漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

旧事諮問禄⑨

2009年02月28日 | Weblog
きのうの続き。 いよいよきょうは、天璋院・篤姫さまの食事風景。、 尚、以下の文中、 「私」は、佐々鎮子氏、大奥での役名は取次、 「公方(くぼう)さま」は、将軍様、 「御台(みだい)さま」は、貴人の妻、ここでは天璋院を指す。 . . . 本文を読む

旧事諮問禄⑧

2009年02月27日 | Weblog
さて、篤姫様の朝食、そのメニューと云えば。。。。。。 質「朝のお食事はどんなものでありますか」 答「(命日などの)   御精進日でなければ、朝からお魚でございます。   朱塗りのお懸盤(かけ)で、二の膳附きでございます。 . . . 本文を読む

旧事諮問禄⑤

2009年02月24日 | Weblog
きのうの続き。 明治の古老に質問した「旧事諮問禄」、 今日は、その中から、「天大奥勤めだった女性の話を御紹介。 答ええているのは、 「旧幕府・中臈・箕浦はな子」、「御次・佐々鎮子」のお二人。 . . . 本文を読む

旧事諮問禄④

2009年02月23日 | Weblog
きのうの続き。 「風俗」と云う言葉を辞書でひくと、 「(ある時代・地域・階層に特徴的に見られる)   衣食住など日常生活上のしきたり。ならわし。」とある。 その風俗の歴史事典、 「日本風俗史事典」の中、【めし】の項よりの抜粋です。 . . . 本文を読む

旧事諮問禄

2009年02月20日 | Weblog
鼻風邪をひいてしまい、 ティッシュくずの中に埋まっておりまする。 「無残やな かぶとの下の きりぎりす」ならぬ、 「無残やな ティッシュの下の 痩せ老人」。 きのうは、まる一日寝込んでしまいました、 今もちゅんちゅんやりながらパソコンにむかってる状態。 では一昨日の続き。明治も半ばになって、 . . . 本文を読む

御上の御用であるぞ

2009年02月18日 | Weblog
一昨日の続き。 江戸時代、 将軍様は、主に鯛ばかり食べたのだそうだ。 その鯛は、その日、魚河岸に上がる一番上等の物を仕入れた。 ただし、仕入れたとは云っても、 市場価格で買うのではなく、 せりに賭ける前に「将軍さまの御用である」と云って持って行ってしまう。 . . . 本文を読む

中川氏、知名度で追いつく

2009年02月17日 | Weblog
「怒るというよりも、笑っちゃうぐらい、あきれている」 とは、 元総理が、 国家のトップである現職の総理に向けて言ったせりふだが、 こんどは、 そのセリフをそのまま、国家の№2たる財務大臣ドノにも進呈せねばなるまい。 かねてから、 週刊誌などでは、 酒の上の武勇伝が噂されていたが、 . . . 本文を読む

赤イワシ

2009年02月16日 | Weblog
きのうの続き。 タイやヒラメが高級魚で、 サバやイワシが下魚と云う意識は、かなり昔からのモノのようだ。 古くは、 紫式部がイワシ好きで、 夫に隠れて食べたというはなしもあるから、 . . . 本文を読む

高価ゆえに尊し

2009年02月14日 | Weblog
誰が言ったか知らない。 たとえ名を知っても、 その人が何を成した人か知らないのだから、知っても意味がない。 ただ、「名言集」に載っているぐらいだから有名な人ではあるのだろう。 私以外の人々は皆、誰だか知っているのカモシレヌ。 で、その名言とは、 . . . 本文を読む

WBC

2009年02月13日 | Weblog
一昨日、テレビで、 我が同居人みゅうたんが、 「阪神タイガースのキャンプレポート」を見ていたのだが、 それを横から覗いて驚いた。 早くもオープン戦、 と、云うのは、まぁ、いいとして、 投げているのが藤川球児、打席に立つのがファイターズの稲葉。 ブルペンでは、 投球練習の合間に、 その対決を真剣な表情で見つめているダルビッシュが居る。 まるで、日本シリーズと云うような緊迫感。 . . . 本文を読む