松本さんの松本だより

松本市民となって、15年目。
すっかり「地域の人」を名乗りつつ、松本の風景をお伝えしています。

テレ松さん おめでとうございます

2011年06月28日 | 日記
第37回日本ケーブルテレビ大賞番組アワードで、地元ケーブルテレビのテレビ松本さん
制作の『開智小学校6年3組映画制作 教室はロケ現場』が 企画番組部門・優秀賞を受賞しました。

市内各地でちょっとしたイベントがあると、かなりの確立で取材に来られたテレ松のスタッフさんたちと遭遇します。
特に、子どもに関連したイベントには、よく見かけますね~。

そのテレ松さんが、映画制作の現場を、はじめから終わりまで
丹念に取材した記録の番組がありました。

我が家では、ケーブルテレビの契約をしていないので(ごめんなさい)、オンエアされた番組自体は見ていないのですが
それが、日本全国規模の大賞で賞をいただいたとのこと
本当にうれしいです。
おめでとうございます。

保護者でさえも、数少ない授業参観の時間や、休日のロケに観光客の振りして見ることぐらいしかできない教室とロケ現場です。
知らないところで、先生と子どもたちの間で数々のドラマが繰り広げられていたのだわ~
また、それを周囲の人たちが、あたたかく見守り、応援してくださっていた様子も、
あらためて認識することができます。
貴重な映像です。

本当にすごいことです。
みなさまに感謝です。




第37回日本ケーブルテレビ大賞番組アワード
http://www.catv-jcta.jp/award_2011/top.html


市民タイムス テレビ松本の制作番組 2011.06.23 (木) 記事
http://www.map-color.co.jp/times_news/archives/6808.html


大賞の受賞作品が、NHK-BSプレミアムで放送されるとか
CATVネットワーク~すばらしき私の街~
http://www.nhk-g.co.jp/program/life/catv/index.html


テレビ松本ケーブルビジョン ホームページ
http://www.tvm.ne.jp/


不思議な名物品

2011年06月22日 | 日記
信州の名物といわれるものには、特産というわけでもないのに、
ここにしかない
というものが、いくつかあります。

たとえば、塩丸イカ
長野県唯一だったという塩丸イカの会社がつぶれてしまったニュースにはショックでしたが
これを作っているのは、長野県ではなく、
富山県や新潟県や福井県などの日本海側に面したところで
海無し県である山梨県や長野県で売るためにつくられていたということで、
海のある土地の人には縁のない商品だったということなのですね・・・。
信州の人にとっては、貴重な海産物。
イカといえば、塩丸イカなのです。

でも、これって、美味しいのよ~。
食べられるようにするには手間と時間がけっこうかかるので
自分の家ではあまりしませんが。
スーパーで売っているイカリングなんかも、きっと塩丸いかでできているのよね。
しっかりと塩味がついているので、食べやすくて、子どもたちも大好き。

とはいっても、
お刺身で食べるイカも時々恋しくなるのです。
新鮮なお魚を食べたい~!

山のもの、畑のものは、産地直送で豊富ですが、
お魚はやっぱりね~(涙;

今どき、お刺身も生魚もお店にはいくらでもありますが、
なんだか、元気がないように見えてしまって、
買う気がしないし、食べる気もしないのです。。。

そんなときに、出会ったのが
松本の老舗『植田鰹節店』のオススメ商品だという、
かつおせんべい
これもまたおそらく松本にしかなさそうなモノです。

イカとたこと鰹節がたっぷり練りこまれていて、唐辛子がピリッと効いています。

ビールが飲みたくなりますが、
おやつにはもちろん、おかずにもよさそうなおせんべです。

松本名物 かつおせんべい
なんで、松本でかつおなの?というギモンもわいてきそうなのですが
きっと、そういうわけなので。

我が家では大ヒットでした。
店頭限定販売です。
松本に来たときには、ぜひ、お土産に買ってみてください。

植田鰹節店』http://www.dashi-ya.com/index.html
城下町のお殿様の御用達
お店の中は削りたての鰹節でいっぱいです。

麦刈り

2011年06月19日 | 日記
きょうは、夫が勤務している会田の研修農場の畑で麦刈りを家族でしました。
農場といっても、家庭菜園のような感じで、いろいろなものが雑多に植わっていますが
大麦を半分ほど、実って色づいているところを刈りました。

稲と同じように、刈ってから縄で縛って、はざがけにするところまでをしました。
慣れない仕事でまったくはかどらないけど
何事も経験・・・とのんびりやってきました。

量はたくさんではないので、麦茶にでもしてみようという計画です。

どんなのができるか楽しみです。

 

田んぼでは、3代目あいがもさんにもお初にお目にかかりました。
大きくなって、たくさん働いてね。

近くの鶏舎からは鶏の鳴き声がにぎやかに聞こえていました。
朝でなくても「コケコッコー」っていうんですね~

ついでに、蕗も収穫しました。
あまりたくさんとっても料理しきれないので、一掴みほど
トトロの傘にできそうな大きな蕗が、まだまだ採り放題というほど残っています。

 

きょうは、梅雨(というほど雨は降っていません)の合間のドライブ日和で
夫の通勤コースではありますが
りんご畑→そば畑(白い花がきれいです)→麦畑(黄金色に色づいてます)→森林(初夏でさわやか)
の風景を堪能しながらのドライブでした。

 

闘わなきゃはじまらない

2011年06月11日 | 日記
城下町シンポジウムの基調講演、安藤忠雄さんの講演会に行きました。

学生の頃、みんなの憧れの建築家だった安藤忠雄さん
今も変わらずエネルギッシュに活動されていて、
震災復興計画や、親を失った子どもたちへの育英会設立にご尽力のことでした。

自由な発想と、信念を持って、理想を実現していく姿勢は、
建築や都市計画だけのお話ではなく、
これからの私たち一人一人の『生き方』にとてもエネルギーをいただけるように思えました。

仕事がなくても、コンペで負けても、アイデアを聞いてもらえなくても、
いろいろな制約のあるなかでも、信念を貫き、
自分で仕事を創りだしてきたと言っていました。

どこかできいたセリフですが、
『闘わなきゃはじまらない』
と、ずっと闘い続けてきたのかな~と思います。

そして、あきらめずに闘っているうちに
『正しい創造は必ず実現します』
ということで、すばらしい建物がたくさん出来上がりました。

(もしかして、子どもたちの映画づくりも建築も似たようなところがありました?)


日本という国のよいところは、
自然・家族・地域社会がしっかりと結びついていることだそうです。

自然のなくなったところに木を植え、
家族のいなくなってしまった子どもの教育を支え、
ふるさとのよさを大切にして、その場所にあった建物を建てること
を今、一生懸命やっている。というお話でした。
東北に「鎮魂の森」が実現したらいいなあと思います。

城下町である松本が、これからどんな町になっていけばよいかというお話は、聞けませんでしたが
松本には、豊かな自然もあり、家族や地域の繋がりもまだまだ残されているので
それを、大切にしていけばいいのだろうと思いました。

(今朝は子どもたちがお城の床みがきもしてきました。こんな地域の活動も頑張って続けていくことが大事ですね?)


東京大学大学院で行なった講義のテキスト本を購入しました。
サインもしてもらいました。

建築設計には、もう縁はないかと思いますが
人生設計には役にたちそうなので、
(建築学生だったのは遠い昔のことですが)
学生時代に戻ったつもりで、じっくり読んでみようと思っています。


ちなみに、本日の講演会は
伊東豊雄さんが設計された建物で行なわれました。
草間彌生さんとのエピソードも飛び出したりして、面白かったです。



腐草為蛍

2011年06月11日 | 日記
西暦6月11日(土)
暦のうえでは入梅

旧暦では五月十日

二十四節気では、腐草為蛍<ふそうほたるとなる>
腐った草のあいだから蛍が現れ始める頃。
とありました。

きょうは、朝から梅雨らしいしっとりとした雨の日。

我が家の雑草ガーデンでは、ワイルドストロベリーが甘い香りを放っています。

ナメクジさんのごちそう・・・。
腐った草のあいだから現れませんように~☆