北の森での散策日記

北海道の昆虫(主に蛾・ゴミムシ・カメムシ・ハナアブなどなど)が好きで、冬は鳥や動物を撮影しています。旧ブログ名「自世界」

フタオビホソナガクチキ

2011年07月26日 | 夏の散策日記
天気:晴れで温かい。
今日はいつもより少し遠くに行った。

路上で死んでいる虫を探しいながら自転車を走らせる。
アカウシアブの死骸が多く、コムラサキやシータテハ、クジャクチョウの死骸なども見られた。


キンスジコガネ
車と衝突して少しつぶれているがまだ生きている。
頑張って路上を横断していた。
ちなみに死骸は2頭確認。



コウモリの死骸を発見。
うつ伏せになっていたのでひっくり返した。
これも車と衝突したものだろう。
こうもりを見るのは初めてでもちろん同定は出来ない。
僕の思ってたよりも太っていた。



コウモリには悪いがちょっといいもの見れました。

追加:コテングコウモリだと環境調査系の方に同定していただきました。



オオウラギンスジヒョウモン
シーズン初物。
もう少ししたら沢山出てきてくれることだろう。


某所外灯に夜集まった虫がそのままいるので、そこに寄った。
今回はいくら昼間だからといっても蛾が少なすぎる。
その中での収穫(といっても持ち帰るわけではないが)は2つ。


ナカネアメイロカミキリ
カミキリモドキに似ているちょっとかわった形のカミキリムシ。
センノキの大木がないと生息できない種らしい。



ハガタエグリシャチホコ
これはかなりいい蛾が見れました。
僕はこういう蛾が好きで、この時期はこの類の蛾を沢山見るのが目標である。



ミヤマオオハナムグリ
路上でひっくり返ってもがいていたので助けた。
その代わりに沢写させてもらった。
かっこいい~


大好きなハナムグリで嬉しかった。
この個体は凄く元気でした。



ゴマフアブ
ちょうどいいところにとまったのでいい写真が撮れた。
僕を襲うことはなかった。


近所の蛾を見てみたがこちらも蛾がいつもの2倍くらいは少ない。
その代わりに甲虫類が充実している。


オオユミアシゴミムシダマシ
初見の大型ゴミムシダマシ。
死骸だったので持ち帰った。
外灯には蛾以外でもこういう出会いがあるので、その時はまた違った喜びがこみ上げてくる。



フタオビホソナガクチキ
2年ぶりの出会い。
あの時はフラッシュで背景などがつぶれてしまうことなんて気にしていなかったのでだめだめ写真だったが、今回は2年分成長したのであのときよりはまともに撮影することが出来たので凄くすっきりしました。



モイワウスバカゲロウ
こちらも光に来た個体を確認するのは2年ぶり。
今日は光に来る昆虫層がいつもとは明らかに違う。なぜだろう??

他にはこちらでもナカネアメイロカミキリを確認。

今日は遠くに行ったわりには目的地が休みの日だったのですぐに帰ってきてしまった。
それでも向かっている途中やその帰りの路上に転がっている虫探しが楽しかったので、いい散策になりました。
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2 コメント

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Unknown (nom)
2011-07-26 23:28:20
コウモリは貴重ですね!
フタオビホソナガクチキは、斑紋の色がずいぶんと鮮やかで綺麗ですね。
サラサリンガ、そちらでは少ないのですか。
マイマイさんの記事を読んで見たいと思い探したら、こちらでは普通に見ることが出来ました。
所変われば・・・ですね。
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Unknown (マイマイ)
2011-07-27 20:50:16
コウモリが見れたのはいい経験になりました。

フタオビホソナガクチキはやはりのもすごく足が速かったです。
この斑紋がオオキノコムシ科特有のものではないことを再確認しました。

サラサリンガはこっちでは少ないです。
向こうでは普通なんですね!!
やはり食草に関係がありそうですね。
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