イコンのもとに


在宅介護16年が終了後、やっと自分のために生きられる。イコンも描いてます。ブログは書いたり書かなかったり、気分で。

アリとキリギリス

2019年08月13日 | イコン
たまたま観てしまった、
マツコが紐解くバブル時代、
とてもおもしろかったなぁ。

バブル時代とは、
1985年から1991年に日本で起こったバブル景気のことなのです。

今現在、バブル景気の恩恵を受けた人々の明暗がはっきり分かれていて、
これもね、
ほとんどバブルとは関係のなかった私から見たら、 
非常におもしろいんです。
アリとキリギリスみたい。

母の認知症の精神科医といろいろ話すのですが、
バブル景気から何十年経っても抜けられない人が
時代について行けなくて
おいてけぼり高齢者になっているんだそうです。

自分はできるんだから、とか、
人からチヤホヤされるのは当たり前だから、とか、
私を敬って当然よ、とか、
岡山の作家たちをいじめまくっていたイコン画家夫婦みたいなのを
おいてけぼり高齢者、と言うのだそうです。

すでに終わった過去にいつまでもすがりついていて、
特にバブル景気で大金を手にして、
いかにも、自分たちが素晴らしいから
大金を自分たちの才能に払ったと
勘違いしているバブル高齢者がたくさんいて、
そういう高飛車な高齢者を
なぜ面倒を見なきゃいけないのか?
という相談も多くあるのだそうですよ。

私はイコン画家には、 
あなた、おかしいよ、とはっきり手紙に書いてやりましたが、
おかしなバブル世代はたくさんいて、 
依存症のように、頭が固定しているそうです。

私は、バブル時代に年子の子育てで大変でしたから、
ほとんど関係なかったのが幸いでした。
元夫が自分の親族に
「俺に言えよ。どこにでも就職を世話してやるから」と
バブルの勢いで、威張るように話していたのを聞いて
地に足のついてない男だな、と思っていました。
30歳そこそこの男が、
どこにでも就職させてやる、と生意気なことを平気で言うわけですから、
恐ろしいと、私は思いましたし、
これは、頼りになる男じゃないなと思いました。
バブルに浮かれているわけですから。
結果、別れてよかったんです。
今でも、バブル頭ですから。
元夫は、現実を見てない年寄りになってました。
誰もあんたの世話なんかするもんですか。
金があるんなら、施設に入りな。 
勝手なことをしたんだから、勝手に死んでくれたらいい。

明暗がはっきり分かれたバブル世代、
アリとキリギリスですよ。
おもしろいですね。

やっぱり、地に足のついた生活、
人と比べるもんじゃない、
自分の生活、
それを守れた人がアリですよ。

バブル時代に翻弄されて、
人から敬われるのが当たり前と思っている年寄りは
若い人からは尊敬されません。
というか、いじめてくる年寄りには、近寄りませんよ。
こんな年寄りの面倒を見なきゃいけないのか?
と思われるのは当たり前。

バブル時代の結果が、歳をとってから出てきているわけです。
若い時ほど苦労しろ、と昔から言われるじゃないですか。
バブル世代は、若い時、甘い汁を吸ったわけだから、
人をいじめたり苦しめたりした高齢者は、それなりの晩年ですよ。









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アートイベント企画の公私混同

2019年08月05日 | 岡山
あいちトリエンナーレの騒ぎで
他の展示作品の影が全く薄れてしまった。
関係のない音楽関連の宣伝にまで、クレームのコメントが書かれていて、
全くお気の毒でした。
こういうことが起こるのが、私は嫌いなんです。
わざとあの作品を展示しただろうと言われてしまうのもわかる。
テレビで他の作品を観る限り、素晴らしい他の作品もある。
夏休みに親子で楽しむ良い機会が、あの大騒ぎで
「テロがあるかもしれないから、子どもは連れて行かない」という親までいるんです。
結果、中止にはなりましたが、津田大介氏の最初のコンセプト、
なぜ、展示拒否されたのか、みんなで考えるように、、、
ということは叶ったと思います。
こうなるから、拒否されたんです。
あいちトリエンナーレの一部の展示であったのに、
あいちトリエンナーレ全体の印象が悪くなってしまった。
津田大介氏はあいちトリエンナーレ総合の芸術監督だそうですが、
芸術監督としては、大失敗。
他の展示作品に対しても失礼であるな、と私は思います。
政治的云々は、それからだよ。
胸に何かモヤモヤがある今年のトリエンナーレになりました。
こんなことは、芸術監督が、するべきではない。
トリエンナーレとは、全く別に展示するべきだと思いました。
アートイベントの企画者の公私混同は、あまりにもひどすぎる。
自分が展示したい作品を無理矢理、公金を使って持ってくる。
そして、評判は悪い。
みんなのことを考えないんだから、
自分が好きな作品だけ持ってくるんだから、
評判は悪いのは当たり前だよ。
それは、岡山でもあります。

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アートイベント作品の不信感

2019年08月03日 | 岡山
あいちトリエンナーレの騒動は
知事も津田氏も予測できなかった事ではないと思う。
私は、巨額な税金を使って、これかよ、
と思いました。
愛知県の方々が、お気の毒であるし、
スポンサーは疑われただろうし、
他の出品者は、
あの時に出してたのね、と言われ続けるだろう。
愛知県民を危険に晒すアートイベントなど、
辞めたらいいと思う。
芸術、美術を笠にして、
アートディレクターやプロデューサーが
やりたいことをやる、というアートイベントが増えすぎて、
私はアートイベントに出てる作品や作家を
信用していないところまで来た。
前回の岡山芸術交流の残骸、
これはもはや、作品ではない。
岡山芸術交流の、非常に醜い
残骸である。



それに比べて、瀬戸内国際芸術祭の 
なんと平和で、いい展示だろうか。
瀬戸内国際芸術祭のついでに乗っかろうという
岡山芸術交流の浅はかさ。
文字通り、薄い。



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花時計