20日(金)は雨が降りそうな、どんによりした曇り空のお天気でした。傘を差したご婦人もいましたが、なぜかポツリと感じたのでしょうか。私は傘は要りませんでした。
会社員時代、私は仕事の都合で、時々海外へ出張しました。でもメキシコへは行くことはありませんでした。アメリカ・テキサス州のサン・アントニオまでは行きましたが、(旧メキシコ領)ラテンの感じはあったのですが、その先へは行ったことはありません。また、アメリカ・カリフォルニア州サンジェゴの国境まで出かけて、何かの都合があり、フリーウエーを引き返したこともありました。7,8年ほど前に、アメリカ・ロサンジェルスから乗船して観光目的のクルーズで、太平洋側をはじめてメキシコに行くことができました。幾つかの小都市を訪れた印象はメキシコ本質というより、寂れた裏庭という感じでした。昨19日にメキシコのある街角のレコード屋でその時買ってきたCD音楽を、久しぶり何気なく聴きました。その中から「ラ・ゴロノリーナス」(スペイン語でツバメ)が出てきました。古いメキシコ民謡だそうで、少々名に合わないスローなテンポのこの曲は、ノスタルジックな民謡です。私は若い時から聴いた覚えがあり、懐かしく聴きました。今日ももう一回聴いています。日本人ギタリスト等も以前には結構多く弾いたり、唄っていました。 3年前、観光でアメリカ・フロリダから、またクルーズでカリブ海を渡り、メキシコ南部(コスメル)などへ行きました。こちらの方が、太平洋側よりやや退廃的で、開けて見え、かなり米国ナイズしているようでした。その時に買ったテキーラ人形のお土産は、まだ口を開けずに今もソンブレロを被ったままになっています。私には「メキシコ」は、意外にいろいろな思い出のある国です。