海人の深深たる海底に向いてー深海の不思議ー

地球上の7割を占める海。海の大半は深海。深海生物、潜水調査船など素晴らしい深海の秘蔵画像を紹介。奇抜・奇妙な姿に驚愕!!

原子力潜水艦「クルスク」の事故

2010年01月26日 | 日記
2000年8月北極域のバレンツ海でロシアの原子力潜水艦「クルスク」は118名の乗員を乗せたまま、水深108mの海底に沈んだ。10月22日に船体を海底で切断した部分がドライドックに回収された。

ADS2000

2010年01月26日 | 日記
原子力潜水艦にもしものことがあったらいち早く駆けつける潜水システムがADS2000だ。一人乗り大気圧潜水服とも呼ばれるシステムは水深600mまでたった20分で潜降することができる優れモノだ。 緊急時は深海ロボットとこのシステムが飛行機で輸送されて、救助に向かう。

深海のウミエラ

2010年01月26日 | 日記
深海の流れの弱い底には泥の堆積物がたまっている。そんな柔らかい底にいるのがウミエラだ。泥の中にしっかりつかまってエラの部分を上に出してエラで餌を取っている。 シーペンと呼ばれるこのウミエラにはちゃっかりとつかまっている生き物がいる。

アルビンの女性パイロット

2010年01月26日 | 日記
シンディー・バンドーバーは女性科学者である。深海をもっと知りたいと潜水船アルビンのパイロットの資格を取って90年代にパイロットとして深海を数多く潜航したのだ。今では熱水噴出孔の第一人者として大学で活躍している。

無脊椎動物の成長

2010年01月26日 | 日記

深海の底にはときどきドキッとさせる美しい生き物がいる。流れによって餌が運ばれるので流れに乗ってくる生き物をもっと捕えようと流れの方向に平面的に成長するのだ。絶えず新鮮な獲物を捕らえようと流れに向かって開く美しい姿。 この画像で流れは右から左へ流れているのが分かる。

深海底の流れ

2010年01月26日 | 日記

 深海の底に棲む無脊椎動物は流れをうまく利用している。この画像を見ると右側からの流れである。大きな身体が流されて左を向いている。 そして触手は流れに逆らって流れの上流に伸びている。 流れによって獲物のエビや小魚が触手に触れると流れを利用してうまく口へ誘導するのだ。これでいち早く口へ運び、逃がすことは少ないのだ。

潜水船「ベン・フランクリン」

2010年01月26日 | 日記
潜水船「ベン・フランクリン」は1969年7月 フロリダパームビーチ沖からノバスコシアのヤーマスまでの1500マイルを北上してメキシコ湾流の潜航調査を行いました。「ベン・フランクリン」は水深600mまでの海中を6名の乗員で6週間潜航し続けられる設計で建造されています。この実験はNASAの予算で実施されました。

竜涎香(りゅうぜんこう)

2010年01月26日 | 日記

 この塊はマッコウクジラの排泄物でごくまれに排泄される竜涎香です。マッコウクジラの餌であるダイオウイカのカラストンビが腸に刺さると特殊な油がカラストンビを取り巻いてやがて腸から離れて排泄されたものです。 お香の材料としては超高級品として扱われ、今でも1グラム2000円もするのです。軽いので長く海を漂ったものが酸化したり、紫外線にあたって品質が良くなり高く取引されます。

プーチン首相も乗船したミール

2010年01月26日 | 日記
 ロシアのプーチン首相は積極的に体験を積んでいる。昨年は潜水調査船ミールに乗船して湖の潜航調査を行った。 これまで一応の安全は確保されているもののやはり危険な潜水調査船にVIPが乗船した例は少ない。これまでもプーチン首相は宇宙飛行へも関心を持っていたが周囲に説得されて断念している。

沖縄沖に沈む核爆弾

2010年01月26日 | 日記
1965年12月5日横須賀基地へ向かっていた空母「タイコンデロガ」は沖縄から110キロ離れたところでB-43核爆弾を搭載したスカイホーク戦闘機を乗員とも落とした。 水深4875mに沈んだ核爆弾は日本の領海内に今でも沈んでいる。

イラク戦争での軍用イルカ

2010年01月26日 | 日記
イラク戦争の中、アラビア湾でイルカによる掃海作業が行われました。海中に設置された機雷の除去作業です。フィンに着いているのは音響追尾装置です。これで機雷の位置を確認して撤去するのです。 機雷は一般の船舶を破壊するので平和利用なのです。