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ー いつも模索しながら ー

あるビル陰のモニュメントを見て

2014年04月21日 | 日記

21日(月)はどんよりしていました。天気予報では雨で気温も幾らか低いとされてましたが、雨も気温低下もありませんでした。

ある千里中央のビルの陰に、不思議なモニュメントがあります。高さ、幅共に約3m位はあるでしょう。沢山人の通る物陰で、皆さん、見ているようで見ていない不思議な場所にあると言えます。書いてあるモニュメント名が”transfiguration”linkⅢ になっています。transfigurationは辞書を調べると変形、変貌になっています。link Ⅲは辞書にないので、無理やり自分なりに訳すると 「三つに絡める」としますが、どうでしょう。大きな鋼鉄製の輪を三つくらいに捻じ曲げてモニュメントにしています。作成者は Mitsuo Takeuchi と日本人名でした。私の技術者時代(40年近く前の若い頃)は最も鉄を使いましたので多少わかります。この作品は、比較的柔らかい鋼鉄をねじまげて作り上げたものでしょう。外見の光っているのはメッキでしょうか磨きでしょうか。でも機械でもこれはかなりの曲げ応力が必要でしたでしょう。私の言葉で行くと、”ひんがらめて”いる作品となりますね。ちょっと野天の飴細工屋さん的です。


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2 コメント

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Unknown (ミッチ)
2014-04-23 17:49:21
個人的な趣味・趣向からすると、この作品は私の気に入りました。形も素材も気持ちに訴えてきます。この近所の公園や広場にも似たような「前衛的作品」が見られますが、そのいくつかは形から、また素材(鉄錆びが出ている)から、見る度に不快感を与えられます。
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確かに前衛的、流線的で (山さん)
2014-04-24 16:20:31
ミッチさん。金属学的な見方でなく、美的な芸術として素直に見れば、ある一面は美しいのでしょうね。鉄錆も絵具で塗る色とは違う美しさもあるのかも。何でも美的に受け取るか否かで決まりますね。形で、この作品は流線形が良いです。山さん
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