111km圏の海

魚採りと飼育の記録

漁港へ

2013-08-29 23:58:14 | 魚採り
今年、1回目の漁港での魚採りは「ぼうず」。

いつもの漁港へ行き、覗くと最初に目に入ったのは『セグロ』。幸先良いスタートだと、思わず笑み。他はと探すも『チョウ』は『アケボノ』だけ。その他は『ヒレナガハギ』『コロダイ』ぐらい。と気になる1匹。『スズメダイ』の仲間だと思うが不明。胸鰭が赤系に見えたのだが…。

それでは今日のターゲットは『セグロ』じゃ~んと「網」を出し、海中入れると一目散に深場へ。こいつ、「網」を知っている!
透明度もイマイチの状態で深場へ逃げられたらお手上げ。

浮いて来るのを待っていると、思いがけない「奴」が浮いてきた。『ツノダシ』。ここで『ツノダシ』は初だな。追うか迷ったがヤメ。家まで無事に連れて帰る自信ない。そう、『豆チョウ』を採りに来たので「タンク」が小さい。と言う事で「鑑賞会」。しかし、狩猟民族。ちょっと、チョッカイを出してみた。こいつは「網」を知らない。捕獲は可能(だと感じる)。あ~ぁ、でかい「タンク」を持って来ればよかった。

結局『セグロ』は浮いて来ることなく、他は『アケボノ』だけなので終了。


それにしても『トゲ』を1匹も確認できなかった。今年は、今日の状態を見る限り苦戦しそう。





病室は(その4)

2013-08-27 21:37:56 | 魚達
(その3)は、確か4月。あれから一進一退を続けていた『アケボノ』が仕事から帰ってくると横たわっていた。鰓は動いていない。5月の後半には炎症も癒え、餌もそれなりに食べ回復するかと思っていたが削痩は改善しなかった。体表だけでなく、内臓疾患も有ったのかもしれない。

『フウライ』を入れる事になり「セパレーター」で仕切ったりして穏やかな生活を乱してしまったかな。

やっぱり、「生」にはかなわない

2013-08-26 21:40:14 | 世話
今日の『フウライ』は、「生アサリ」をパクついている。金・土と「冷凍アサリ」を与えたが見向きもせず。唯一「冷凍ブライン」を少しついばんでいた。昨日、「生なら食べるかな~」なんて思いながらスパーへ行き、定価(?)の「アサリ」を購入。

帰って与えてみたところ、直ぐにパクつき始める。そんなに「生」は美味いのか。解凍物の「刺身」を「美味い、美味い」と言って食っている自分とは随分違うな。


今回採って来た『フウライ』、「兜」は被っていないが全身が「1円玉」に隠れるサイズ。去年、採って来た『チョウ』達と比べると、その小ささが際立つ。1年後の君のサイズが「500円玉」からはみ出して、元気に育っている事を祈ろう。

今年、一発目

2013-08-22 20:51:17 | 魚採り
8月も下旬。この時期に今年第一回目の魚採りに出かける。それもここ数年行く事がなかった「県境」越えの遠征。新たなフィールドの開拓を目指して意気込み出かけたが…。結果は散々。先ず、ポイントが見つからず歩き回り時間を浪費する。ある程度ポイントを絞り込んだ後もターゲットを探すのに苦労する。だいたい、タイドプール採集をする予定で行ったのにタイドプールが少なかった事が最大の原因。

それでも、海に足を浸け気分は最高。今回のポイントの傾向は『ニシキベラ』が目立つ。『ボラ』『メジナ』などは少なかった。
ターゲットとなる『チョウ』は『フウライ』と『アケボノ』を見つける。採集したのは『フウライ』1匹。それも極小サイズ。浮遊生活を終わり、磯に辿り着いたばかりと思われる個体。採った時は、砂地の小さな石の陰に居たのを発見。苦労することもなくすぐ網の中でした。『フウライ』は他にも採集を試みたが岩阻まれ振られた。


今回の場所は、シュノーケリングが良さそう。次来る機会が有ればシュノーケリングで再挑戦。

最年長の『ハオコゼ』

2013-08-04 21:05:15 | 魚達
水槽で最年長の『ハオコゼ』、歳のせいか動きが悪い。元々、活発に動く種ではないが餌を捕らえる瞬間の動きは素早かった。
餌を落とすと、ジッと餌を見て沈んで来る餌に向かって近寄り捕食は一瞬、失敗はなかった。

ところが、最近は落ちて来る餌を見失ったりやタイミングを誤り捕食出来ない事が多くなった。
敏捷性と言うより視力が落ちていると感じる。浮いている状態の餌を見つけられない。以前は水面に浮いている餌を凝視しているのが分かったが、この頃は沈みだしてから気づく。アプローチが遅れて捕食失敗と言う事が多い。


2006年に水槽に連れて来て7年。『ナミチョウ』立派な背びれを襲われ今は殆ど立つような棘は無くなり、ひっそり静かに暮らしている。