111km圏の海

魚採りと飼育の記録

写真を撮り直す

2017-11-26 20:32:38 | 魚達
去年、酷い写真だった『セダカスズメダイ』。
何度も「取り直し」に挑戦したがピントが合わない。小さく素早い『スズメダイ』の仲間の幼魚は写真を撮りにくい。

今日は、日が水槽にさしこむ朝に挑戦。自然光が入る時間を狙った。
結果は…。

PENTAX *ist DS / PENTAX smc PENTAX-FA 1:3.5 100mm -MACRO-
ピントは有っているのだが「色」が不自然。

水槽の表側が「汚れ」ていたかな。汚れではなくアクリルに細かな「傷」?

「傷」に日の光が乱反射?
ひと昔のカメラ、感度を上げて撮っているので「ノイズ」?


久々に「外部ストロボ」を使って撮ってみるか。

日曜日に

2017-11-22 21:26:55 | 魚採り
土曜、日曜と連休だった週末。また、土曜は天候に恵まれず…。
連休なら 1日目に遊びたい。年寄りだなぁ~。

天候には勝てず、日曜に出かける。今回は、港。
時折、風も吹くが気持ち良い。


港に着き、へちを覗き込みながら進む。
船揚げ場へ向かう角を曲がって直ぐオレンジ色が岸壁を這うように動く。魚だ!

網を準備し覗くと、まだ同じ場所に居る。
ゆっくり、網を沈め近づける。
底近くに居るので丸いフレームの網は不利。少しでも上に移動して、お願い。
少し上がった時に、網を被せる。
入っている! でも、直ぐに消えた!
凹みがあるのか~。

網を退け、待つと凹みから顔が出て来る。そして全身が。



しばらくすると人が近づいてくる。「船が帰って来るから、どいてくれ」。
彼の仕事場で遊ぶ私。残念、諦めよう。
荷物を持ち移動しようとした時、続けて彼が、「昼過ぎには、また出船するから」と教えてくれた。
直ぐに、午前の部の客を乗せた「釣り船」が帰って来た。

1時間ぐらいか。他を見に行きましょ。
ぶらぶら、へちを覗きながら歩いたが『ハタタテ』ぐらい。



昼過ぎ戻ると船は、もう居ない。
さて、再開。覗くと居る。
でも、さっきまでと違う。岸壁ではなく底を這っている。底に居たのでは採集は、ほぼ不可能。
網を入れ、岸壁に向けて追うと凹みへ入る。しばらくすると、また底を這っている。
なぜ、底を這う。答えは直ぐに分かった。さっき帰って来た「釣り船」が捨てた「『サバ』の短冊切り」を狙っている。
ならば捨てたと思われる少し離れた場所に有る「『サバ』の短冊切り」を数個、掬い網の中へ。

奴の居る近くに静止させると近づいて来る。さすがに自ら網の中へは入らない。でも、気になる。
そのまま、じりじりと網を近づけると岸壁に向かって後退り。それでも、気になる。
岸壁に付いても、まだ気になる。


凹みの有る場所より、かなり上に移動したのを見計らい網をかぶせる。かぶせられても、まだ気になる様子。
一気に網を上げると、「『サバ』の短冊切り」と一緒に『オキゴンべ』が上がって来た。


PENTAX *ist DS / PENTAX smc PENTAX-FA 1:3.5 100mm -MACRO-

掬い上げた時、今度は外国人が近づいて来た。ヤベェ、外国語は無理。

外国人…「何が居るんですか?」(流暢な日本語)
私………「魚」(不意を突かれ、ぶっきらぼうに答える)
外国人…「食べるんですか?」
私………「「いいえ、家で飼います」(落ち着きを取り戻す)
外国人…「私も『クマノミ』を飼っています」
私………「「イソギンチャク」と一緒に?」
外国人…「最初は「イソギンチャク」と一緒でした でも「イソギンチャク」は死んじゃった」

なんて会話をして『オキゴンべ』を覗き、去って行った。あぁ、ビックリ!



『ニシキベラ属』

2017-11-18 17:18:22 | 魚達
去年採った『ニシキベラ属』。

PENTAX *ist DS / PENTAX smc PENTAX-FA 1:3.5 100mm -MACRO-
『リュウグウベラ』か『キヌベラ』か判別出来ていなかった 1匹。


1年が経ち『キヌベラ』かなって顔つきに。

PENTAX *ist DS / PENTAX smc PENTAX-FA 1:3.5 100mm -MACRO-



今まで外見から判断していた「種」。
外見だけでは結論が出せなくなって「DNA配列」などと言う科学的判定が必要だ、なんて事に。
見た目で分からないと言うのではチョットね。

採って、細胞の一部を検査機関に出して「DNA検査」。
数日たって、あなたの採った魚の「種」は『◎△〇△チョウチョウウオ』です、なんて。

既に「亜種」と思われていたものが独立した「種」として登録されたような事例も有るようだし。






「アマモ」の中の『ヨウジウオ』

2017-11-12 20:59:13 | 魚達
昨日の夜、「アマモ」を植えた。



先ずは植えるのに必要な物集め。
まず「鉢」。大水槽の底砂は「パウダー」 1cm。餌付け水槽はろ過材に使う「礫」同じく 1cmほど。
なので、直接植えることは不可能。予算も無いのでペットボトルを加工。
「土」と言うか「砂」は大水槽から回収。

まぁ、見てくれは…、気にしない。


そして、今日。
濁りも取れて、いい感じ。



それにしても、見事な擬態。
下の写真、『ヨウジウオ』の「胴体」が有ります。

PENTAX *ist DS / PENTAX smc PENTAX-FA 1:3.5 100mm -MACRO-
小さな写真では分かりません。お見事!


「顔」の写真も撮りました。

PENTAX *ist DS / PENTAX smc PENTAX-FA 1:3.5 100mm -MACRO-
ピント合わせるのしんどかったぁ~。

『ヨウジウオ』

2017-11-08 20:55:12 | 魚採り
世間では 先週 3日~5日は連休。でも私は、1休。
その 1休を利用して港へ。

『トゲ』『アケボノ』も居たけど…。スルー。
20cmほどの『ヨウジウオ』のペアを見つけて悩む。



「何処」に入れる?
「餌」は?
うまく育てること出来る?


悩みながらも採る気、満々。ダメだったら戻せばいい。

次の悩み事。
網の目から抜けるよなぁ。掬ったら、素早く網から回収しないと。
気合を入れて掬っても水面から上げると直ぐに落ちてしまう。

幸い、しばらくすると元の場所に戻って来る。

網の中から回収は難しい。
なので、落ちても回収できる場所に素早く網を移動させる。これしかない!
チョット手荒だけど回収は「コンクリート」の岸壁の上で。

先ず、その準備。
海水を汲み、落ちそうな場所に流す。コンクリートの温度を水温と合わす。
少しでもダメージを軽減する。


思惑通りの場所に落ちる。さすがに「細い」。岸壁に撒いた海水が溜まった数ミリの中をクネクネ。





容器に収容、帰宅の途に。だったが途中、寄り道。
『ヨウジウオ』と言えば、「アマモ」。
春に「潮干狩り」に行く浜なら打ち上げられた「アマモ」が拾える。


着いて「ゴミ」が打ち上げられているのを確認。「アマモ」も混ざっているはず。

確かに混ざっているが、状態の良いものがなかなか見つからない。
まぁ、これならと思うのを拾い帰る。



今日の時点で「アマモ」は水槽内に漂い、
『ヨウジウオ』は、その中にひっそりと身を隠している感じ。

心配した「餌」は、冷凍ブラインシュリンプを食べてくれている。



現在、「アマモ」の育て方を勉強中。
先ず、植えないとね。