漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

異聞・かぐや姫 ⑦

2009年07月31日 | Weblog
きのうの続き。 なんだか天上界が騒がしくなって来た。 「地上でなにやら面白そうなことをして居るそうな」 噂が流れ、評判が広がり、 天上界中の神々が集まって来て . . . 本文を読む

毛抜は矢抜き

2009年07月24日 | Weblog
一昨日の続き。 「毛抜」と云う芝居に出てくる、 大型毛抜は、一尺以上もあり、客席から笑い声さえ出ていました。 私も、芝居だからこその演出だろうと思っていたのです。 処が、その後、何ヶ月かして、 「後三年合戦絵巻」と云う . . . 本文を読む

伊曾保物語

2009年07月18日 | Weblog
きのうの続き。 「アリが食べ物を貯蔵する」と云うことは、かなりの昔から知られていたと見える。 なにしろ、 きのう紹介した「蟻と蝉の事」は、 紀元前六世紀とも云われる古代ギリシャの「イソップ物語」にある話なのだから。 . . . 本文を読む

蝉と水飴

2009年07月17日 | Weblog
確か、 桂米朝師の落語全集だったと思うが、こんなふうな小噺を読んだ記憶がある。 尚、江戸時代には、 虫の鳴き声を競う大会などがあり、 参加者も多く、大層、流行したのだそうです。 そのため、鈴虫なんかを売る「虫屋」も . . . 本文を読む