時、人間は果たしてどういう行動を取るのだろう。

40年前に書かれたとは思えないくらいのリアリティで迫ってくる小説でした。
ミサイルの発射を知らされた政治家たちの動き、ニュースで事件を知った時の民衆の動きや考え。
人間の浅ましさをこれでもかと描く中で、多少の希望が見えつつも、しかし・・・。

自分がこの立場に立たされたら、いったいどういう行動をするだろう?
パニック映画なんかを観てても「ああ、自分は割と早い段階で死ぬなー」って思う方だけど、やっぱり助かりたくて足掻いたりするんだろうな。
かなり面白くて、あっという間に読み終えました。
オススメの1冊です。
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空飛ぶ広報室

2013年04月22日 | 読んだ
4月22日(月)

やっと試験が終わったので、図書館から借りていた本解禁です。
試験の1週間くらい前に「予約していた本が届きました」って連絡が来たんだけど、取りあえず試験が終わるまではと寝かせておきました。予約の多い本だったんで本当はすぐに読んですぐに返したかったんですけどね。

読んだのは有川浩の「空飛ぶ広報室」です。

ドラマも始まってますね。こっちも録画はしてますがまだ寝かせてます。まず原作から入りたい派なんで。

で、本日。モスバーガーの2階でグッと集中して一気読み。
有川テイストのベタ甘はそこまでなかったんですが、でも「ほほう、この人にこう言わせるか」とか「あらあらこのコンビってばそんな過去が・・・」とか、読み進めて行く内にやっぱり登場人物のみんなに感情移入してフルフル震えてしまいました。
そして・・・
最後の章のタイトルが目に入った瞬間、思わずハッと息を飲んで、バーーーっと涙が溢れてきました。

『あの日の松島』

そう、あの日、あの3月11日。
あの日、松島基地で起こったことがほとんどそのまま語られていました。
ちょうど数日前にテレビで“あの日の”松島基地を取り上げていたのを観ていたし、何より小倉の空を美しく飛んでいたブルーインパルスの様子がいまだに目に焼きついている私にとって、この章を涙なしで読むことはとても無理でした。
涙と鼻水を垂らしながら最後まで読み終え、ビーンと鼻をかんで、それでも涙が止まらず、トイレに駆け込んでバラバラ泣きました。

私はたいした思想を持っているワケではありません。右とか左とか言われてもよくわかりません。
でも、有川さんの作品を通して、自衛隊の方々が私たちを守ろうと日々訓練を重ねている事が段々わかってきました。
災害が発生した際、守ってくれるのは自衛隊の方々です。有事があった際にも守ってくれるのは自衛隊の方々です。
私はこの作品に登場する広報室の方々の願う「少しでも自衛隊に理解のある一般人」になりたい。守ってくれようと努力を重ねている自衛隊の方々に感謝して生きていきたい。

さて、これのドラマ化かぁ。
小説の中ではテレビドラマに協力する航空自衛隊とドラマチームのやり取りが、わりとドラマチームのイメージが悪い感じで描かれているんですが・・・ちゃんと航空自衛隊の皆さんに迷惑掛けずにドラマ撮ってるんでしょうねって思っちゃいますね。
ドラマも楽しみ。
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学生時代にやらなくていい20のこと

2013年02月25日 | 読んだ
2月25日(月)

お友達のベリーさんのところで紹介されていた朝井リョウの「学生時代にやらなくていい20のこと」が面白そうだったので読んでみました。


すっげー面白かった。くだらないエピソード満載よ。
朝井リョウさんが書いた「桐島、部活やめるってよ」も読んだことないし、映画も観ていないんですが、映画は結構評判良かったよね。
で、その新進気鋭とも言える作者が、いい大人になって振り返ってみれば赤面するしかないような「若さって馬鹿だよねー」って出来事を書いたエッセイです。
小説なんて書いてる割には、結構アクティブな朝井さん。100キロハイクやフェリーで花火大会へ出かける、脱出ゲーム参加、東京から京都まで自転車で走行などなど、“大学生で作家”というイメージをぶち壊されました。ずっと机にかじりついて、メガネかけてて、ガリガリ執筆してそうなイメージじゃない?(←ステレオタイプ)
お腹が弱いという弱点があるにもかかわらず、これだけアクティブに活動して、しかも執筆活動までされてるなんて、実はメガネなもやしっ子などではなく、体育会系のステキお兄ちゃんなのかも。
何にしろ面白かったので、朝井さんの作品、これから色々読んでみようと思います。
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