松本さんの松本だより

松本市民となって、15年目。
すっかり「地域の人」を名乗りつつ、松本の風景をお伝えしています。

841号

2011年05月28日 | 日記
いつもは、市立美術館前を通り、あがたの森方面の東コースを走っている水玉バスです。今日はたまたま(?)北コースを走るというので、はじめて乗りました。

おそらくクラフトフェア関連でコース変更になっていたのだと思います。

いつもは自宅⇔松本駅は徒歩圏なのですが、
雨も降りそうだったし、買い物した荷物も濡らしたくないものだったので、
バスに乗ることにしたら、ちょうどラッキーでした。
しかも、ふだんは大人190円の料金が、今日と明日な特別に100円ということで、
さらにラッキー

外側は、車体も窓ガラスも全面赤い水玉模様にラッピングされているので、
車内はさぞかし落ち着かないだろうな・・・と思っていましたが、

すごいことに、うっすらと水玉の陰は見えるのですが赤くもなく、
外の景色もしっかり見えるという不思議なデザインになっているんですねー。






車内のポスターは、市立美術館の案内など、しっかり水玉模様になっているんですけど。
細かい配慮がされていることに感心です。

写真はありませんが、
正面の水玉には、草間彌生さんの直筆のサインがされています。

あいがもさん

2011年05月28日 | 日記
ダンナがある小学校に合鴨の雛をつれて行ったそうです。
その小学校では、クラスで合鴨農法の米作りをする学習をするそうで、
勤務先を通じて呼ばれたというわけです。
お世話の仕方などを説明したりしてきたのだと思います。

今日は、クラスの子たち全員がとても丁寧に書いてくれた絵つきの感想文をいただいてきて
えらく感動していました。

子どもたちの素直な表現の絵、すごくおもしろ~い。
合鴨の雛がとても可愛く描かれています。
そばにおじさんがいて
どの子の絵にも、おじさんの頭には、馬のしっぽみたいのがちゃんとついていて。(ダンナの髪型そうなのです)
そういうところって、みんなよく見ているんですねー。

三羽連れて行ったのですが、一羽は死んじゃったんですって。
教室で飼っているので、あんまり可愛がられすぎて疲れちゃったのかな。

残りの二羽は大事に育ててくれる、と書いてありました。

こういうお仕事は、とても元気が出ますね。

また訪問することがあるかどうか分かりませんが、
おいしいお米ができて
みんなが喜んでくれるといいな~と思います。




うちの田んぼも、合鴨農法三年目です。
三度目の正直。
石の上にも三年。


中島潔の世界展

2011年05月22日 | 日記
安曇野市豊科近代美術館 春の特別展『中島潔の世界展』に行ってきました。
義父が中島潔さんの絵がとても好きだというので、家族で同伴しました。

「みんなのうた」の原画 「源氏物語」 「金子みすずの世界」など

ほんわかとしたかわいらしい子どもの絵なんだけど、どこか寂しげな表情
子どものそばには必ず子犬がいて、お地蔵さんがいる。
たくさんの花に囲まれている
隅のほうにちょこっとだけ描かれる、周囲の風景
何も描かれていない空間

などが気になる作風には、絵画というよりもグラフィックデザイン的なものを感じました。

それから
「赤い靴」というタイトルの絵 
  外国の船と着飾った女の子のまわりをかもめと赤い靴が飛んでいる。
「海鳴り」というタイトルの絵
  崩れそうな桟橋に立つ少女が海を見ている。海には赤い靴が浮かんでいる。
二つの絵がなぜかとても気になりました。


今日、お買い上げしたものは

 うめ吉シリーズの絵本
 同 パズル
 塗り絵 2冊
 ポストカード5枚

図録があれば欲しかったのに。豪華な画集は、高くて。。。
うめ吉のぬいぐるみがかわいかったけれど、私的には、お地蔵さんのほうに惹かれます。



美術館の建物は、アーチのモチーフが生かされていて中庭が素敵でした。
エントランスの白い壁の空間が、ホスピタルか修道院のような静謐さを感じます。
展示室をつなぐ廊下は、レンガタイルの床に赤いかべで落ち着いた雰囲気
ゆったりとした気持ちで、絵をみることができます。

常設展示の彫刻は、ちょっとよく分からないのでごめんなさい。

休憩室の大きなテーブルとベンチのいすが気に入りました。

もうすぐバラの季節
お天気がよければ、庭園の散策もよさそうです。


松電に乗って

2011年05月21日 | 日記
真夏日になった今日、松本電鉄に乗って新村へ
電車が大好きな息子ですが、松電に乗るのは初めてで、うれしそう。
2両しかない~と言いながら、先頭に乗ったら、運転席から前方の線路も見えて、
田んぼの中を走る電車が久々に楽しい気分でした。
周囲の田んぼは田植えを終えた頃で、水面に周りの景色が映ってとてもきれいです。
降りた新村駅の駅舎は、木造の懐かしい感じがいい。

茶房楽蔵ぴあの で行なわれたスタディカフェに行ってきました。
麻和先生の講演と、スターダイバーの上映会です。

映画作りの裏話は、え~そうだったの!?
と、スタッフの保護者も知らなかった暴露話や、
映画作りで成長した歴代生徒さんのお話、
「生きる力」を使って何とかしなさい、という無茶な課題に答えていくうちに、
映画が形になり出来上がっていった、というお話が、とても興味深かったです。
2年間スタッフを務めてきた娘①は、時々苦笑いしてましたけど~。

そして、映画も、今回はお客さんとしてゆっくりと楽しむことができました。
なかなかいい映画じゃん
いいこといってるじゃん
と、何度も見ているのに、新しい発見もありました。

地元大学の映画研究部の学生さんから、
子役で出演していた娘②にも声をかけていただいり、
新たな飛躍の予感が。。。
さて、どうなることでしょうか。

上映会の終わったあとは、お食事もしてきました。
美味しかったし、楽しかったです。
お外では、かえるの大合唱でした。

いただきました

2011年05月13日 | 日記
春の山菜

 こごみ
 たらのめ
 ふき
 生しいたけ

労働に対する報酬の現物支給というのか
ご近所からのおすそ分けというのか

 産地直送
 採れたて
 豊かな自然の恵み

を山のようにいただきました。

美味しく食べました。

 大地に感謝。
 働いてくれているお父さんに感謝。
 ご近所の方・職場の方からの心遣いに感謝。


ちなみに、
長野県では、「ごちそうさま」 のことを 「いただきました」
といいます。

ウィキさんによれば

ご馳走さま(ごちそうさま)は日本語の食事後の挨拶である。
「馳走(ちそう)」とは「走りまわる」、または「奔走(ほんそう)」することを意味する。
その後、浄土真宗において、大事な来客をもてなすために馬に乗るなどして
遠方まで奔走して食材を調達した人達への感謝を表す言葉としても用いられるようになった。
さらに「ご」と「さま」が付けられて丁寧語となった。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ということですが、
もともと長野県の食事は貧しいもので、「ご馳走」というものではなかったのだろうと思います。
まさに直接、山から・畑から・田んぼから
採ってきたか捕ってきたかした “命をいただくこと” が、食事をすることだったのでしょう。
なので、食後の挨拶は、「いただきました」 です。

今どき、学校の給食だったら「ごちそうさま」でよいと思いますが。