9月の下旬になり、来年前期の大型展覧会の内容も気になる頃となりました。
今年は、夏からフェルメール旋風が再来し、10月からバロック美術の黄金期を展覧する「リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝」(国立新美術館)、メトロポリタン美術館展(東京都美術館)などが開催されます。
こまかに見ていくと本当に日本美術から現代アートまでこの秋も充実感がいっぱいなので、またその時々に紹介していきたいと思います。
今年の後半期に比べると、その余波でしょうか、来年の前半の大型展が見えてこない状況です。展覧会記事を担当することもあり、これから主要な美術館にあたってみますので、またお知らせします。
ということで、やはり来年の2月から開催される大型の印象派展の「奇跡のクラーク・コレクション」にまた注意を向けてみましょう。
1880年代の印象派からの影響の濃い時代のルノワール作品を主軸に、19世紀フランス美術の幅広い魅力を伝えています。
その中で、クロード・モネの作品は「エトルタの断崖」「小川のガチョウ」が出展されます。掲載の作品は、ノルマンディーのエトルタシリーズの有名な作品ですが、出品される作品は、巨大な岩のアーチとあの茅ケ崎の烏帽子岩のようなオベリスク(方尖塔)の岩山が海中から突出している構図となっています。
1883年にジヴェルニーに引っ越してからも、海外への旅を続け、秋と冬にここを訪れて、あらゆる天候のもとに崖と海岸を配置し、荒波や静かな波間の光のきらめきを描きました。まさにその瞬間の印象をとらえています。
◆奇跡のクラーク・コレクション/13年2月9日~5月26日/三菱一号館美術館
今年は、夏からフェルメール旋風が再来し、10月からバロック美術の黄金期を展覧する「リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝」(国立新美術館)、メトロポリタン美術館展(東京都美術館)などが開催されます。
こまかに見ていくと本当に日本美術から現代アートまでこの秋も充実感がいっぱいなので、またその時々に紹介していきたいと思います。
今年の後半期に比べると、その余波でしょうか、来年の前半の大型展が見えてこない状況です。展覧会記事を担当することもあり、これから主要な美術館にあたってみますので、またお知らせします。
ということで、やはり来年の2月から開催される大型の印象派展の「奇跡のクラーク・コレクション」にまた注意を向けてみましょう。
1880年代の印象派からの影響の濃い時代のルノワール作品を主軸に、19世紀フランス美術の幅広い魅力を伝えています。
その中で、クロード・モネの作品は「エトルタの断崖」「小川のガチョウ」が出展されます。掲載の作品は、ノルマンディーのエトルタシリーズの有名な作品ですが、出品される作品は、巨大な岩のアーチとあの茅ケ崎の烏帽子岩のようなオベリスク(方尖塔)の岩山が海中から突出している構図となっています。
1883年にジヴェルニーに引っ越してからも、海外への旅を続け、秋と冬にここを訪れて、あらゆる天候のもとに崖と海岸を配置し、荒波や静かな波間の光のきらめきを描きました。まさにその瞬間の印象をとらえています。
◆奇跡のクラーク・コレクション/13年2月9日~5月26日/三菱一号館美術館
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