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ワンピースまんがぱうち(レビュー・ネタバレ)

ワンピースをまとめながら、フラグとなる詳細を記録しつつストーリーを追っていきます。

550話 海軍本部    (マリンフォード-2)

2017年01月10日 | 頂上戦争編




世界は、戦争始まりの事態に不安を立ち込めさせていた。
【南の海サウスブルー】や【東の海イーストブルー】の人々にとっては、「白ひげ」は一昔前の海賊だ。それでも老人達はその脅威を口にして、若者達に「白ひげ」の大物さを説いた。

【北の海ノースブルー】や【西の海ウェストブルー】での「白ひげ」の脅威は薄まっておらず、【グランドライン】の人々にとっては「白ひげ」の脅威は現実そのものであった。グランドラインに住む者であれば、小さな子どもでも「白ひげ」の脅威を知らぬ者はおらず、人々の不安はピークに達しようとしていた。


海軍本部のあるマリンフォードの住人達には既に避難勧告がでており、避難先のシャボンディ諸島から大型モニターによって公開処刑の様子を見守っていた。
各地より集まった報道記者達も、シャボンディ諸島の大型モニターから世界へ情報発信すべく集結していた。




時は正午を告げた。
処刑3時間前、罪人を処刑台へと送る時間だ。

エースは長い長い処刑台への階段を昇りながら、ルフィとの約束を思い出していた。
「おれ達は絶対にくいのない様に生きるんだ!!!」



「いつか必ず海に出て!!思いのまま生きよう!!誰よりも自由に!!!」



海軍から出される監視船は出航の度に撃沈され、「白ひげ」の目撃情報も皆無。
マリンフォードに走る緊張は高まるばかりの中、エースが処刑台にその姿を現した。



何があってもあと3時間、一瞬たりとも緊張を解くわけにはいかなかった。
三日月形の島全体を50隻の軍艦が取り囲み、湾岸には無数の重砲が立ち並び、世界各地より召集された名のある海兵の精鋭約10万人が配備された。




その最前線に配置されたのは、戦局のカギを握る5名の海賊”王下七武海”
1)女帝ボア・ハンコック
2)剣士ミホーク
3)ド・フラミンゴ
4)ゲッコー・モリア
5)バーソロミュー・くま




そして広場の最後尾に高くそびえる処刑台には、「白ひげ海賊団」二番隊隊長のポートガス・D・エースがひづまづき、
その眼下で処刑台を堅く守るのは海軍本部”最高戦力”の3人の海軍大将
1)黄猿(ボルサリーノ)
2)赤犬(サカズキ)
3)青キジ(クザン)






全世界が注目する中、エースの横に海軍トップ、センゴク元帥が姿を現して、電電虫を手に取った。
全てを世界へ知らしめる気だ。
「諸君に話しておく事がある。ポートガス・D・エース・・・この男が今日ここで死ぬ事の大きな意味についてだ。」と切り出した。
そしてエースに「お前の父親の名を言ってみろ!!」と命じた。
エースはセンゴクを睨みつけてから「おれの親父は”白ひげ”だ」と答えた。







だが、センゴクはそれを否定した。
「当時我々は目を皿にして必死である男の子どもを探した。だが見つからない。それもそのハズ・・・お前の出生には母親が命を賭けた母の意地ともいえるトリックがあったのだ・・!!それは我々の、世界の目を欺いた!!
『南の海サウスブルー』の『バテリラ』という島の、母親の名は「ポートガス・D・ルージュ」。
女は子を思う一心で常識を遥に越えて、実に20ヶ月もの間、子を腹に宿していたのだ!!そしてお前を産むと同時に力尽きてその場で命を落とした。

父親の死から実に1年と3ヶ月を経て、世界最大の悪の血を引いて生まれてきた子ども、それがお前だ。お前の父親は!!!”海賊王”ゴールド・D・ロジャーだ!!
!!」







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