『新・製・品・発・表!! vol.6』の続きです。
4月7日(日)のイベント『お花見オーディオフェスタ』で新製品を発表します。
増幅回路を真空管のみで構成したセパレートアンプRaccolta(ラコルタ)シリーズです。
前回までにさまざまなジャンルの音楽で音質をレポートしてきましたが
Raccolta パワーアンプには
ステレオ4w×2とモノラル8wの2つのモードがあります。
これまでのレポートはステレオで行なってきましたが
モノラルでもレポートしたいと思います。
今日はクラシック編です。
このアンプの特徴として古い録音をそつなく鳴らすということが挙げられます。
今回は古い録音も聴いてみました。
ラプソディ・イン・ブルー/バーンスタイン/NYフィル
1958年の録音です。
ステレオ創成期の録音ですが、まったくそう感じません!
低域と高域をバランスよく再生します。
大型スピーカーにあるようなバランスの鳴り方に似ていると感じました。
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲/Rostropovich/Karajan/BPO
1969年の録音です。
中央よりやや左に定位するチェロがいる空間が
とても綺麗に表現されています。
微小な音までうまく再生できています。
これも50年前の録音とは思えない再生音を聴かせてくれました。
ピアノ五重奏曲 ます/アンドラーシュ・シフ(pf)ハーゲン弦楽四重奏団
1983年の録音です。
ピアノが騒がしいのは音源のせいでしょうか。
弦は言うことないのですが・・・。
音離れが良く、スピーカーがそこにあることを忘れてしまうような空間表現です。
サン・サーンス:交響曲第3番「オルガン付き」/小林研一郎/チェコ・フィル
1996年の録音です。
弦と管とオルガンが見事に分離します。
私は岐阜のサラマンカホールでこの曲を聴きましたが
こんなに明瞭には聴こえませんでした・・・。
本物よりリアルかも。
次回に続きます。
上石津の桜です。
今朝は3分咲きであまり変わっていません。
昨日のみぞれのせいでしょうか。
4月7日(日)はイベント『お花見オーディオフェスタ』へお越しください!
『パッシブアッテネーター・キット』発売!
att64に使用されているパッシブアッテネーターをキット化しました。
もちろん、入出力のRCAジャックも半田付け済みでそのままでも使用可能です。
3極管5703使用 真空管バッファアンプキット発売!(限定20セット)
真空管はパトリオットミサイルを生産しているアメリカのレイセオン社の3極管で5703という真空管です。
基盤は完成品です。基盤には電源ジャックや入出力のRCAジャックも接続済みで、電源アダプターも付属しています。
販売は YAHOOショップで行っています。価格は¥10,000(税別)です。