いつも夜寝るときは私の布団の中の、足の間に入って寝るユキですが、ここ数日はお好みが変わったらしく、私の右わき腹あたりにおなかをぴったりはりつけて寝ています。頭をわきの下に押し込むようにして、びよーんと伸びた形です。
実は、足の間にいるよりも、私にとってはこの方が楽なんです。寝返りを打ってユキと向かい合わせになることもできるし、足の間にいるよりはわりと動けて自由がききます。ただし、脇の下にユキが入る形になるので、腕をユキの体の外側に回したままキープしないといけないので、腕は少々しびれますが(笑)
それで、昨晩のこと。すっかり爆睡モードになると、ユキは布団の中でよく動きます。両手両足をぐいーっと伸ばして私の体を押したり、夢を見てキックしてきたり。でも昨晩は、偶然おもしろいことになりました。昨晩のユキは、いつもと逆に向いていて、背中を私につけ、頭も足の方を向いていました。それで、ユキの体を覆うようにしていた私の手のひらに、夜中に偶然、ユキが手をぽん、と乗せてきたのです。
あら、偶然!と「お手手つなぎ」の状態をしばらく楽しんだ私は、腕のしびれを緩和しようと微妙に手の位置をずらしました。自然、ユキとつないでいた手は離れます。でも、しばらくしてまた、私の手にユキの手がぽん、と乗ってきました。
なんだか「おてて、つないで、つないで♪」と催促されているみたいで、未明に一人静かに喜ぶおかあちゃんなのでした。