きのうからテレビのBSで、
「地球大進化 第1回 知られざる“生命の星”の秘密」と云うのをやってましてね。
10年ほど前に放送したものの再放送。
その番組の宣伝文句。
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私たちの「母なる地球」は、
小惑星の衝突・融合で生まれ、
海洋蒸発や全球凍結等の大変動を経てきた「荒ぶる星」だった。
微生物で始まった生命は、
大変動を乗り越え、酸素を作り、
目に見える大きさにまで進化してきた。
そのたくましさを幅広い取材で描く。
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「全球凍結」というのは、
地球全体が雪と氷に覆われ雪玉の状態、
いわゆる「スノーボールアース」となった時代がある、と云う仮説。
テレビのCGで見てると、
ガガーリンなら、「地球は白かった」と言いいそうな映像。
その氷の中を生命体はどう生き延びたのか、
なんて話やいろいろ、ほかにもCGを交えてやってた分けですが、
中に、
地底深くの岩塩層から発見された微生物、と云うのが出て来ましてね。
なんでも、何億年もの眠りから覚めて動き出した、
と、云うところを映像でやってました。
最近読んだ科学の本の中に、
「岩の中に棲む微生物」と云うのがあって、
一応知ってましたから、
それほど荒唐無稽とは思わなかったんですが、
それでも、
そんな映像を見せられると、リアルな感じがわきますね。
ほかにも「岩が溶けて蒸発する実験」とかやってましてね、
読んだのと同じ内容でも、
映像で見ると、
活字とはまた違う印象になるもんだと感心しました。
知識と云うのは、ペンキ塗りと同じで、
刷毛でスーッと塗っただけでは、すぐはがれてしまうが、
二度三度と重ね塗るうち、定着していくモンらしいですなぁ。
ああ、それ知ってる、なんて思わず、
繰り返し見て、読んでこそ、脳みそに刻み込まれるモンのようです。