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オーディオ機器を構成する電子部品はどう選択するかによって
仕様の数値は同じでも、音質が大きく変化することもあります。
その選択が『最新の情報』と『技術』に裏付けされたものかというと微妙で
そこには設計者の『経験』や『思い入れ』が反映されることがあります。
それならまだ良いのですが、
『営業の意見』とか『評論家の意見』が優先されることも少なくありません。
しかし、お客様はさすがで、こういった製品はまずヒットしません。
ここでは技術だけで見たパーツの選択について書いてみたいと思います。
はじめはコイルです。
スピーカー用のネットワークや電源回路のノイズカットのために使用されます。
コイルで良く問題になるのが鉄芯有か空芯かです。
一般的なコイルは鉄芯に銅線を巻いたもので、
鉄芯だけをなくしたものが空芯コイルです。
空芯コイルがもてはやされたのは80年代初頭にある方が
空芯コイルは低歪といったことからではないでしょうか。
鉄芯入りのコイルは大入力があると磁気飽和をおこしてしまい
歪が発生します。
しかし、空芯コイルはインダクタンスが少なくなりますので
同じ容量のコイルを製作すると巻き数が多くなります。
巻き数が多くなると銅線の長さが長くなり抵抗が増加します。
抵抗を低く抑えるためには銅線を太くする必要があります。
銅線を太くすると価格が上昇します。
つまり、金に糸目をつけないのであれば空芯、
限られたコストの中で最大限の効果を求めるのであれば鉄芯入りということになります。
多くの場合、十分に抵抗値の低い空芯コイルを使うと
スピーカーユニットに匹敵するコストがかかります。
つまりコストは2倍になるのです。
それならば、2倍の価格のスピーカーユニットを使った方が音質は良い!・・・となります。
次回に続きます。
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