松本さんの松本だより

松本市民となって、15年目。
すっかり「地域の人」を名乗りつつ、松本の風景をお伝えしています。

今日から2学期

2009年08月19日 | 日記

ミンミンゼミが元気に鳴いています。
やっと夏らしくなってきたなあ・と思ったら、
夏休みが終わりました。
今日から2学期、子どもたちはたくさんの荷物を持って、学校へ登校&幼稚園へ登園しました。

息子の幼稚園は7月23日から。娘①②の小学校は7月28日から始まった短い夏休みでした。
あっという間に終わってしまった・・・

長野県は夏休みが短いということでは、有名らしい。

松本に来てから最大のカルチャーショックです。
私の子どもの頃(神奈川県)は42日間の半分になった感覚。
横浜の小学校でも、秋休みができたり(2期制になってから)、
授業時間が増えたことから8月末の登校日が増えたりしてたけど。。。

学校要覧の年間計画表によると

登校日数 211日
休業日 119日(土日)
長期休業 35日(夏季休業、年末休業+年始休業+冬季休業、学年末休業+年度始め休業)
となっています。

長野は涼しいから、夏休みは短い?
冬休みは寒いから長いのかと思ったら、12月26日~1月6日(ふつうだよね。)
そうそう、春休みはちょっと長い。3月18日(卒業式あたり)~4月2日(入学式が早い;)

そもそも登校日数が多い気がします。
教育県と呼ばれる長野県ならではなのでしょうか?

授業時間数は全国的に決められているはずだし・・・
そんなに授業の進み方が速いわけでもないし・・・。
学校に行って何してるんだろう?

教科以外の行事の時間は多いかも。
運動会に音楽会、スケート・スキー教室、お出かけ学習、児童会や町内子ども会の時間もあります。
そういえば、ふだんの授業にも、体育や図工や音楽の授業時間も多い気がします。
5年生の総合学習もびっちり・みっちりやってるし・・・。
プールにも何度も入っています。

夏は、お祭りだの、地域の行事がたくさん。
地元のかたは、農業や自営業のお家が多いから、子どもの休みはあっても・・・なのでしょうね。
ダンナの仕事も夏休みは無しでした。

私は、自分の実家に帰省してのんびりしたかったけどね~。

2学期は運動会やバザーなどイベントがたくさんあります。
また準備やらなにやらで忙しくなるんだろうな・・・。


お盆には盆踊り!

2009年08月15日 | 地域イベント
お盆です。
義父母の家では、迎盆をし、義姉妹の家族も集まり、にぎやかに過ごしています。
子どもたちは、従兄弟たちとトランプをしたり、花火をしたりと楽しみました。

松本城では、第62回お城盆踊り が開催されています。

家にいても、音楽や太鼓の音が聞こえてきます。
娘①と夜の散歩がてら行ってみました。

博物館前にやぐらが組んであって
ライトアップされたお城をバックにして、とてもきれいです。

小さい子も、おじさんもおばさんも、若い兄ちゃんや姉ちゃんも、
みんな楽しそうに踊っています。

踊る、踊る。
ひたすら踊る。
本格的な盆踊りです。
踊るために集まってきた人ばかり・・・?

こんなの初めて

今まで経験してきた盆踊りは、
夏祭りのついでのようなものばかりでした。
周りには屋台や夜店があって、踊るより食べる、みたいな。。。


ちょっとお散歩に来て、
ちょっと見るだけのつもりが
私たちも、輪の中に入って踊っていました。

郷土に伝わる曲がたくさんありました。
私たちも知っている東京音頭や炭坑節もありました。
やぐらの上の浴衣姿のお姉さんたちを見ながら、真似してなんとかかんとかついていきます。
「浅間節」というのが奥ゆかしい振り付けでいい感じでした。

今度は、きちんと浴衣を着て踊りたいなあ。  

スベリヒユ食べる人?

2009年08月15日 | お料理
スベリヒユ
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%99%E3%83%AA%E3%83%92%E3%83%A6

おそらくどこにでも生えている雑草

娘①はなぜか、雑草食が好きなんです。
食べられる雑草を探しては、試してみます。

彼女の夏休みの自由研究は、庭に勝手に生えてくる雑草調べ&調理実習です。

この夏は、スベリヒユに挑戦しました。
食べてみたら、おいしくてやみつきになりそうです。
お料理も簡単です。

食べ方

さっと茹でて、お浸しまたはサラダのように。
いつもの醤油&マヨネーズでいただきます。
小さい葉っぱは肉厚のワカメのような、モロヘイヤのようなぬめりもあり、
茎はしゃきしゃきしています。

お次は、

茹でたスベリヒユを、醤油とみりんで煮びたしに。
茎は土筆のような食感ですが、煮ると酸味が増すようです。

さらに、
どんな食べ方があるか、ネット検索してみました。

山形県では、「ひょう」といって、常備菜として食すそうな。
天日干しにして保存食にもなるんですって。。

おらほの自慢【ひょう干し】 山形県ホームページ
http://www.pref.yamagata.jp/ou/somu/020020/mm_bk_data/s/oraho_No76.html


雑草なんて言ってごめんなさいね~。

これからは、大事に栽培しよう・・・と思いつつ、
ついつい雑草と一緒に、引き抜いてしまうのでした。

ぼんぼんと青山様

2009年08月09日 | 地域イベント
ぼんぼんと青山様

予定していたぼんぼんと青山様の行事が、雨天のため中止となりました。

 
 1日目。(町会単独の)

午後から雨が降っていましたが、天気予報(一時間毎)では7時から晴れる予報。
早めに雨が上がってくれないかなあ・・・と思いながら支度を始めたら、
中止→延期の連絡がありました。   残念。

その後、予報どおり雨は上がり、虹も見ることができました。

 
 2日目。(地区合同の)

この日の予報では、6時~7時に雨マーク
黒い雲もあるし、遠くで雷の音もしているけれど、雨は降っていないので
支度をして、集合場所のお城へ向かいます。
途中でぱらぱらと降ってきたと思ったら、いきなり土砂降りとなりました。
ぞうり履きの足元も、浴衣のすそも、びしょびしょ。どろどろに。。。

松の木の下や藤棚の下で雨宿りをしながら、とりあへず集合場所まで行きました。

お神輿も途中で動きが取れなくなって引き帰したとか。

娘の髪にさしたぼんぼんの花が~
雨にぬれてすっかりしわくちゃになってしまいました。

 なさけのお花は 
 きょうあすばかり 
 
 ・・・ではなくて
 いっしゅんのうちに
 しおれぐさ になってしまったよ~。

集合場所の博物館前でスギヤのアイスを食べて、解散となりました。  無念。 

近くにいた外国人の観光客が、浴衣姿の子どもたちを見て「ベリーキュート○×△◇□・・・」と、
写真を撮ってくれました。


 3日目。(1日目の延期・町会単独)

3度目の正直で、やっとぼんぼんと青山様を行うことができました。

午前中は雨が降ったりやんだり。
お昼頃にやんだ雨が降らないうちに、1時間早めてのスタート。
まだ明るくて、ちょうちんの明かりがついているのがわからないので、いまひとつ気分は出ませんが。

男の子はお神輿の青山様
その後ろをぼんぼんの女の子たちがうたをうたいながらついていきます。

男の子の元気な掛け声と
女の子のしんみりとした歌声が重なり合って
独特な雰囲気を醸し出していました。

町内の、お賽銭をくれそうな家を一軒ずつまわります。
あたたかく出迎えてくださる方が多く、ありがたいです。

子どもの数は少ないけれど、
PTAの役員さんはじめ、引率の保護者、警備をしてくださる方たちに支えられて
このような行事を伝えて続けていること
参加させてもらえたことに、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

これからも、ずっと続けていけるといいなあ。
それには、私たち大人もがんばらないといけないですねえ。

と、ここまで書いて雨が降り出しました。(今、夜の9時ごろ)
一回だけだったけれど、できてよかった~。

青山神社のつくりかた

2009年08月07日 | 地域イベント
青山神社のつくりかた

青山様は松本城下町周辺で行われている伝統行事で、
町内の男の子が「青山神社」という小さな幟(のぼり)を立てた神輿(みこし)をかつぎ、
「あおやまさまだい、わっしょいこらしょ」などと掛け声をかけながら町内(地区)の各家をまわり、賽銭(さいせん)を集めます。

今朝、青山神社を作りました。
町内の子どもたちがそろって町内会館に置いてある材料を取りに行き、
先生(何でも教えてくれる年配のおじさんがいます)の指導の下、組み立てていきます。
まずは台(四角い箱のようになっている)の中心に心柱をたてて、正面を決めます。
つぎに「青山神社」と書かれた小さな幟(のぼり)を四本、周囲の角に立てます。
そして、箱の中に杉の枝をたくさん挿していくと、「青山」の出来上がり。
真ん中の柱に、近くの山から神さまが降りてきて、「神社」になるというわけです。

神さまというのは、ご先祖様の霊のことです。
亡くなった人たちは、仏様になってお寺やお墓に葬られ、何年も経つと山にお引越しして、山の神さまになるのですって。
日本では、八百万(やおろず)の神と言って、どこにでも神さまがいるけれど、
それってご先祖様のことだったのね~と妙に納得できます。

お賽銭をもらうときには、
「塩まいておくれ」というのですが、
ご先祖様の霊が来るので、お清めしてください。という意味なのです。


青山様は、松本では江戸時代末期頃から行われていて、
もともとは京都で行われていた行事を真似して全国各地でおこなわれていたのものですが、
今でも残っているのは、松本周辺だけなのだそうです。

うちの町会では、今日の夜と明日の夜、ぼんぼんと青山様をおこないます。

このところ毎日夕立があり、お天気が心配です。
が、うちの町会では、いまだかつて雨に降られたことがないのですって!
なので、雨が降ったらどうする?という経験も無いのでした。
雨、降りませんように。


ぼんぼんと青山様~松本のたから
http://takara.city.matsumoto.nagano.jp/city/170.html