漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

ピストルの弾、数え間違い

2022年07月30日 | 事件

評論家の須田慎一郎さんは、
関西のテレビに出ると「オジキ」と呼ばれることが多い。

それはこの方の見てくれが、
どう見ても、ヤクザの大幹部としか思えない・・・

と云う風貌によるものだが、
そのオジキが先日のラジオでこんなことを語っていた。

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 安倍首相の銃撃事件発生当日に
 奈良県警、実は記者会見を開く予定だったんですよ。

 全く別件の不祥事ですが、
 奈良西署で拳銃の弾が5発紛失しましてね。

 捜査本部を立ち上げ、
 捜査を始めた結果、その警察署のある署員が怪しいとなった。

 で、それを徹底的に締め上げたら、
 うつ病になってしまい、弁護士から人権問題だと抗議される騒ぎとなった。

 処がその後真相が判明し、
 この署員は何の関係もないと分かった、つまりトンデモナイ濡れ衣。

 その真相と云うのが、
 二年ほど前に、弾を新品と交換した時の数え間違い、

 つまり、数え間違いで、
 始めから5発少なく支給していたんですね、

 まったく、ひどい話でね、
 奈良県警の幹部たちは真っ青になり、

「明日の記者発表どうする」と大慌てしてる時、
「安倍さんが応援演説に行くからよろしく」と連絡が入った。

「どうしよう、警備計画。そんな余裕ないぞ」となり、
 前に茂木幹事長が来た時の書類を引っ張り出し、検討もせずそのまま丸写し。

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かくて事件は起こった。

ついでに云うと、
この時の奈良県警トップはキャリア官僚で次の警視総監の呼び声も高かった人、

その人を神戸や大阪や神戸へ赴任させ、
ヤクザの抗争でもあったら出世に響くとあって、

事件の起こりそうもない奈良へ行かせたら、この始末。

マッタク、人の運命とは分からんモンですな。

 



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