
美女を見ると興奮しすぎて鼻血を噴出するのを克服したサンジは、ここ「リュウグウ王国」で幸福に酔いしれていた。

ルフィは、魚人島でジンベエと再会する事を楽しみにしていたが、生憎ジンベエは島に不在だった。
頂上戦争で七武海を辞めた為、魚人海賊団だった魚人達は島に居られなくなり、ジンベエ親分と共に、魚人島を出て行ってしまったと聞いて、ルフィは少しがっかりした。

そんな時メダカちゃん達が、はるばるリュウグウ王国からネプチューン3兄弟が、不法入国者を探して「人魚の入り江」にやって来た事を告げ、不法入国の張本人であり、海賊である”麦わらの一味”は身を隠した。

人魚達は、ルフィ達を見かけていないと口裏を合わせて庇ってくれていたのだが、人魚の胸に顔をうずめて身を隠していたサンジが我慢の限界に達し、大量の鼻血を噴出してしまった。

不法入国者を発見した王子達は、王国の戦士「アンモナイツ」を出動させたが、船医チョッパーがそれを制した。すぐに輸血しないとものの数十分でサンジが死んでしまう、「S型RH-」の献血をお願いしたいと皆に呼びかけたが、皆は暗い顔で黙ってしまった。
人魚達のかわりに、輸血が出来ない理由を説明したのが、それまで隠れていた魚人海賊団のハモンド達であった。
「”下等種族”の人間に血をくれてやろうなんて物好きは、この魚人島にはいないよォ!!そんなものを差し出せば、『人間を嫌う者達』から『闇夜の裁き』を受ける!!!
この国には古くからの法律があるのさ!『人間に血液を分かつ事を禁ず』!!!これはいわばお前ら人間の決めたルールさ!長い歴史において・・我らの存在を化け物と恐れ、血の混同をお前達が拒んだ!!魚人島の英雄”フィッシャー・タイガー”の死も然り!!種族構わず奴隷解放に命を張った男が・・・・・!後の流血戦の末、血液さえあれば生きられた命を落としたのは、心無き人間達に、供血を拒まれ・・・・死んだ!!!」
これには、ルフィは何も言い返さなかったが、ハモンドがルフィ達を”新魚人海賊団”船長ホーディ・ジョーンズの元へ力ずくで連れて行こうとする事は拒み、【JET銃(ピストル)】で一瞬にして3匹の魚人を倒し、魚人が連れていた海獣は手も触れずに覇気だけで大人しくさせた。

王子達がルフィの戦いぶりを感心して見ている間に、ケイミーは王子達の乗ってきた「リュウグウ号」を奪うと、ルフィ達を乗せて町の港へと向かった。そこに行けば、人間がたくさんいるので、献血してもらえるかもしれない、と。
ただ、どういうわけかここ一ヶ月程、人間がやって来なくなっているので、うまく同じ血液型の人を探し出せるかには一抹の不安があった。
「リュウグウ号」を奪われ、”麦わらの一味”を見失った王子達はしばし困り果てた。
彼らが”麦わらの一味”を探していたのは、不法入国者逮捕の為ではなかったのだ。それより、彼らなら入国審査を受けて貰う必要さえなく、王宮へ招待するつもりであった。フカボシ王子は「ジンベエの伝言も伝え損ねたな・・・・」と悔しそうにつぶやいた。

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