楽しく愉快な人生を

ー いつも模索しながら ー

「たこ焼き」屋台を眺めて

2012年01月05日 | 日記

5日(木)は一時キツイ風の寒い一瞬もありましたが、昼ごろからは暖かい午後になりました。風もなく厚手のコート、下にセーター姿では少々暑い感じでした。

用事で阪急豊中駅前まで出かけました。数店の大手銀行支店のすぐ横、場所としては一等地に「たこ焼き」屋台がありました。今日は、正月明けの午後2時ごろで明るい時間でもあり暇そうでお客の姿は見えません。一般にこういう蛸焼きやお好み焼き、うどんのような食べ物を「粉もの」と言ってきました。昔、ある呑み屋で同僚から「粉もの」は大阪料理の類に含めるか否かと質問され、カウンターの向こうから、おかみさん曰く「料理でしょう」、と返事がありました。その時、大阪料理という懐石のような伝統的和食の料理を頭に浮かべていた私は判断に困りました。味付け特に薄くちしょうゆや昆布だしなどをいかに料理でうまく使って美味しくするのか、が大阪料理の基本だと教えられました。でもそのおかみさんは付け加え、粉もののほとんどは社寺の祭日屋台でインスタントに仕上がる客待ちさせない食べ物だから真剣な料理ではないです。大阪を代表する料理と思われると、間違いです。あくまでインスタント料理です。でした。たいてい「お兄ちゃん、若い男」が屋台には多くて、本格的職探しの一時しのぎの人が多いようにも見えます。