北の森での散策日記

北海道の昆虫(主に蛾・ゴミムシ・カメムシ・ハナアブなどなど)が好きで、冬は鳥や動物を撮影しています。旧ブログ名「自世界」

ササジホソナガゴミムシ

2014年06月29日 | オサムシ科

ササジホソナガゴミムシ
地面を歩いていたナガゴミムシ。
上翅がいい味出してます。
よく側溝を漁ったりピットフォールトラップをしかけているが、それらでは採集できたことがない。

こういうゴミムシがまだ身近に沢山居るのでしょうね。
嗚呼、どうしたら採れるのでしょう~


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セアカヒラタゴミムシの色々

2014年02月12日 | オサムシ科
芝生などで普通に見られるセアカヒラタゴミムシ。
大きくて赤い模様が綺麗な結構魅力的なゴミムシだと思います。


9月25日 札幌市厚別区
上翅赤色タイプ
背中の模様が目立つ。
このタイプが最も一般的なものだと思う。


9月16日 札幌市厚別区
前胸背板が赤いタイプ


ブラックタイプ
黒くてかっこいいですね。
前肢のふ節が太いのでオスです。
オスはツヤがある様です。
上翅赤色タイプのオスもやはりツヤがあります。

それとあと一つ、前胸背板と上翅が赤いタイプもいますが僕は未だに見たことがありません。

セアカヒラタゴミムシなどのゴミムシたちは今は冬眠中です。
早くゴミムシたちに会いたいですねぇ~


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こんな寒い時期に~

2014年02月01日 | オサムシ科
最近うちのブログの記事は野鳥ばっかりで昆虫好きさん退屈させてるな~と感じてました。
本当に最近は鳥見ばっかり行って野鳥の事ばかり考えているせいであります。
これからも野鳥の記事が多いですが昆虫の記事もどしどし入れてく予定なのでよろしくお願いします!!

去年紹介しきれなかった昆虫ネタだけで半年分は余裕で行けそうなくらいどっさりと写真が残っています。
もっと前の昆虫写真もあって山積み状態です。

今日は昆虫写真としては割とタイムリーな記事です。(といっても一か月以上前ですが…)



ケウスゴモクムシ 12月19日 恵庭市
雪が積もる時期、毎日通っている建物の2階の玄関を歩いていたゴモクムシ。
特に日が当たっているというわけではない場所なのに「2階」の玄関を歩いていたとは、この時期飛べないだろうと思うから歩いて来た?
越冬場所は土の中だとすると結構な距離です。
動きはのろのろでも、今は冬眠している時期なのでびっくりしました。
室内に移動させたら元気に動き出しました。
すごい生命力ですね!!

でも今は標本として飾ってあります。
ラベルが面白いですね。
見る人が見ると、きっとゴミムシ掘りで見つけたものと思われるでしょうね。

「にほんブログ村」の野鳥部門に参加しました。
昆虫部門にしようか悩みましたが、とりあえず今は野鳥ということで。
昆虫の記事も多く書きますが、そのときも野鳥部門で参加させてください。
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クロツヤヒラタゴミムシ属の仲間

2014年01月05日 | オサムシ科
晩秋にピットフォールやら外灯回りをやり見つけたゴミムシの中で最も個体数の多かった仲間。(といっても大半は狭義のクロツヤヒラタゴミムシだが。)


クロツヤヒラタゴミムシ 2013年10月30日 札幌市厚別区
ピットフォールでも外灯回りでも圧倒的に多かった。
ピットフォールでは餌なしで一日10個体以上入ることがざらである。



コクロツヤヒラタゴミムシ 2013年8月28日 札幌市厚別区
この時期はゴミムシをまだ勉強していなかったのでクロツヤヒラタゴミムシかな~くらいの感覚で撮影していたが、後で調べてみるとコクロツヤヒラタゴミムシであることが判明した。



オオクロツヤヒラタゴミムシ 2013年11月1日 苫小牧市
ミズナラの朽ちた倒木の下で見つけた死骸。
越冬目的でこの木の下に潜ったのかは不明。
同じ木の下でマルガタナガゴミムシとオオクロナガゴミムシを各1頭得られた。
意識して探し始めた期間が遅すぎたためかこの1頭しか見つからなかった。
上翅は虹光沢が強く、条溝が上の2種より深い。



ヒメクロツヤヒラタゴミムシ 2013年11月1日 苫小牧市
ちょくちょく見るが小型種はみんな本種であり、近縁なウエノツヤヒラタゴミムシを採集できないままシーズンが終わってしまった。
外灯にも積極的に来る種で秋遅くまで見られる。



マルガタツヤヒラタゴミムシ 2013年9月27日 札幌市厚別区
同じ時期にピットフォールで2個体得られたのみの種類。
少ない種ではないらしいので冬眠時期が早いのだと考えられる。



シラハタクロツヤヒラタゴミムシ 2013年9月16日 札幌市厚別区
保育社の甲虫図鑑に載っていなかったのでこの種の存在は知らなかった。
個体数は少ないというが、ピットフォールでは結構得られた。
体色が黒い種だが、写真の個体が赤っぽいのはテネラル(羽化直後個体)だからだという。

オオクロツヤヒラタゴミムシとコクロツヤヒラタゴミムシは個体数が多い種類らしいのだが今回は個体数が少なかった。
越冬する時期が早いので晩秋には得られなかったのかな?
10月中旬はクロツヤヒラタゴミムシとヒメクロツヤヒラタゴミムシしか得られなかった。

この他に北海道にはウエノツヤヒラタゴミムシ、キアシツヤヒラタゴミムシ、キタツヤヒラタゴミムシがいるので来年も頑張ります!!
コメント (4)
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ミヤマゴモクムシ?

2013年12月14日 | オサムシ科

ミヤマゴモクムシ? 9月20日 札幌市厚別区
自宅の車庫の外灯に来た個体。
ミヤマゴモクムシだと思うが写真だけで採集していないので、僕の力じゃうまく同定できないでいます。


同じ個体
保育社の甲虫図鑑
「9-11mm。光沢がやや鈍く、♀の上翅ではより鈍い。頭部は幅広く、下唇基節に歯状突起がない。前胸背板は基部がしわ状に点刻され、凹陥はやや溝状。後角はまるく、基縁の縁どりは、縦しわのある中央部で消える。足は腿節が黒く、脛節の先端部も暗色。」

この個体は前足のふ節からしてメスだと思われる。
光沢が鈍い→○
頭部は幅広い→○
下唇基節に歯状突起がない→わからない
前胸背板は基部がしわ状に点刻される→すごく拡大するとそのように見えなくもない。△
凹陥はやや溝状→○
後角はまるい→○
基縁の縁どりは、縦しわのある中央部で消える→わからない、よく理解できていない。
足は腿節が黒い→○
脛節の先端部も暗色→全体に赤褐色っぽく見える。先端だけ色が違うようには見えないので×


追加:2014年12月4日
ヒメゴミムシである可能性がかなり高いことがわかりました
ヒメゴミムシと当てはまった特徴を青字にて示したいと思います。
光沢が鈍い→○ヒメゴミムシの場合、上翅は密に点刻されるため光沢が鈍い
頭部は幅広い→○ヒメゴミムシは他のAmblystomus属に比べ頭部が幅広いのも特徴だという。(ミヤマゴモクムシは別の仲間です。)
下唇基節に歯状突起がない→わからない
前胸背板は基部がしわ状に点刻される→やっぱり難しい
凹陥はやや溝状→ん~
後角はまるい→△この種と同種と思われる標本を10点ほど確認した結果、全て後角は角ばっていました。この記事の個体は採集してません。写真だけで確定的な判断は出来ないことを実感しました。
基縁の縁どりは、縦しわのある中央部で消える→わからない、よく理解できていない。
足は腿節が黒い→○



近似種
コカラフトゴモクムシ→肢が黄色なので違う。
キタゴモクムシ→足が黒色なので違う。

大体は当てはまるが、わからないものもある。
脛節の色は写真だけの判断では厳しいものがあるので自信が持てない。

これから多くの個体を同定し慣れ、用語の持つ意味をうまく理解し感覚をつかんでいく必要がりますね。

この個体はミヤマゴモクムシでいいのでしょうか。
どなたか、わかる方がいましたらご教授ください!

採集していれば結果は変わっていたかもしれません。
今の僕の力じゃ暫定的にヒメゴミムシだなとしか言えない状況です。
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