111km圏の海

魚採りと飼育の記録

今日こそは『チョウハン』

2013-11-24 21:04:10 | 魚採り
今日も、お約束の魚採り。昨日と比べると「風」が少し吹いていたが、問題なしのレベル。点呼では、昨日と同じ方々を確認。


『チョウハン』は昨日と同じ、団体様。1匹逃げれば、皆逃げる。様子を見ていると『セグロ』が現れる。『チョウハン』が落ち着くまで『セグロ』と格闘することに。

今回も「網」をかぶせてから持久戦。逃げ出す「隙間」は無いが、ピタッと壁にへばり付き応戦の構え。「網」を動かし揺さぶりをかけるが、動じない。ならば、「静」の持久戦。15分位経つと「網」の中の『彼』が動き出した。こちらは「静」を続ける。『彼』の動きが「網」の奥に向かった、そのタイミングで「網」を一気に引き上げる。30分近い持久戦は終了し生簀に「10円玉」サイズの『セグロ』が入った。

『チョウハン』との格闘を再開したが敗戦濃厚。気分転換に他に居ないか探すと、居た。5mほど離れた場所に。
「網」は簡単にかぶせる事が出来たが、場所が悪い。『チョウハン』と一緒に握り拳ほどの岩の「出っ張り」。『チョウハン』にとって最高の隠れ家。こちらにとって最悪の障害物。「網」を引き上げるには、この「出っ張り」を避けなければならない。更に「網」のフレーム部分にも凹凸があり「静」の持久戦を続ければ、この凹凸を見つけ出てしまう。かと言って、一か八かの勝負はしたくない。その為には『彼』を「網」の奥に追い込む。どうやって?
チョット乱暴な方法だが、もう1本ある「網」の柄で脅かす事にする。長い柄を1人で2本操るのは結構難しい。脅かす事に力が入ると、「網」が岸壁から離れてしまう。そんな事態になれば、パニックになった『チョウハン』は「網」の外に。そうならない様に、注意しながら柄を操ると『彼』は網の奥に。そこで一気に引き上げる。今回は「動」の短期決戦。(と言っても、最初に揺さぶりをかけたり色々やって15分は費やしたかな。)
ついに、念願の『チョウハン』確保。

採集日和

2013-11-23 20:33:04 | 魚採り
ほぼ快晴。風もなく暖かな日差しの中で「魚採り」。この時期としては最高のコンディション。


いつもの漁港で朝から頑張った。
先ず、点呼。『トゲ』く~ん。『フウライ』さ~ん。『アケボノ』く~ん。『セグロ』く~ん。『チョウハン』さ~ん。いつものメンバーが勢揃い。その中でも『トゲ』くんは、たくさん。


「網」を出して、さて「どなた」から。『チョウハン』さんから行きたかったのですが、採りにくい場所に居るのでパス。

ならば、9日に採れなかった『セグロ』くんにアタック。同じようにかわされ、「網」をかぶせても悠々と泳いでいる。『彼』の自陣で勝負をして失敗を繰り返している思えたので、遠出をしている時に狙う作戦を考えた。なかなか陣地から離れなかったが、1m半ほど離れた時に「隠れ家」に網をかぶせてみた。すると「網」から逃げるのではなく、「隠れ家」に戻ろうと「網」に向かって突進してきた。試しに「網」少し浮かせてみると中に入った!
しかし、この状態になると、いつもと同じ負けパターン。仕切り直しで、再度遠出するのを待つ。そして、今度は『彼』と「隠れ家」の間に「網」を置くと、やはり「網」に向かって来る。「網」をかぶせ『彼』の動きに合わせ、「網」の奥が「隠れ家」側にいくように岸壁と垂直になるように起こすと自ら「網」の奥に向かって泳いでいく。チョット、信じられない行動だったが採る事が出来た。ここまでに要した時間、1時間。

そして、今度こそ『チョウハン』。ジッと、こちらが有利となる場所に動くのを待つ。今日の『チョウハン』は、『トゲ』2匹と『フウライ』と一緒に団体行動。1匹が危険を察知すると皆逃げる。我慢しながら「網」をかぶせるタイミングを探す。今回も「ヤッター」と思ったら網の中は『フウライ』だけ。『チョウハン』は「網」の外。かぶせた後も難なく捕獲。ウ~ン。

今日は、ここまで。明日の再戦を誓い帰路に。


帰宅して、さて収容をどうするか。一番簡単な方法を選択。餌付けが終わった『トノサマ』を「メイン水槽」へ。空いた場所に、今日採った2匹を収容。

「メイン水槽」へ移した『トノサマ』は、今のところ問題なく過ごしている。

『セグロ』

2013-11-21 21:34:06 | 魚達
去年、採った『セグロ』。ここ半年で大きく成長した。単に「大きく」なっただけでなく「綺麗」になった。

まず、下の写真は半年前(今年5月)。

PENTAX *ist DS / PENTAX smc PENTAX D FA 1:2.8 50mm -MACRO-

まだ、幼さが残っている。


そして、次は今月(11月)。

PENTAX *ist DS / PENTAX smc PENTAX D FA 1:2.8 50mm -MACRO-

しっかり、若者に成長した。

時々、急激な成長に「ドキッ」とする事が有る。
今回の『セグロ』も、その「ドキッ」を体験させてくれた。

やっと出てきた

2013-11-17 22:20:26 | 魚達
9日に採った『フウライ』。岩にピッタリ身を寄せて正面をからの姿しか見せてくれなかった。「アサリ」も見ている時に食べる気配は無かった。食べた形跡は後で確認出来ていたが、やはり目視出来ていないと不安が。


そして今日、やっと泳ぐ姿を見る事が出来た。と言っても遠目に確認しただけ。「アサリ」を食べる姿も目視できたので一安心。でも水槽に近付くと、直ぐにいつもの岩肌に身を寄せ見慣れた正面からの姿を見る事になる。

この子の配合飼料への餌付けは手こずりそう。


天気も良く、海日和だったけど家の用で出かける事ができなかった。残念。

久々の出漁

2013-11-10 16:29:51 | 魚採り
昨日、久々に魚採りに出かけた。休日出勤有り、台風有り、ヤボ用有りでなかなか出かける事が出来なかった。

天気予報は、気温は上がらないが午前中は晴れ。期待して、いつもより1時間早く家を出た。と言っても7時。
出際は雲も多く「本当に晴れるの?」と呟き、着いても「晴れてないじゃん!」。少し濁りも有り、光がないと少々辛いのに。おまけに、(冷たい)風少々。船も出払い、遮る物がなく水面も騒めいている。
コンディションとしては少々不満だけど、ヤッパ海は良い。

状況は『トゲ』多し。『フウライ』もそこそこ。『アケボノ』『チョウハン』『セグロ』『ハタタテ』を確認。
そして、この日は「軟骨魚Day」。いつもの『アカエイ(だと思っている)』の他、『ツバクロエイ』『ネコザメ』『ドチザメ(これも、だと思う)』、そしてチョット違うけど『マダコ』。
1日にこれだけの種類を見たのは初めて。


家までお連れしたのは『フウライ』。『セグロ』を採ったつもりが、上がってきたのは『フウライ』だけ。(またか!)
『セグロ』は半月ほど、何人もの襲撃をかわし百戦錬磨と言う事で私の襲撃も難なくかわしたようだ。

「餌付け水槽」に入れた『フウライ』は、岩陰に隠れて今日も確認する事すら出来ない。果たして「餌付け」は成功するのか…。


11月に入ったけど全体的なサイズは小さめ。まだまだ、楽しめるかな。
水の冷たさが身にしみる様になる前に、網に入って暖かい家に連れて行ってもらいましょう。