ムルマンスク便り

-夏の完全白夜、冬のオーロラ- ロシア連邦北西部にあり北極圏最大都市ムルマンスク市(ムールマンスク)の現地情報をお届け。

オーロラ出現報告(2013年9月)

2013-11-15 00:00:00 | オーロラ
 2013年9月に、ムルマンスク州各地に出現したオーロラの様子です。
 9月11~15日にかけて太陽風が高速でその磁場が南向きに大きく振れ、コロナホールも発生しました。更に16~20日にかけて高速の太陽風が吹きました。9月30日ぐらいから太陽面でフィラメント噴出がありこれにより太陽風に乱れが発生、磁気圏も活発になり出しました。
 なので9月はムルマンスク州各地で数度オーロラ観望でき、写真投稿ラッシュでした。



▲ 2013年9月4日 町明かりの真上のオーロラinセヴェロモルスク市(V Ivchenko)



▲ 2013年9月6日 鉱山傍のエリモライオク峠でinロヴォゼロ町ツンドラ地域(M Letovaltsev)


 
▲ 2013年9月10日
 左 :向こうのバレンツ海上のオーロラinロデイノエ町(L Trifonova)
 右 :夏の天の川とオーロラinロヴォゼロ町ツンドラ地域(M Letovaltsev)


  
▲ 2013年9月11日
 左 :イマンドラ湖上空のオーロラinアパチット市(V Dziganov)※宇宙天気ニュース(2013年9月12日付)掲載写真
 中央:イマンドラ湖上空のオーロラinアパチット市(V Dziganov)※宇宙天気ニュース(2013年9月12日付)掲載写真
 右 :おうし座とオーロラinロヴォゼロ町(N Solyanikov)


   
▲ 2013年9月12日(左から)
 1番目:マールィヴジヤブヴル湖上でinアパチット市(V Dziganov)※※宇宙天気ニュース(2013年9月18日付)掲載写真、SBS静岡放送ニュース「森町出身の冒険家渡辺大剛さん 両親と友人悲しみの現地へ」(2013年9月17日放送)使用写真
 2番目:弧状の淡いオーロラinムルマンスク市(L Matsyukevich)
 3番目:湖上のオーロラinロデイノエ町(L Trifonova)
 4番目:湖上のオーロラinロデイノエ町(L Trifonova)※※宇宙天気ニュース(2013年9月18日付)掲載写真


  
 
   
▲ 2013年9月13日(上段左から)
 1番目:虹色のオーロラinセヴェロモルスク市(V Ivchenko)
 2番目:雲の切れ間のオーロラinセヴェロモルスク市(V Ivchenko)
 3番目:湖上のオーロラinセヴェロモルスク市(V Ivchenko)
  2013年9月13日(中段左から)
 1番目:雲の切れ間からオーロラinムルマンスク市(M Shvaiko)
 2番目:燻らせた煙のようなオーロラinムルマンスク市(M Shvaiko)※※宇宙天気ニュース(2013年9月18日付)掲載写真
  2013年9月13日(下段左から)
 1~4番目:町明かり上空のオーロラinムルマンスク市(S Korolyov)


  
   
▲ 2013年9月14日(上段左から)
 1番目:港町上空のオーロラinウンバ市(P Derevsov)
 2番目:北極の空とオーロラinムルマンスク州(V Valeriib)
 3番目:湖面に映るオーロラinムルマンスク州(V Valeriib)※※宇宙天気ニュース(2013年9月18日付)掲載写真
  2013年9月14日(下段左から)
 1番目:秋の湖畔のオーロラinムルマンスク市(V Pupkin)
 2番目:市中心街上空に現れたオーロラinムルマンスク市(M Shvaiko)
 3番目:市中心街上空に現れたオーロラinムルマンスク市(M Shvaiko)
 4番目:秋の森とオーロラinムルマンスク市(M Svistnova)


  
▲ 2013年9月15日(左から)
 1番目:イマンドラ湖上のオーロラと流星inアパチット市(V Dziganov)※※宇宙天気ニュース(2013年9月18日付)掲載写真
 2番目:森を見上げてinセヴェロモルスク市(V Ivchenko)
 3番目:冬の星座の中に現れたオーロラと流星inセヴェロモルスク市(V Ivchenko)


    
   
▲ 2013年9月16日(上段左から)
 1~5番目:森を見上げてinムルマンスク市(M Svistnova)
  2013年9月16日(下段左から)
 6~9番目:森を見上げてinムルマンスク市(M Svistnova)


  
 
▲ 2013年9月17日(1段左から)
 1~3番目:湖上に現れたオーロラinムルマンスク市(V Pupkin)
  2013年9月17日(2段左から)
 4番目:アーチのようなオーロラinロデイノエ町(L Trifonova)
 5番目:消えつつあるオーロラinロデイノエ町(L Trifonova)


  
   
   
▲ 2013年9月19日(上段左から)
 1番目:マールイ・ヴディヤヴル湖上のオーロラinアパチット市(V Dziganov)
 2番目:夜の深秋とオーロラinロデイノエ町(L Trifonova)
 3番目:市街地上空のオーロラinムルマンスク市(M Letovaltsev)
  2013年9月19日(中段左から)
 7~10番目:オーロラの動きinムルマンスク市(T Krasnyh)
  2013年9月17日(下段左から)
 11~14番目:オーロラの動きinムルマンスク市(T Krasnyh)


  
▲ 2013年9月20日(左から)
 1番目:ゴレラヤ丘からinムルマンスク州(A Shishov)
 2番目:都会の喧騒から少し離れてinムルマンスク市(M Kuzymin)
 3番目:秋の夜長とオーロラinムルマンスク市(M LKuzymin)


   
▲ 2013年9月21日(左から)
 1~3番目:マールイ・ヴディヤヴル湖上でオーロラ乱舞inアパチット市(I Orlov)
 4番目:微かなオーロラinアパチット市(R Goryachii)



▲ 2013年9月21日(左から)
 オーロラとテントの灯りinセヴェロモルスク市郊外(S Malinin)


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2 コメント

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24年ぶりに… (achernar)
2013-12-08 19:29:49
 こんばんわ!!

 何年か前にもコメントを投稿しましたソ連時代末期にムルマンスクを訪れた者です!

 その時、3泊の滞在で、偶然、アルクチカホテルの3階の窓から見てしまった緑色の揺れたり渦巻くオーロラが忘れられず24年ぶりにどうしてももう一度観たくなりました…

 ただ、休みがあまり取れないのでムルマンスク再訪は諦めましたが、出来る限りムルマンスクに近い場所で…、11月28日から3泊5日でムルマンスク西方約200kmのフィンランドのサーリセルカに行って来ました。

 フィンエアーでしたが、今の飛行機は前の座席の後ろに液晶画面があって現在の飛行地点を詳細に表示してくれるので見ていたら、北緯70度のノリリスクよりも北上した飛行機はムルマンスクとアルハンゲリスクの間の白海を通ったので、懐かしさで感無量でした…

 正午に離陸したばかりの頃は松戸とか前橋などの地名が表示されていた画面上にその日の夕方にはムルマンスクとアルハンゲリスクが表示されてその間に飛行機のアイコンが一路ヘルシンキに向かっていました。

 目を閉じると、24年前、ハバロフスクから8日目の朝(当時は時間があったのでハバロフスクから鉄道でロシア号アルクチカ号をモスクワで宿泊せずに乗り継いで入りました)終着も近いカンダラクシャで朝日に映える凍った白海に架かる鉄橋からの景色を思い出しました。

 今回は運良く、サーリセルカ滞在3泊とも天候にも恵まれ3日間ともオーロラにも遭遇出来ました。

 特に11月29日の夜のオーロラは空一面に七色の光を放ちながら激しく揺らめいて、驚きました…きっと東へ約200kmのムルマンスクでもすごかったのではないでしょうか?

 時々、懐かしく拝見させて頂いております♪
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achernarさん、こんばんは。 (MOPAchka)
2013-12-11 05:17:50
カキコありがとうございます。
ソ連時代の訪問者からの貴重なお便りです。
日本では見られない、息を飲む極北の冬景色をご覧になったのですね。またお時間ありましたら、こちらへもどうぞ。
11月29~30日は大規模オーロラでしたね。時間は22時ぐらいでしたが、筆者も運よく見ることができました。こちらでは七色ではなくて乳白色の帯状で、丁度空を南北に分断するように現れました。11月のオーロラ出現報告に写真を掲載します(2014年1月15日頃ブログ上にUPします)。
これからも弊ブログご愛顧ください。
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