松葉屋瀬川の事・④

保三年、豊前守(ぶぜんのかみ)、大坂城代、御役御免となりて、江戸へ下らるるに付き、久之進も供いたし立ち返り、 . . . 本文を読む

松葉屋瀬川の事・③

あとに残れる後家娘、暮らしに難儀迫りぬる。 時に、たか女へ縁談あり。 鯛屋大和(たいややまと)とて、名の通れる狂歌師、 . . . 本文を読む

松葉屋瀬川の事・②

たか、十六・七歳のころ、町奉行与力、玉井与一右衛門が若党、源八と云う者、たかに恋慕して、 . . . 本文を読む

松葉屋 瀬川の事、①

享保のころ、 江戸、浅草の辺りにて、 小庵に住める自貞尼(じていに)が来由をたずねるに、 この尼、 . . . 本文を読む

花よりカネ

入院した人の見舞いに、 切花はいいが、鉢植えはいけない、とは良く聞く処です。 鉢植えは「根付く」から、と云うのですが、 こんなことは、いつ頃から言い出したのかなぁ。 . . . 本文を読む

自殺と爆弾

「韓国のノ・ムヒョン前大統領が自殺」。。。 ノ・ムヒョン氏の葬儀が国民葬で行われると云うニュースを見て、 ふと思ったのですが、 もし十年先、二十年先、 ノ・ムヒョン氏が再評価される時代が来たら、 きっと、「謀殺説」が、世間を賑わすのではなかろうか、 . . . 本文を読む

保菌者

きのうのテレビ、 日ごろ、 「マスクでウイルスは防げない」と云っているお医者さんが出てきて、 最初に言ったセリフが、 「今日は、東京から来るのに、マスクを持って来ました。」 . . . 本文を読む

「退屈死」

一昨日のこと、 我が同居人みゅうたんが悩んでいた。 「もうすぐ血圧の薬が切れそうだけど、 　病院に行くのもネェ、何となく気持ち悪いしぃ～」と。 . . . 本文を読む

骨のやわらかいうちに

大相撲はモンゴル三強の争い、 その相撲振りを見ていて、 きっと彼らは子供のころからモンゴル相撲を取っていたのだろうな、と思う。 最近冴えない琴欧州はレスリング出身、 . . . 本文を読む

イケメン兼続

上杉家の直江兼続を主人公とするドラマを見ていた。 初陣のイケメン兼続が、 「こいつにも親兄弟がいるよなあ」と、敵と戦えずに苦悩している。 . . . 本文を読む

地獄へ使いに行け！

きのうの続き。 「わずかな落ち度で手討ちにされた」と訴えてきた一族が、 「カネは要らぬから生かして帰せ」と強硬談判。 訴えを取り上げた直江兼続が、さまざまに説得するが、聞き入れない。 . . . 本文を読む

○直江山城の守、閻魔に書を贈りて訴訟人を斬る事

一昨日に続き常山紀談からもう一つ紹介してみます。。。「常山紀談」は、江戸時代も後期の人、湯浅常山が、戦国時代や江戸幕府草創期のころの武人たちの、 . . . 本文を読む

感冒とマスクとお婆さん

もう一週間ほども前になろうか、 スーパーで上品そうなお婆さんが、 「買い物カゴ一杯にマスクを入れ」、買っているのを見かけた。 . . . 本文を読む

かかる卑しきものは

きのうの話だと、 伊達政宗は、 直江兼続に一本取られてギャフンと云う形だが、 しかし、「この話は後世の作り物」と云うのが大方の見る処。 . . . 本文を読む

○直江兼続が事

○直江兼続が事 伏見の城にて、 諸大名の歴々並み居たる中に、 伊達政宗、 懐中より金銭取り出して人々に見せられしに、 . . . 本文を読む