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ワンピースまんがぱうち(レビュー・ネタバレ)

ワンピースをまとめながら、フラグとなる詳細を記録しつつストーリーを追っていきます。

45巻-432話 びっくり箱 (新しい時代へのうねり-2)

2016年09月12日 | エニエス・ロビー編





ルフィの祖父は、なんとあの海賊王ゴールド・ロジャーの天敵とも言われる、海軍の英雄ガープ中中将だった!!!これには一同驚愕だった。




ルフィは皆に「絶対に手ェ出すなよ!!!殺されるぞ!!!おれは昔じいちゃんに何度も殺されかけたんだ」と忠告した。
ガープは「わしがお前を千尋の谷に突き落としたのも、夜の密林に放り込んだのも、風船にくくりつけて空に飛ばしたのも、全て貴様を強い海兵にする為に鍛えてやったんじゃぞ!!
最終的にはエースと共に友人に託して修行させたが、わしはお前を強い海兵にする為に鍛えて」
と祖父の愛と希望を主張した。

一同は、ルフィの底知れぬ生命力の根源を見たような気がした。
そして、ルフィの自分勝手さは筋金入りの遺伝であり、じいちゃんの方が自分勝手度がさらに酷いことに一同は驚いた。


ガープは「”赤髪”に毒されて海賊なんぞになりやがって、くだらん!!!」怒鳴ったが、ルフィは「シャ・・シャンクスはおれの命の恩人だ!!悪くいうな!!!」と言い返したが、すぐにじいちゃんの愛の鉄拳に「ギャーごめんなさいっ!!!」と謝っていた。
じいちゃんとはいえ、海軍。ルフィは海軍中将に対して、完全に闘争心が折られていて、このまま海軍に連れて行かれると一味の事態はヤバイこととなる。
が、ガープはルフィ同様、強いが緊張感がなかった。













ルフィは知らなかったが、”赤髪のシャンクス”は、いまや”白ヒゲ”に並ぶ4人の大海賊のうちの1人であり、「グランドライン」後半の海にまるで”皇帝”のように君臨する”四皇(よんこう)”と呼ばれるまでになっているらしい。



”四皇”をくい止める力として「海軍本部」と「王下七武海」があり、この”三大勢力”のバランスを失うと世界の平穏は崩れる程の巨大な力なのだと、じいちゃんは説明するも、ルフィは聞いちゃいなかった。
「よくわかんねェけど、元気ならいいや。懐かしいな・・・」と改めてシャンクスから預かった麦わら帽子を眺めた。
”赤髪のシャンクス”とルフィが旧知の仲である事に、「王下七武海」の元にいて、世界情勢に詳しいロビンが驚いていた。


そこに、海軍本部登場に気付いて大慌てで戻ってきたゾロが駆け込んできた。
ガープは威勢のいいルフィの仲間に気付くと、二人の若い海兵に「どれお前ら、止めてみい」と命じた。

金髪の男は「ククリ刀」という珍しい刀を武器としてゾロに挑み、それはなかなかの腕前だった。

金髪の海兵を止めに入ろうとするルフィに、【六式】で戦闘を挑んだのは、ピンクの髪の男だった。だが、六式の頂点を極める『CP9』とやりあう実力を持つルフィとゾロの前に、若き二人の海兵は敵ではなかった。




するとルフィに抑え込まれていたピンクの髪の男が「やっぱり強いや、さすがだ!参りました。ルフィさん、ゾロさんお久しぶりです。ぼくです!!コピーです!!!」と名乗った。
ルフィの知るコピーはもっとチビで、もっと贅肉だるだるの頼りない感じの男だったが、見違える程に逞しくなっていて、ルフィとゾロは驚いた。






ルフィとゾロと別れてから、コピーは海軍本部曹長に、金髪のヘルメッポは海軍本部軍曹となり、共にガープ中将の元で鍛えて貰っているのだと言う。
ちなみにヘルメッポは、ゾロを磔にして死刑にしようとした、モーガン大佐の七光りバカ息子である。


再会に喜ぶルフィに、ガープじいちゃんはもう一つの爆弾発言を落とした。
「そういえばルフィ、親父に会ったそうじゃな」と言う。
ルフィは会うも何も「え?父ちゃん?おれに父ちゃんなんているのか?」と存在自体を知らないでいた。

ガープは「なんじゃい、ローグタウンで見送ったと言うとったが名乗り出やせんかったのか・・。お前の父の名は『モンキー・D・ドラゴン』革命家じゃ」と鼻をほじりながら教えた。




息を飲む暫しの沈黙の後、海兵達や”麦わらの一味”にココロさんもフランキーも度肝を抜かれ、上へ下への大騒ぎとなった。その驚愕ぶりは、ルフィのじいちゃんがガープ中将という事実を知った事の比ではない。




この場で「革命家ドラゴン」の名を知らないのは、息子であるルフィただ一人だった。
ロビンは動揺を抑えながら、ルフィにかみ砕いて説明した。

海賊は自分から政府や海軍を襲う事はないが、それとは別に、「世界政府」を直接倒そうとしている勢力があり、それが「革命軍」で、その頂点に君臨するのが「ドラゴン」という男なのだ。
今、世界中の色んな国々でその思想が広がり、王国に反乱をまねき、いくつもの国が倒れている為、政府は黒幕「ドラゴン」を、「世界最悪の犯罪者」として躍起になって探しているが、素性の片鱗すら掴めない”完全なる謎の男”であった・・・のに・・・

ガープがあっさりと、ドラゴンの素性を喋ってしまったのだ。
しかも、海軍中将の息子、「エニエス・ロビー」や撃沈させた海賊の父親・・・!!!
ガープは「あっ!!コレやっぱ言っちゃマズかったかのう!!じゃ、今のナシ」とこれまたあっさり打ち消した。







世界政府がどうしても入手できなかった、世界の謎がここにあっけなく暴露された。





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