
大監獄インペルダウンの騒動は、ようやくマゼラン署長の耳にも入ることとなった。
侵入者”麦わらのルフィ”に加担している脱獄囚3人の身元も割れた。

マゼランは、レベル4での配置を指示した。
3隊に分かれて、2つある階段をハンニャバルと、サディちゃんに守らせ、残る部隊は”麦わら”達を追わせた。


レベル4は巨大な鉄釜になっており、フロアに入れば煮え滾る血の池と、燃え盛る火の海が口を開けている。
その暑さは、レベル3の比ではなかった。

その焦熱地獄にありながら、平然と収監されていたのはバロックワークス社のMr.1であった。

マゼラン達はレベル3からの通路を塞いでいたが、ルフィ達は、ケンタウロスとの闘いの衝撃で床を破壊して、床ごと火の海の上に落下していた。もちろん、火の海に落ちる前に逃げて無事である。
レベル4に着くと、厨房の方からのいい匂いに釣られてルフィが走り出したが、その方向にはマゼラン署長がいた。
ルフィは、レベル4でこの大監獄のラスボス、マゼランと対峙することになる。


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