海人の深深たる海底に向いてー深海の不思議ー

地球上の7割を占める海。海の大半は深海。深海生物、潜水調査船など素晴らしい深海の秘蔵画像を紹介。奇抜・奇妙な姿に驚愕!!

「トリエステ」 おっと危ない!

2010年01月29日 | 日記
潜水調査船「トリエステ」はガソリンの浮力を利用していて大きな潜水船である。大きくなると支援母船の甲板に揚収することは困難で曳航して調査海域へ運び、ゴムボートで潜水船に乗り移る。 ここが一番危険だ。 ハッチは開いていて波をかぶったら耐圧殻内に海水が入って沈む。 世紀の大イベントでも波は容赦なく襲ってくる。

「トリエステ」の快挙

2010年01月29日 | 日記
1960年に世界をあっと!言わせた潜水調査船「トリエステ」の米海軍による世界最深部への挑戦。 もう50年ほど前のことだがいまだに世界最深部へ挑戦したものはたったこの1回のみである。雑誌ライフの表紙を飾ったほど世界に偉大さを見せつけた。

潜水調査船「しんかい2000」

2010年01月29日 | 日記
JAMSTECの潜水調査船「しんかい2000」は1981年に完成した。水深2000mまで潜航できて3人乗りである。 それ以前は「しんかい」の600mだったので本格的な深海調査はこの「しんかい2000」から始まったと言ってもいい。2002年運航休止まで1411回の潜航を行った。

深海用のダイバーズウオッチ

2010年01月29日 | 日記
ダイバーによる深海潜水の記録は実際の海中で501m潜った記録がある。 潜水シミュレーの中、つまり水深相当圧の記録では701mがある。 つまり今後はダイバーが水深1000mまで潜る時代も来るかもしれない。 ダイバーズウオッチではすでに人類の先取りをして水深1000mクラスのダイバーズウオッチが多く開発されている。

ロシアの原潜「クルスク」の事故

2010年01月29日 | 日記
ロシアの原子力潜水艦「クルスク」は大きな事故でした。イギリスやノルウェー、カナダ、アメリカからも救助の手が差し伸べられました。 水深は108mでしたが最終的にノルウェーのダイバーが分厚い耐圧殻を長さにして5mほど切って内部に入ったのでした。

しんかい2000の切手

2010年01月29日 | 日記
潜水調査船は人気な乗り物でもある。そんな潜水調査船を集めた切手も発行されている。JAMSTRCの潜水調査船「しんかい2000」の切手も発行された。これは外国の切手だが日本ではガンダムのシリーズ切手で「しんかい6500」が発行した。10枚の切手シリーズの中に「しんかい6500」が1枚と2枚入ったものがあった。

ダイビングコンピュータ

2010年01月29日 | 日記
ダイバーズウオッチはダイバーが装備する大切なものだ。従来は潜水時間を計るために使われ、他に機械式のラフな水深計を装備することが義務付けられていた。
 シチズン時計は世界で最初に電子水深計を開発してダイバーズウオッチにデジタル水深計を搭載した。 こうして以来ダイビングコンピュータが時間計測と水深計測を行って潜水時間の管理をダイブコンピュータが行ってくれる。

ジャック・ピカール

2010年01月29日 | 日記
潜水調査船「トリエステ」で重りのバラストを搭載しているのはジャック・ピカールである。自ら「トリエステ」のパイロットとして潜航しているのだ。重りのショットバラストも大切な運航作業だ。

ジャック・ピカール

2010年01月29日 | 日記
米海軍を説得したピカールは新しい耐圧殻をドイツに注文してマリアナ海溝の世界最深部へ挑戦した。 潜水調査船「トリエステ」は2人乗り、ピカールと米海軍のドン・ウォルシュの2名で記録的潜航を行った。

さかなクンと私

2010年01月29日 | 日記
さかなクンは深海魚をはじめ魚のプロフェッサーだ。東京海洋大学の先生やテレビでも大活躍である。 私も有名なさかなクンと一緒に名古屋を中心に講演会を数回行ったことがある。 さかなクンは研究熱心で好奇心が旺盛で魚のために一生懸命である。 去年一緒に写真を撮らせていただいた。

空母「タイコンデロガ」

2010年01月29日 | 日記
 空母「タイコンデロガ」はベトナム戦争の折り、横須賀基地から出航していた。 ベトナム戦争の時代は時折ニュークリアアラートが発令されて、スカイホーク戦闘機に核爆弾が搭載されて空母から発進していた。 ベトナム戦争からの帰り沖縄沖でスカイホークとも核爆弾を1発数千メートルの海底に落下させてしまった。

ADS大気圧潜水服とは

2010年01月29日 | 日記
 漫画のようにガンダムに乗って深海へ行ってみたい。そんなことができるようになった。大気圧潜水服システムADSだ。 服の中は大気圧状態、呼吸をすれば酸素が供給される。手足は自由な関節で歩いたり、腕を曲げたり、ものを掴んだりできる。 研究者がADSに乗って自由に深海を調査する時代も近い。