漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

おらぁガメラだど

2021年12月13日 | 歴史

亀がモチーフの怪獣「ガメラ」ってご存知でしょうか、

ウチの息子たちがまだ幼かったころ、
正月映画で見た「大怪獣ガメラ」がエラク気に入ったみたいで、

その後、テレビで放映されたガメラを録画しておいたら、
親に隠れて何回も見たようで、ついには映像が荒れ夕立ちみたいになってました。

処で最近、南米チリで発見された化石が
どうもアンキロサウルスの新種らしいと云う報道がありました。

その復元想像図を見た時、
「あ、これ、ガメラに似ている」と思いましてね。

背中には厚く装甲があり、
長く伸びた尻尾は剣のように振り回せそう。

その背中の装甲が、
亀の甲羅みたいでガメラに似てるんです。

で、そんな映像をいくつか検索していたら、
ガメラの名のある化石にたどり着きましてね。

なんでもコレ、
6500万年前の地層から発見された新種の亀の化石だそうで、

発見した学者が、
怪獣ガメラのファンであった処から、

「シネミス・ガメラ」との学名がつけられたんだそうです。

もっともこのガメラ、
恐竜ではなくあくまで「カメの新種」ですからね。

大きさは20センチ程度、
アンキロサウルスのように10メートルもある分けではない。

はるか昔に生きていたガメラは、
昭和の日本映画の空想上の怪獣から名前を付けられたんですが、

6500万年前のガメラがそれを知ったら、
「俺の名前はガメラだったのか」と驚くかもしれませんな。 (笑)

 


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