こういうカメラ目線、なかなかできなかったので、貴重な1枚です。
思い出話をひとつ。
つきがなくなって数日、門のすぐ外に見慣れない白い花がいつの間にか咲いていました。
近所の人も、家人も、はじめて見る花。しかも10月下旬という季節柄、木々や下草は紅葉したり枯れたりしていて、庭や近所の生垣も色味がなくて寂しい季節に、若葉色の草から真っ白な花が咲いているのはそこだけ不思議な感じがしました。
きっとつきからの贈り物だね、と、朝な夕なに眺めて挨拶していました。
その花が、また数日前咲きました。草には詳しくないので分かりませんが、多分今の季節咲くのが本来のような気がします。今は周りの草達に溶け込むようにして咲いています。
あっという間にしぼんでしまい、あとかたもないようにいつのまにか茎ごとなくなってしまうので、写真がないのですが、形はつゆくさみたいな感じで、ずっと花は大きいです。(直径5cmくらい)色は白。
我が家では、多分つゆくさの一種かな、と勝手に思っています。
ユキは、わりとすんなり花を受け入れてくれまして、今ではうっとおしいときは「シャー」と言ってはいますが、寝るときなどは一緒に寝てくれたり、近づいてきた花をなめてくれたりしてくれて、一緒にしてもそれなりに距離を保って穏やかに過ごしてくれています。
が、時々疑問に思っていることでしょう、花の「でっかさ」に。
花は、体重は1.6kgとそう驚くほどのことはないのですが、骨格ががっしりしていて毛質がほわほわしているせいか、見た目はかなり大きく見えます。元々筋肉質のおかげで体重のわりにコンパクトに見えるオシの中でも超小柄なユキとはすでにほとんどかわらない見た目です。なので、ユキからしてみたらどうも「私と余りかわらないくらい大きいのに、まだ赤ちゃんであるというこの理不尽さ!」と思っているフシもあり、なんだか花の赤ちゃんらしい攻撃に戸惑って見えることがあります。そしてきっと「ムキー!」と思っていることでしょう(汗)
まぁ、花はドンくさいところがあるので運動能力では全然余裕で差があるので、軽くあしらっていますが(笑)