続・辛いは幸せの隠し味

大好きな山歩きを含む日々の覚書
以前のブログは ブックマークの「辛いは幸せの隠し味」で

涙を拭いて文殊山

2016-01-30 15:48:22 | 山歩き
2016/1/30(土)晴れたり曇ったり

ハンセン病の歴史は 朝の連ドラ「あさが来た」の時代背景と同じ頃。

本の中にも 三宅裕司演じる渋沢栄一の名も出てくる。


教えてもらって無く 忘れ去られてしまうような ハンセン病の歴史に ショックを受けたと同時に

この日 もう一つのショックが私を襲った。

それは 大事な親友の事であった。


ちょうど10年前 二人で「明日の記憶」の映画をみて 二人涙した。

鑑賞のあと 映画の中でしていた認知のテストを 自分たちも映画を見ながらしていたと言って 笑ったりもした。


その友の様子が 近頃おかしい。  

おかしいかな?と思い始めたのは 数年前だったが 本人にも聞けず 

家族に相談しようか 私なりにいろいろ悩んでいた。


その友のご主人に 連絡がとることができ 病気のことを告げられた。

それは『若年アルツハイマー』

そして 昨日その友の長男夫婦にも会うことができ できる範囲の協力依頼も求められた。


そんな いろいろなショックな出来事の中 朝の静かなうちに 文殊山へ向った。

決して悲しい涙ではなかった。 むしろ 悔し涙とうれし涙なのかもしれない。

友の家族も病気に対して向き合ってくれているし こんな私にも 多少なりの協力を求めてくれた事が嬉しかった。










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4 コメント

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辛い現実ですね (iwahibari884)
2016-01-31 07:25:41
友の病い、辛いですね。

私も3年前、大切な友が」同じ病だと知りました。
古くからの山友で、岐阜県内でもっとも素晴らしい登山家だと思っていました。

近年は「自然と共存できる子どもたちを育てたい」と「山登り」や「炭焼き」などに専念、一定の目標を達成したら、一緒に山歩きをしよう・・その時がきて訪ねていったら、すでに動けない状態でした。

あまりにも急激な変化に驚きましたが、時々、付き添うことくらいしかできませんでした、

そのとき、そのときを悔いのないように生きる・・大切なことですね。
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Unknown (はな)
2016-02-01 12:05:56
本当に辛い現実ですね。
私も三年前に一番の親友が退職二週間を前にしてクモ膜下で倒れました。退職後は一緒に山歩きすることを楽しみにしていましたが後遺症で歩くことが出来ません。山に入る時はいつも彼女の事を想いながら好きなことが出来る事を感謝しつつ登っています。
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iwahibari884さんへ (NeNe)
2016-02-01 22:34:21
こんばんは。 応援メッセージ有難うございます。

私に何ができるかわかりませんが 今までどおり大事にしたい友なので これからの日々 大事にしたいですね。
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はなさんへ (NeNe)
2016-02-01 22:39:27
こんばんは。
彼女とは 何度か一緒に白山ほか 県内のちょっとした山へ行ったこともありました。
ここ10年ぐらい 山歩きはしてなかったけど もう少し暖かくなったら 足羽山の散策ぐらいから始めてみたいと思ってます。
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