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マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

苦手意識

2008年06月11日 00時03分59秒 | 庵主の日記
誰でも苦手なものってありますよね。

人付き合いが苦手、
料理が苦手、
子どもが苦手・・・

いろいろあります。

さて、苦手なものには知らず知らず、近づかないようにしていませんか?
本当は「得意だったらどんなにいいかしら?」って思いながらも、
苦手の克服はちょっと後回しにしてしまいます。

私の場合は、事務仕事が苦手。

毎月21~23日のスタッフの給料計算からスタートする月次の仕事。
支払いや振込みや、お金のやりくり・・・。
嫌でも向こうから毎月やってくる「私の苦手なもの」です。

物を作ったり、考えたり、企画したりするようなクリエイティブなものは大好きなのだけれど、非生産的な仕事は本当につまらないのです。
やらなくては仕方が無いので、のらりくらりやるわけです。

「問題に近づく」

これは、勤めていた会社で能力開発の仕事をしていたときによく使った言葉です。
新入社員教育では「素手でトイレ掃除をする」ことから始めたものでした。

汚い、触りたくない、苦手なものにより近づいて、問題を知り尽くすことこそが問題解決の大きなカギになるということなのです。

いやはや、事務仕事の何が問題か・・・。
ここからはじめないと、終わりなき戦いは続くのです。

ということで、今月の月次は明日から準備することにいたします。
まずは、机周りの掃除ですね。
切羽詰ったスタートぎりぎりの月に一度の掃除ではなく、常に、その手で片付ける。
一杯にしていると何もしたくなくなる性質なので、ここからはじめることで
今月乗り切ります。
何事も、掃除からですね~。








おむすび

2008年06月10日 22時14分03秒 | マクロビランチCafe ゆるりまんま
こんばんは。飯’zのみほこです。

ものすごく、お久しぶりですね。
忘れてた方もいらっしゃるのでは・・・

高松市商店街の中の亀井戸水神市場さんに
おむすびを置かせていただくようになって、おかげさまで
忙しい毎日です。

ありがたいことに好評をいただいており、おむすびを結ぶ手にも
気合がさらに入るってもんです。
(だいじょうぶ。ぎゅ~ってにぎってません

ちょっと前、
やらなくっちゃいけないこと。
考えること。
そうされたくなかったなあ、ってこと。

が重なってパソコンを立ち上げることができませんでした。
小学生のころいじめらてたじきがあって、そのころからかなあ。
人付き合いが苦手になってきたの。
一学年一クラスしかない小学校で、クラス中から無視されてました。
原因は、リーダーの女の子の反感をかったから。
仲良かった子もそっちへいっちゃいました。


苦手、と言うより壁を作ってんでしょうね。
わかってんなら、壁をなくせばいいのにね。

壁はちょっとずつ、低くなってきてると思います。
ぼちぼちね。

さてさて。
明日もおむすびありますよ~

よろしくね


マクロビオティック料理教室<入門クラス>養のコース開催いたしました。

2008年06月10日 21時54分47秒 | マクロビオティック料理入門 養(よう)
今日は、養のコース担当の片岡先生が急用ができ、急遽ピンチヒッターで私が講師を務めさせていただきました。

久しぶりの入門クラスでキュッと気が引きしまりました。

入門、基礎クラスは、初めてマクロビオティックに出会う方やまだまだマクロビオティックを生活に取り入れられるかどうかをはかっていらっしゃる方がほとんどですから、ナビゲーターとしては本当に緊張いたします。
わたしにとっては、とても大切にしたい時間なのです。

今でこそ、何度も何度も繰り返してきた講義やメニューの内容ですから、事前の試作などはほとんど無くなりましたし、出来上がりの味にNGはありませんが、教室を始めた頃は何度も何度も試作し、試作でうまくいったと思っても、実際に皆さんと作ると味が全然違ってしまうことが多々ありました。皆さんの腕を引き出す力(経験)が足りなかったのです。
何とかリカバーして乗り切ってはきましたが、今思い出しても、私の中ではハラハラする失敗がたくさんあります。

養のコースは入門クラスです。お料理は本当に基本食。全6回でマクロビオティックの礎を、基礎クラスよりもシンプルに判りやすくお伝えしていかなくてはならないクラスです。

次のステップに行くかどうかは、講師の能力によります。
責任重大です!



今回は、第2回目ということで基本食の基本、ひじき蓮根を作りました。
前回、きんぴら牛蒡だったのですが、試食させていただいて「うん?」って感じていましたので、今日はきんぴら牛蒡も作りました。
基本食が美味しくなければ、マクロビオティックのスタートに影響がでますからね。

無何有庵で講師、料理の提供をしている皆さんも、しっかり、納得できるものをご提案できるように準備を整えて取り組んでくださいね。ぶっつけ本番はいけませんよ。(笑)



今日のお料理の全体です。



今日は小豆玄米ごはんを炊きました。



きんぴら牛蒡、ひじき蓮根です。



出汁なしの醤油だけのお吸い物です。



シンプルなマクロビオティックの基本食。
8名のご参加を頂きましたが、皆さんいかがでしたか?
遠くは、岡山から、愛媛県からお越しいただきました。
ご満足いただけましたら幸いです。




マクロビオティック料理教室<飯のコース>第4回

2008年06月09日 14時14分00秒 | マクロビオティック料理基礎 飯(はん)
昨日、マクロビオティック料理教室<基礎クラス>飯のコースを開催いたしました。

今日のメニューは



無水煮(むしに)のレッスンを中心に、こんな基本食です。



玄米三色丼(ソイミート、クチナシの炒り豆腐、青菜炒め)



彩り野菜の無水煮サラダ、人参ソース & 梅牛蒡



オニオンスープ



人参の花びら菓子

お味はいかがでしたか?
今回のお手当ては、梅醤番茶でした。






マクロビオティック料理教室<応用クラス>羹のコース、第4回。

2008年06月09日 13時55分54秒 | 庵主の日記
<雑穀をマクロビオティックしよう~>
ってことで、今日は雑穀尽くしでした。

でも、久しぶりに凹んでいます。
今日のお料理、皆さんの腕を引き出しきれなかったなぁ~。
少しづつ反省点が・・・。私の宿題になりました。
折々を見て、もう一度復習しますね。

さて、気を取り直してお料理の紹介です。



全体はこんな感じです。



今回は全部で12種類作りました。



天然酵母生地でつくった餅あわチーズのピザ。



赤米の揚げだんご



ハトムギと空豆のガレット



ひえのソイミートソース・ポテトキッシュ



全粒粉パスタ・アマランサスのたらこ風スパ



高きびソーセージ



オートミールの豆乳粥・杏ジャム&自家製金柑の甘煮添え



赤米のトマトリゾット



実蕎麦スープ



緑米粥の寒天よせ



黒米のフルーツケーキ



きび団子




みなさん、お疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。

歯を強くする?ばい菌をやっつける?

2008年06月07日 10時57分44秒 | スタッフのブログ
歯の衛生週間ってご存知ですか?
歯のことについて、一般の方にもっと知っていただこう!!
虫歯や歯周病にならないようにしようね!!
という、歯の周知活動です。

歯の衛生週間中に、フッ素塗布、歯みがき指導、歯科相談、虫歯になりやすさを調べるテストなどを無料で行う行事があります。

私も、国分寺保健センターで、協力スタッフとして参加しました

お子様方に歯ブラシ指導、フッ素塗布を行う担当でした。

開場した瞬間、会場2階に設営されたブラッシング、フッ素塗布コーナーは子連れのお父さんお母さんたちですぐにあふれかえりました。


私はこのような行事にスタッフとして参加したのが初めてで、
こんなに歯科衛生士さんのコーナーは人気があるんだぁ
大勢の方が歯に興味を持ってくれてるんだなぁと感じました。

ご来場された方々とお話していくうちに、なんだか違和感を感じはじめました…

<例1>
私『ここに大人の歯が生えてきているので…(中略)…大事にして下さいね
保護者の方『はいはい(あまり興味がない感じで)』
私『フッ素はどうしましょうか?』
保護者の方『塗って下さい!!
私『フッ素を塗っても100%虫歯を防げるわけではないですからね。
ならないように、虫歯菌に甘い物をやらないようにして下さいね
保護者の方『はいはい(あまり興味がない感じで)』
私『

<例2>
私『ここが虫歯になっているので、ここの治療を早急に行ったほうがいいですね。』
保護者の方『虫歯のところに、フッ素を塗って下さい
私『残念ながら、穴があいてるところは、フッ素を塗っても元には戻らないんです
乳歯の下に永久歯もあるので、穴があいているところは、早く、歯科医院で治療をして下さいね
保護者の方『とりあえず虫歯のところに塗っておいて下さい

<例3>
来られた瞬間にお子さんに
保護者の方『ほら、フッ素塗ってもらおう!!
お子さん『…
保護者の方『ほら、フッ素、フッ素
お子さん『…
私『とりあえず歯ブラシしてみようか

などなど…
無料だし、フッ素を塗りにきました!!という感じがしたのは私だけではなかったようです。

みなさんはフッ素を塗ると、すごい虫歯を予防できる!!という感じがしますか?

虫歯のリスクを下げるためには、確かに歯を強くすることも大切だとは思います。
ただ、フッ素を塗ったからといって、100%虫歯予防になるわけではないのです。
また、虫歯で穴があいてしまっている歯にフッ素を塗布しても進行は止まりません。穴はあいていくばかりです。

フッ素は、食品にももちろん含まれていて、私たちは日頃普通に食べたり飲んだりしています。
例えば、芝えびなどには10~40ppm、お茶、紅茶の葉には100~500ppm含まれています。
実際にお茶として飲む場合は、0.2~1.0ppmくらいの濃度になっています。

ご存知ですか?
1.WHO
 1994年に「6歳以下の子供へのフッ素洗口は強く禁止する」という新しい見解を出しています。
2.諸外国
 スウェーデン、ドイツ、オランダなどではフッ素の使用を中止。フッ素予防の発祥地であるアメリカでも1990年代半ばからフッ素の人体に対する毒性だけでなく、環境に及ぼす影響も含めて議論が起こり、大きく方向転換をし始めているそうです。

フッ素はあくまでお薬です。
作用もあれば副作用もあります。
フッ素に頼ってしまうよりも、日常生活で改善していくほうが、身体への影響も心配ないですよね。

虫歯は、歯があって罹患します。
細菌がいて罹患します。
食べ物(特に砂糖)が関わって罹患します。


では、フッ素を塗って、歯だけを強くすればいいでしょうか?
なんだか違いますよね

大事なお子様の乳歯の下には、大人の歯の赤ちゃんが隠れています。

乳歯は抜けるから少々虫歯になっても大丈夫でしょうか?

乳歯の虫歯が進行し、神経まで到達するような大きな穴があいてしまったら、乳歯の下に隠れている大人の歯の赤ちゃんにも影響します。
そして、乳歯に虫歯が多いと、永久歯の歯並びが悪くなりやすいです。

当院にご来院されているお子さんにお話しするとき、
私『○○くんは、ご飯を食べたら元気になるよね?
ばい菌さんも大好きなお菓子を食べると元気になるの。
○○くんとばい菌さんはどっちが小さい?』
子供『ばい菌さん
私『そうやね~。
だから、○○くんの一口のお菓子も、小さい小さいばい菌さんには、ものすごくたくさんのご飯になって、元気になって、虫歯作るらしいよ~
いややねぇ~
ばい菌さんにお菓子のえさあげよんは誰かな??
お父さんやお母さんが○○くんのお口に、はいお菓子食べろ~!!って入れてくれる?』
子供『自分で食べる。』
私『そっか~自分で食べよんやな~
んじゃ、おにぎりとか、昆布とか、よくかんで食べれる、お砂糖の入ってないものにしたら、ばい菌さんは虫歯作らんのやって!!
おねえさんもお腹減ったらご飯食べよんや!!
○○くんもそうしてみようか!!
子供『うんばい菌さんに負けんようにする!!


当院にご来院された方で、
『私自身が歯で苦労したから、子供にはそんな思いをさせたくないんです
とおっしゃる保護者の方は非常に多いです。
そのお気持ちよ~く分かります。

おやつにお菓子を食べる必要はありません。
お子様の身体、歯を作るのは、お子様の口にした物です。
ご飯をしっかり食べていれば、細菌は活動しにくくなります。
歯の汚れもつきにくくなります。
汚れも歯ブラシすれば取れるような、質のいいものになります。

歯を強くするのは日常生活の食生活で十分出来ることですよ

当院ではフッ素は使用しません。
それでも来院して下さっているお子様方は、虫歯が出来なくなっています。

虫歯のばい菌を増やさないようにしていきたいですね

野菜をマクロビオティックする。

2008年06月05日 20時40分11秒 | マクロビオティック料理応用 羹(こう)
マクロビオティック料理教室<応用クラス>羹のコース、第3回目を5月23日(金)に開催いたしました。

何かと記事をアップするのが遅くなってしまいました~。ごめんなさい。

今回のテーマは「野菜をマクロビオティックする」でした。

野菜の陰陽、調理の陰陽、その組み合わせ、野菜の陽性化(中庸に持っていく方法)、旬の意味などを講義した後、調理実習をいたしました。

今回はなんと24品作りましたよ。



品数は、皆さんの腕次第のところもありますので、なかなか優秀でしたね。



段取り、チームワーク、料理を作るときの発想力、盛り付け、などなど、完成までにはいろいろなポイン
トをクリアしなくてはいけませんものね。よく頑張りました。



さて、お料理の内容は・・・。



主食の玄米ごはんは、パセリを刻んで混ぜ込みました。好みで塩、胡椒、オリーブオイルを混ぜ込んでも美味しいです。今回は、オリーブオイルは省きました。
これ、パセリ嫌いの方でもいけるんじゃないかな~って思えるくらい美味しいですよ。陰性体質の方は、パセリをさっと炒めたり、乾煎りしてから混ぜ込んで下さいね。



野菜料理~!!



玄米ごはん入りロールキャベツ。ソースも手作りでトマト味噌を添えました。



陰性の強い茄子科のジャガイモを使って、調理の陰陽の違いで味がどう変化するかを実験しました。茹でる、蒸す、焼く、炒める、揚げる。塩加減は同じです。
ほら、こうして作り比べると、陰性気味の野菜に合う料理法、陽性気味の野菜にある調理法が見えてくるでしょ?


お料理の内容。反時計回りです。



小松菜のお浸し。本当のおひたしの作り方を習いましたよ。茹でて水気を絞って、切って、お醤油ってするときが多いようですが、お浸しですから、浸して味を含めます。



マーボー茄子。茄子は陰性が強いので油で揚げるお料理がよく合います。油がしみこみにくいように塩で水気を切ってから揚げるのがポイントです。覚えといてね~。美味しいからっていって食べすぎは身体が冷えます。気をつけてね。その横は、蓮根の棒煮。冷えても美味しい一品です。



グリーンアスパラの湯葉巻きソテー



ピーマンのくたくた無水煮(むしに)。これも陰性が強い夏の野菜の代表格ピーマンですが、しっかりくたくたになるまで無水煮をして、醤油で味をつけます。さらに4回黴つけをした本枯れ節をかけて仕上げます。それほど、陰性なんですよ~。



大根のカルパッチョ。柚子酢、塩、胡椒、オリーブオイル、醤油で作ったドレッシングに、梅酢につけて水分を抜いた大根の薄切りをよく馴染ませていただきます。
辛い夏大根でもおいしいですよ。



残り野菜や端っぽの野菜などを刻んでかき揚げにしました。ピーマンの種もはいってますよ。その上に乗っているのは自然薯(なんと我が家で栽培した自然薯です)のフリッターです。自然薯は陽性なので、生でも頂きますが、揚げるとボリュームが出ますね。あっさり、天つゆなどで召し上がっても美味しいです。



グリンピースのハンバーグ、焼き空豆、たたき牛蒡。



玄米ごはん入りロールキャベツ。



空豆のキャンディートカナッペ。本当は、タルトにする予定でしたがタイムリミットとなり、天然酵母のパンを使いました。



季節野菜のラタトゥイユ。



ふりかけ2種。左は大根葉の胡麻油炒め。胡麻が入っています。右は、人参葉の乾煎り胡麻とブラックソルト入りです。どちらも美味しい手作りふりかけです。



モヤシと韮の中華風スープ。


以上!よ~く頑張ったでしょ~。



明日は、雑穀をマクロビオティックしますよ~。
どんなお料理が出来上がるのでしょうか?楽しみですね。


マクロビオティック料理教室<基礎クラス>飯のコース(第3回)開催いたしました。

2008年06月05日 20時07分58秒 | マクロビオティック料理基礎 飯(はん)


記事をアップするのが遅くなってしまいましたが、5月24日(土)にマクロビオティック料理教室<基礎クラス>飯のコースを開催いたしました。

まだ、第3回目なので、まだまだ基本食(3~4号食・・・ゼン・マクロビオティック 桜沢如一著 村上譲顕訳 参照)です。
主食の玄米ごはんが60~70%締めるメニュー構成です。

今回のメニューは



 
煎り大豆の茶飯(三年番茶使用)

 
黒胡麻豆腐

 
切干大根のたいたん(3班に分かれて作りましたので、それぞれ盛りました。本来は量的に1/3くらいで充分です。)

 
茶山椒(有機もっこす茶を使用)

 
よもぎ団子入り白味噌のお味噌汁(出汁なし) 


切干大根を焦がしてしまった班の鍋底に水を入れて、醤油、塩、胡椒、ローリエ、スナップ豌豆を入れて、おこげスープを作りました。失敗も美味しく変身です。



「胡麻豆腐」は40分くらい練り上げた、本格的なものです。
白一点の、Oさんに助けられましたね~。
お味はいかがでしたか?

常備食の「切り干し大根のたいたん」は3班に分かれて作りましたが、それぞれお味が違っていたところが面白かったです。
みなさん、お家で作ってみましたか?
繰り返し作ることが、腕を上げる最善の方法です。
頑張ってくださいね。

茶山椒、茶殻をつかったとは思えない京のお味でしたね。
もう、茶殻が捨てられなくなったでしょ(笑)。
そろそろ、山椒の実が出始めますので、ぜひ、今年は無農薬のものを手に入れて、さっと湯がいて、冷凍保存しておきましょうね~。お役立ちの薬味になりますよ。
6月の、庫裏仕事です。

人数が多いので、食器がなかなかピッタリとくるものが選べなくって、ごめんなさいね。明後日は、いいのを準備しておきますね。


お手当ては、枇杷の葉を使ったお手当てを実習いたしました。

●棒もぐさを使った枇杷の葉の温灸
●枇杷の葉の蒟蒻温シップ

●枇杷の葉のエキスの作り方

枇杷の葉を提供してくださったTさん、ありがとうございました。


マクロビオティックの食事をすると痩せる?

2008年06月04日 22時45分23秒 | 庵主の日記
「マクロビやってる人ってどうしてみんなあんなにガリガリなんですか?」
「松見さんみたいな普通の人がいないでしょ~」

先日薬膳の教室で同期の0さんから言われた言葉です。

よく、玄米菜食でダイエット!なんてキャッチフレーズを聞きますが、さて、どうなんでしょう?


玄米菜食を始めると、主食が増え副食が減りますので当然カロリーは減少しますし、玄米の植物繊維の効果で便がよく出ますから、当初はぐんと痩せるようですね。でも、何年も続けている方で可哀想なくらい痩せていらっしゃる方がいますが、これは食事の摂り方などにどこか誤りがあるのでしょうね。

好みもありますが、私は女性はすこしふくよかな方がいいと思っています。もちろん肥満はダメですけれど、中性のヨーロッパの絵画に出てくるような、腰や太ももがぽっちゃりして、肩や胸も優しいラインの女性が美しいと思います。

あまりギスギスしていては、生理が止まってしまったり、早くに上がってしまうなど女性らしさを失ってしまう方もいらっしゃいます。

もちろん、病気のために痩せていらっしゃる方は別ですが、お元気な方ならばやっぱりもう少しふくよかにならなくては女性性を全うできず、ご自身は気が付かずとも不幸な人生を歩むことになります。

大森英櫻先生が無双原理の講義録の中に、女性の本当の幸せは結婚をし、子どもを産み育てることにあると書かれておられますが、私もそう思うのです。ジェンダーフリーという中で一石を投げるようではありますが、男性と女性は、どう見たって同じではありません。役割が違うのですから・・・。

イザナミ(女)からイザナギ(男)に求愛した時にはヒルコなどが生まれたと古事記にも記されているように、イザナギからイザナミに改めて求愛し、日本が誕生したのです。

つまり、男は能動的、女性は受動的な生き物なのです。

そして、生命を宿し育むためには、身体に蓄えが必要となります。
ですから、もともと女性は、少しふくよかである方が、男性から見ても美しく感じるのです。

しかし、マクロビオティックを始めると、痩せていなくてはいけないような風潮があって、むしろガリガリの方がマクロビオティックを実践できているような向きがあります。

これは、とても残念なことですね。

もちろん、普通の体型でも内面が充実していなければ、何にもなりませんが(笑)。

マクロビオティックをすると、身体が痩せるというよりも、要らないものが取れていくと理解した方がいいのではないかなって思います。

いかがですか?

今日は山村塾最終講座です。

2008年06月04日 08時45分15秒 | 庵主の日記
いよいよ、山村塾のステップアップ講座10回目を迎えました。
早いですね~。

来月は認定試験です。

山村先生とは、後2回のご来四を頂いて、その後は山村塾の開催はありませんが
折々に、また、ご指導いただきたいと思います。

さあ、交流会のお料理作りがんばろ~。
今日は心臓がテーマ。

苦いお料理になりそうですね。(笑)

歯科相談のカテゴリーに、こんなコメントを頂きました。

2008年06月03日 15時51分48秒 | ブログ内歯科相談
安寿さんから頂いたコメントが皆さんにもとても参考になるものでしたので、改めて記事にさせていただきました。
↓こちらが安寿さんからのコメントです。

インプラント後 (安壽)

2008-06-02 00:47:20

 はじめまして。
 松見歯科の皆様には、ブログを通してお世話になっております。
 実は今回、10年来誰にも聞けなかったことを相談したいと思っております。

 私は小さい頃から八重歯があり外見を気にしていたので、結婚を機に当時はやっていたインプラントを歯医者さんの勧めもあり、しました。
 ところが痛いししみるしということで何度目かの治療のあとその歯医者さんに行くと、私の担当の方は離職されていて代わりに院長先生が診て下さったのですが、一言「俺ならこんな下手にはしないな」と。
 ひどくショックで、簡単にインプラントを選んだ自分を後悔し、反省しました。

 その後、ほかの歯医者さんに行くことはありましたが、できるだけその点には触れないでほしくて自分の汚点のように思ってきました。

 しかし、インプラントをした部分が黒ずんできて治療を必要だと感じるにつれて、いかに今までこの歯さんたちががんばってくれていたのかに気づかされ、感謝の念がわいてきました。
 できることなら、私のけなげな歯さんたちにとって良い治療をさせてあげたいと願っています。

 歯を抜くことは避けることだったのにそうしないでごめんなさい。でもこの状況の中で最善の方法を選びたい、と思っています。

 松見歯科さんでは、インプラント後の治療や対処などは行っているのでしょうか。また、歯を抜いてしまった場合は、生活面でどのような点に注意したほうがよいとお考えでしょうか。

 はぁ。初めて相談したので、力が抜けました・・・
ありがとうございました。


安寿さん、コメントありがとうございます。
その後、インプラントの調子はいかがですか?
黒ずんでこられたということですが、
その件につきましては
この後、歯科衛生士のほうからもう少し情報をいただいてお返事を書かせていただきますね。

さて、歯科業界では、保健医療における診療報酬の圧縮から、自費治療となるインプラントは重要な収入源となっているようです。
ですから、インプラントをすすめる歯医者が増えてまいりました。

実は当院では、インプラント治療は行っておりません。
出来るだけ歯を残していこうとしていますし、仮にインプラントを入れても歯周病が起きると悲しいことにインプラントも抜け落ちていきます。

ただ、交通事故などで前歯を失ったりした場合など、ご本人が精神的にもインプラントにより明るい生活を送れるというようなときには、無闇に反対するものでもありません。

安寿さんの場合は、気になっていた八重歯を審美的にインプラントで治療されたんですね。この時の選択肢として、インプラント以外に何が出来たかは、その時のご様子(歯並びや歯の本数、顎の大きさなどなど)がわからないので判断が付きませんが、元気な歯を抜いてしまったっという罪悪感のようなもので苦しんでこられたことは充分にお察しいたします。

出来るだけ歯を抜かない診療方針の当院でも、八重歯が邪魔をして、隣同士の歯に悪影響を及ぼす(虫歯やかみ合わせなど)場合に限って、八重歯のみ抜歯、矯正という判断をする場合もあります。(八重歯が元気で横が虫歯ならば虫歯の方を犠牲にして八重歯を残すことも・・・)

安寿さんの場合は八重歯以外隣同士を抜歯してインプラントにされたのでしょうか?

いずれにしても無闇に抜歯というのはいかがかな?と思います。
しかし、それは安寿さんに対してではなく、その処置を行った歯科医師に対しての怒りです。また、院長である医師の無責任な言動にもとても腹立たしく思います。
あってはならないことですね。

安寿さんが今歯をとても大切に思ってくださっていて、とても嬉しく思います。
インプラントも、他の歯と同様に歯を支えている骨を溶かさないように食生活に充分に気をつけてブラッシングを丁寧にされていけばいいと思います。
大切なのは、安寿さんが仰るとおり今までがどうだったということではなく、これからどうしていくかなのだと思います。

少し調子が悪いようなのですが、歯周病を発症しているようでしたら、対処としてはインプラントもご自身の歯も同じような処置となるでしょう。
以前に重度歯槽膿漏でインプラントも抜けそうだった方が、他の歯の歯周病治療を進めるうちにインプラントも助かったという症例があります。

一度、ご来院いただいて検診のうえでの判断となりますが、もし遠いのでしたら初診だけでも受けられて、その結果を持ってお近くのご対応してくださる歯医者さんに通うことも出来るのではないかと思います。現状と治療方法も含めての依頼書(紹介状)を出すこともできますよ。

インプラントは、歯科医師であれば、実践経験がなくともすぐにできるのが現状です。そういう意味でも、よほど、歯医者を選ばないといけないようですね。

抜かずにすむ場合もありますので、安寿さんだけでなく、ぜひ、一度ご相談ください。

安寿さんの例をださせていただきまして、感謝いたします。
どうぞ、今の歯をちゃんと維持して素敵なおばあちゃんになってくださいね。
そうすれば、インプラントを入れたこともプラスとなりますね。
元気をだしてください。

たま

ただいま~。

2008年06月02日 23時50分38秒 | 庵主の日記
台風が近づく中、羽田から視界不良の危うい状況ながら、最終便で何とか帰宅することが出来ました。結構雨が降っていましたが、今ちょっと小降りになりました。
でも、雨はコレからが本番でしょうか?

東京での勉強が終わって、羽田最終便までは3時間ぐらい時間があります。
なので浜松町や空港周辺の本屋さんで時間を潰したりするのですが、この11月にスタッフとともにスペインに行く予定で、今日は、ちょっとスペイン料理の本などもチェックしてきました。

は~、それでも時間はたっぷりあり、いつもチェックイン後すぐにセキュリティーを抜けて搭乗口まで直行し、そこで読書などしながら自分時間を過ごすのですが、今日は、何故か爆睡でした。

普段4~5時間前後の睡眠時間なのですが、この所精神的な思考を余儀なくされ、ちょっとお疲れモードだったのでしょうか?
あほな時間、足りてないんかなぁ~。

てんつくまんのメルマガが携帯に届くたびに、どこそこからグッドモーニングとか、グッドアフタヌーンってノリで、軽やかで楽しくて、いいなぁって思いながら、結構、どん詰まりまで思考をめぐらせてしまうので、重たい、重たい。
あまりにも重たくって瞼が下がってしまった感じでした。

暫くはも少し睡眠時間を取って、リフレッシュが必要のようです。

しかし、一ヶ月は超早く、明後日は「山村塾」望診法講座最終講義です。
来月はいよいよ試験。ゆっくりもしていられませんね。

ならば、今日は、ちょっと早めに就寝することにしましょうか。


とりあえず、ただいま~。のご報告でした。
それでは、おやすみなさい。
何のこっちゃ(笑)。

PS.コメントのお返事は、明日、必ず致しますね。ごめんなさい。




衣替え

2008年06月01日 12時36分06秒 | 庵主の日記
6月に入りましたね。
いつもは、衣替えをいそいそと致しますが、
う~ん、今日は料理講習会の試作、レシピ作りと明日のお勉強で精一杯。

ま、来週にしますか。

雨上がりのお天気で、近くの小学校は朝から打ち上げ花火が上がり、地区合同の運動会のようです。

今頃は、子ども達は嬉しそうにお弁当を食べている頃でしょうか。

主人は、虫歯予防デーのお勤めでお昼まで外出。
ひとり、リンゴの無水煮と我が家で収穫した金柑の無水煮を作っています。
リンゴは、凍らせてスムージーにいたします。
金柑は、雨上がりに摘み取ったからか例年より甘さが薄く、いつもなら何も加えないのですが、今回は米飴ぐらいは足そうかなって思います。

さ、サクサク仕事を終えて、明日は東京です。

マクロビオティックと子育て

2008年06月01日 09時59分20秒 | 庵主の日記
もうそろそろ子育てから卒業する時期を迎えました。
最後の総仕上げといった感じです。

まだまだ、小さいお子さんを育てていらっしゃるお母さん達の気持ちが走馬灯のように蘇ってきます。(小声で・・・)大変だった~
でもね、今だから思うのだけれど、あっという間です(笑)。そして、反省ばかり。でも、楽しかったんだよねって気がつきます。
苦しかったとばかり思ってましたが、そろそろ子育て引退となってくると、もう少し息子が子どもでいて欲しいって気がします。

桜澤先生は子どもには「寒さ」と「ひもじさ」を教えなさいとそのご本にも書かれています。

若いお母さん方はそんなこと出来ますか?

自分が体験したことのないことを子どもには教えられませんよね。


我が家の子育ての基本は、「人のために何か出来ることをする」でした。
息子は、小学校に上がってから一日とも休まず家の前、隣近所の前の道路の掃き掃除、庭の水遣りを欠かさずやってきました。
冬などはまだ真っ暗な早朝から起きて、雨の日も、風の日も。来る日も来る日もこの日課を果たしました。今も帰省しますと、何も言わずにやっています。
真冬の掃除が終了した後、水遣りで冷たくなった手は赤くなっていましたが、主人は、絶対にお湯を使わすことはしませんでした。
ですから、私の手や身体にこすり合わせて息子の手を温めたものです。

息子との一番の約束は、「絶対にウソをつかない」ということでした。
息子は、主人と二人のときに甘いおやつは絶対に食べさせてもらえませんでした。でも、周りの大人たちは、かわいそうにってそっと「お父さんにはナイショね」ってお菓子を与えていたようです。
そして、息子はウソを付くことを覚えました。隠れて甘いお菓子を食べるようになったのです。でも子どもですから、すぐに父親に見つかって、ひどく叱られお仕置きをされます。そんな中、私は息子と出会いました。
だから、「絶対にウソを付いてはいけない」ということを約束したのです。

でも時には、やっぱり自制できなくてウソを付きます。その時には、反省するまで食事は与えませんでした。息子も黙ってじっと我慢したものです。

躾は相当厳しくいたしました。
ご近所の方は、朝の掃除なども「やっぱり、継母だからね~」って言っていたのだそうです。知らないのは私だけ。親しいご近所のおじさんが「あほなことを言うな」ってみんなをたしなめてくれていたことを最近になって聞きました。
ま、そんなことはさておき、厳しい躾も今となっては、どなたも素晴らしいと褒めてくれる息子に成長させることができました。
亡くなったおばあちゃんのオムツも進んで替えてくれました。

マクロビアンのお母さんが育てた子どもは、概ね落ち着いていますね。
子どもらしく元気すぎるくらいはしゃいでも、素直で気持ちがいいです。そして、感情の起伏が柔らかなようです。
お母さんの作る心のこもったごはんがそうさせているのでしょうね。



最近の子育てがうまくいかずに迷っていらっしゃるお母さんは、怒ったり、褒めたりと忙しいです。怒る時には感情的。褒める時には必要以上なリアクション。
なにより、子どもが言うことを聞かない様子は、お母さんが叱っているときの写しになっています。お母さんの姿が子どもにそのまま出ているのです。
でも、お母さんはそんなことには気がつかない。気がつかないからますます腹が立って怒る、時には叩く・・・過ぎれば虐待に繋がるわけですね。

そんなお母さんの特徴は、とにかくお金を使います。買った物でココロの空白を満たしているような気がいたします。
そして、家の中は、荒れ放題。全く掃除に手付かずの状態です。すぐに何でも買いますから、物に溢れています。冷蔵庫の中も満杯。どこもかしこも片付けができていません。そんな状態ですから、家にいるよりも外出が好きです。その果てには、外食が過ぎていきます。買い物は大型ショッピングモールなど、雑念に溢れた、刺激的であまり余る物欲の宝庫です。必要以上な音楽が流れ、これでもかっていうほどの電気(人造エネルギー)を使い、心も体も休まるところとはとても言いがたいです。疲れて休むのは、スタバやCafe。そこでまた、ジャンキーな物を口にしてしまう・・・。

子どもが引きこもりで、子どもが乱暴者で、子どもが怒りっぽくって、子どもが泣き虫で、子どもがひねくれて、子どもがすぐに拗ねて・・・。

相田みつをさんは「育てたように子は育つ」という言葉を残されていますが、まさにその通りなのです。今の現状を学びに、何を変えなくてはいけないのでしょうか?

子どもですか?



官足法の講習会を開催いたします。

2008年06月01日 08時58分56秒 | 松見歯科診療所にようこそ
昨日、記事に書きました官足法の講習会を無何有庵で開催することになりました。

ご指導いただきますのは、高松官足法健康ルーム・NPO法人(特定非営利活動法人)「こころとからだの健康道場」を主宰なさっておられます、道場主 太田光夫先生(65歳)です。

太田先生にはかれこれ10年来のご指導を頂き、いつもその素晴らしい行動力に学ばせていただいております。

マクロビオティックを実践されていらっしゃる方なら、この「官足法」という言葉を一度くらいは耳にされたことがあるのではないでしょうか?

官足法とは、簡単に申し上げると、官有謀先生が提唱された足の裏健康法です。詳しくは上に貼り付けました官足法のHPをご覧になってくださいね。

足の裏には内臓器官の状態が現れるとされています。そこで、足の裏を刺激して身体を健康にするのが「足もみ」です。
これは自分でできる手軽でリスク(副作用など)がなくお金のかからない健康法です。しかも驚くべき効果が現れるのです。

実際に太田先生は20年前から、ご自身の腎不全を現代医療に頼らずに健康維持なさってきました。同時に2万人の方の足の裏を揉んで来られてきました。そして、太田先生の指導のもと、ご自身が官足法を実践されて死の淵から生還なさった方もいらっしゃいます。

その太田先生の官足法の理論と実践を、短い時間ですが学ぼうという講習会です。

「この頃、ちょっと身体の調子が・・・。」「自分の身体は自分で守りたい!。」と思っていらっしゃる方は、ぜひご参加くださいね。

日 時  6月24日(火)17:00~19:00

場 所  松見歯科診療所 食養塾 無何有庵

参加費  1000円(太田先生への謝礼と致します)

定 員  20名

お申し込みは松見歯科診療所 受付 川田まで(087-881-2323)。
素晴らしい機会ですので、ぜひお誘い合わせてご参加ください。