マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

九州

2010年05月31日 22時29分12秒 | 庵主の日記
また、月一回の九州行脚がはじまりました。

先週金曜日、佐世保まで移動。
翌日、8時のバスで平戸へ・・・。

はい、憧れの柿本和子先生の勘働き教室の陰陽講座とヒレフリ山教室を受けに行ってまいりました。

今まで、こんなにココロが震えるような講座を受けたことがありません。
和子先生のお話は、生きるということはどういうことなのかを学ばせてくださる
人間学講座です。

今回第2弾。
前回は、私の都合で途中参加だったのですが、
無事、第2弾に参加させていただけて
本当にありがたいことです。

長崎の平戸(田平)まで、鹿児島から来られていた方も!

和子先生の弟子9名とおっしゃっていただける一人であること!
なんてシアワセなことでしょうか♪

お昼からの、勘働き教室では
和子先生のご配慮を頂き
不肖私が、料理講座を担当させていただきました。

今回は、上級者のための基礎講座ということで、
16名のご参加を頂き、基本食の調整を皆さんに実習していただきました。

反省、一杯。
次回はやり方など再検討な結果でした。

ご参加のみなさん、すみません。
私が不完全燃焼ではいけませんね。

また、繰り返し基本食を作りながらアレンジなどしていきますので、
これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

夜7時から9時の2時間。
ヒレフリ山教室第2弾でした。

一生懸命生きるということを、男性、女性の性の役割、量、配分などのおはなしから
学ばせていただきました。

無何有庵に来られているみなさんに特別、和子先生のご許可をいただいて
しっかり録音させていただいたので、お声だけお聞かせいたしますね。

きっと、お声を聴くだけで、空気が変わるのがわかると思います。



そして、昨日は、和子先生に朝6時過ぎに送っていただいて、平戸から博多行きのバスにのって、基山にいってまいりました。

博多から鹿児島本線に乗って30分くらいのところです。

ココロビオティックランチセミナーの番外編、@福岡の第2弾を開催していただきました。

正食クッキングスクール時代の同期の長尾さん(サクちゃん工房)がお世話くださり、
素晴らしい環境の中で開催させていただきました。

25名+子どもちゃんのご参加をいただきまして、ご質問で、時間オーバーになるくらい熱心にお話をきいてくださいました。

ご参加の皆さんの子どもさんが、みんな、元気に、健やかに育つこと。
これが私の責任って、ココロから感じました。

講座が終わっても、末永くご縁を紡いでいけたら素敵です。

何かあればご遠慮なくいつでもメールとかくださいね。


そして、嬉しいことに、来月のご依頼もいただきました。
また、未来の子どもたちの健康にお役にたてるようなお話を持って
参りたいと思います。

どうぞ、よろしくお願い申し上げます。


夜8時くらいに高松に到着!
なんと、無何有庵の教室にきてくださっているあさみんと同じ車両で、ご縁は本当につながるものだなぁって思いました。

お連れの方がいらしたのですが、ちょっとだけ、お話できて、嬉しかったです。
あさみん、いつも素敵な笑顔をありがとうございました。
疲れが吹っ飛びましたよ~。

九州、本当に素晴らしい波動がながれています。
四国の高知に似ているかも~。


来月末の金曜から日曜日、また平戸行脚です。
よろしかったら、料理教室や、ココロビオティックランチセミナー@基山にもおこしくださいね。





















ローフードとかマクロビオティックとかベジとか・・・。

2010年05月31日 16時52分53秒 | 庵主の日記
最近世間では、ローフードばやり。

マクロビオティックのお料理とは異なるもの?


マクロビオティックのお料理って(ここのところが結構大切なところなんだけれど)いうよりも、
マクロビオティックがお料理になっている(マクロビオティック=お料理ジャンル)この頃、そんな意識でのマクロビオティックの捉え方でいると、ローフードにココロが動くロー・マクロビアンも増えて当然かもしれません。

外国では、ローヴィーガンとかも増えてきているようですね。


ローフードの酵素へのこだわりとか
悪くないけれど、ちょっとマニアックでもあるし、
穀物重視ではないところが、心配かな?

あえてローフードとかマクロビオティックとかベジとか色分けしなくってもいいかなぁ。

宗教的でない日本人は、流行に弱いね(笑)。
お洒落とか、スタイルとか美容とか、外見を磨くための手段となっているような・・・。

考えてみれば、マクロビオティックとかローとかって言わなくっても、
もともと日本人は発酵という素晴らしい発見で、
糠漬けでは生野菜の酵素に発酵による乳酸菌や酵母をプラスする智慧を持ち、
味噌や醤油などの発酵食品も毎日取り入れてきているわけですものね。

マクロビオティックの食事法が安心なのは、日本発の食事法だったから。
日本人にとって、あまりにもポピュラーで当たり前だったから、日本に普及されなかったのか(?)、桜澤先生は外国にその足を伸ばし普及活動をしたわけです。

戦後欧米化された日本人。
欧米から逆輸入されたマクロビオティックだからこれほどまで普及したんですよね。
クシマクロビオティックは、アメリカ人向けのマクロビオティックに対応したからこそ陰性。
ローフードも本当に陰性。
陰性は広がる力があるからなぁ~(笑)

そして、外国に弱い日本人。

主食を持たない肉食系の欧米人に受け入れられた食事のスタイルをそのまま取り入れたのでは問題もあるかもですよ。
まあ、最近元気な肉食系女子にはお薦めだけれど。

そうそう、どうして和食では野菜をあまり生で食べないか?
それは、その昔の農業のあり方だったかも。
屎尿を肥料とした時、堆肥となるまでの発酵時間が短いと、回虫などの虫が発生するので熱をいれることで回避してきた経緯はあると思います。

腸の長い日本人にとって、火食調理は消化が良いということも大切な要素であったのではないかなと推測します。

火を持つことによって、人間はこんなに進化したのも事実ですしね。

ローでよく使われるスプラウトも、日本人にはモヤシがありますよね。
バルチック艦隊をも破ったモヤシ!
日本人、日本食はえらいのだ!




私にとって、マクロビオティックはあくまで意識のその向こうに行くための通行手形であり、マクロビオティックの食事法においては、マクロビオティックのほんの一部なわけです。
お料理しか見えていないマクロビアンが、今のローフード流行の中での右往左往するのを見ると気の毒になってくるのです。

マクロビオティックはローフードだって包括しているんだってこと、知ってほしいな。

偏った食事法って捕らえられていることのほうが多いと思うけれど
本当は、とても自由なんですよ。
とても変幻自在に時と場と男と女と子どもと大人と、若いと年寄りと、元気と病気と、朝と夜と、真昼と真夜中と、四季と天候と・・・様々なシチュエーションに対応することができるのがマクロビオティックならではの哲学。

実に、自由なものなのです。



私達は生きる為に食べているのであって
食べるために生きているわけではないと思うのです。

マクロビオティックも、ローフードも、その名の陰に企業が手薬煉引いて待っていることに気がついているのかな?
高額の資格システムによってビジネスとなっているマクロ界に続いて
新たなるビジネスチャンス、マーケットとなるのがローフード。

あ~、溜息が出てしまいます。

マクロビオティックを普及するために活躍される指導者が
時間を拘束されるがために、マクロビオティックの普及活動自体が生活の糧になることはいたしかたないと思うのですが、ビジネスとして捉えていらっしゃる指導者も多い中、莫大な資金を持つ企業の参入によって、さらに拡大して
ある意味普及が促進しているのは否めません。

そこには、とても巧妙なアプローチがあり、ステップアップを促す催眠療法的。
馬の鼻先に人参をぶら下げられて走らされている多くの方々に同情するのです。

マクロも、ローも、ローマクロも、ローヴィーガンもいいけれど、主食を忘れずにいきましょうね。それから、噛む事。ジュースも噛んでね。
果物は、毎日はキケン。アガベなども毎日はキケン。
良質の糖はお米をよく噛んで摂りましょう。

そして、食べること以外のことにも目を向けてくださいね。

あ、それから、ローフードのことものすごく勉強しているわけではないので
誤解を生じる表現があるかもです。
どうぞ、スルーしてくださいね。
言葉が足りないところは、行間に書いているので読み取ってください。

あくまで個人ブログの個人的見解です(笑)























佐世保から今晩は。

2010年05月28日 22時58分20秒 | 庵主の日記
佐世保の駅前ホテルからワンダフルイ~ブニング♪

今日は午前中家の用事に追われ、ギリ、カレーを作ってきたのに、
我が家の殿方は、東京からの患者さまとお外ご飯らしい!
作ってくるんじゃなかった~なんて言っちゃダメね(笑)

まあまあ、自分たちのお小遣いでまかなってね

お昼は、埼玉からマクロ美風さんもご来院だったので、関東組み患者さまうどんツアーで、近くのうまうまうどん屋さんに。

その後、美風さんと岡山までご一緒いたしました。

マクロ美風さんは、マクロビオティック界では知る人ぞ知る、泣く子も黙る(笑)パワフルウーマン。むそう塾を京都で立ち上げてがんばっていらっしゃる。

ご自身は「私は超陰性だから~」っておっしゃるけれど、なにが、なにが。
貴女は立派な陽性人間ですよ

無何有庵で、山村慎一郎先生の望診法講座を「山村塾」として立ち上げたとき、遠く埼玉から毎月通ってくださって、その時からの交流となりました。

当時、「マクロビオティック井戸端会議」を全国で開催され、その当時からマクロビオティックをビジネスとして成り立つようにしたいことをおっしゃられていましたが、今、自らそれを実現され、とても忙しくなさっておられます。
そして、今日もとても輝いていらっしゃいました。

一時間ばかりの他愛の無い話のなかで、そのご苦労も垣間見ました。

松見歯科の懐で、苦労なくいる私とは
その方法や方向性は違うのかもしれませんが、マクロビオティックをちゃんと伝えたいという思いは同じでした。

私も率直な意見や気持ちをお話いたしました。

何はともあれ、同じ女性として、同じマクロビオティックを志向する者として、ココロから応援することが、桜沢先生が目指された世界平和につながるということ、大切なことに気がついたひとときになりました。

美風さん、ご一緒してくださりありがとうございました。

それにしても、マクロ界、素敵な女性がいっぱいです。

明日は、平戸に参ります。
尊敬する柿本和子先生のもとでの学びの時間です。
また、お世話になります。
感謝の気持ちでいっぱいです。














たのしかったぁ~♪

2010年05月27日 21時25分02秒 | マクロビおもてなし料理 霽華(さいか)
先週のウイークエンドは楽しい時間を満喫いたしました。

木曜日には、東京からナチュラルクッキング&ナチュラルスイーツのatelier hachiを主宰されている中平ちほ先生が子どもさんとご一緒にご来院。
上のハナスケちゃんの歯並びの検査に来てくださったのです。
うちで3泊してくださいましたよ。
ちほ先生は平田シェフの教室で同期生なんです。
同期のメンバーみんな凄い方ばかりだったのですが、ちほ先生も本当に素晴らしくって憧れのお一人です。
そのHPやブログを見ればわかりますよね~。

遠くから来て頂いて本当にありがとうございます。
ということで、茜町のあきやまさんにて歓迎会!
地のお魚(天然)しかおいていない秋山さんの新鮮なお料理で
子ども達と楽しみました。

何よりも、茹でた地エビが楽しかったです。
頭を落として、殻をむいて、通の食べ方を子ども達に伝授。
ふふ、やっぱり!はまりました。
一生懸命殻を剥いて、頑張りましたね。

翌日は、診察&理のコースを受けてくださいました。

夜は野菜のスチームなどなどでおうちごはん。
頂き物のオランダ豆や野菜がおいしかったね。

ちほ先生のこどもさん、ハナちゃんハルちゃんの可愛らしいこと♪
もっと居てほしかった~。

翌々日は、大阪天王寺のナチュラルキッチンアンジュの平山先生神戸六甲のアッシュカフェの山本シェフがご来庵。

日曜日、イタリアンの教室とお二人のコラボディナーパーティのイベントだったんです。またまたうれしいウエルカムパーティは、瓦町のスパッカナポリさんに。
ここのピザは日本一美味しいと思います!

そして、イベント当日は、平山先生の娘さんでナチュラルスイーツのAYA先生も応援に駆けつけてくださいました。

お陰さまで満員御礼となりまして、皆さん楽しんでいただくことが出来ました。

写真、ちほ先生が撮ってくださって、無何有庵のブログになく素敵なショット。
私が撮ったものとは歴然の差です

素敵な時間を暫しご覧くださいませ。





ここからが、ちほ先生。













コラボパーティのお料理の数々・・・(写真は私が撮りました)。





























小麦アレルギーの子どもさんに特別キッズプレートもご用意いたしました。







それにしても素敵なお料理でした。
もちろん、とっても美味しかったですよ~。

平山先生、AYA先生、山本シェフ、そして、朝から一日お手伝いいただいた中平先生、荻田先生、中原先生、尾道のもえぴーさん、本当にありがとうございました。

また、楽しい機会を作ってくださいね。















講座のお知らせ

2010年05月27日 14時26分05秒 | スタッフのブログ
こころびおてぃっくランチセミナー第2弾のお知らせです


《わたしに帰るプロジェクト》

第1回 宇宙とつながる私の誕生物語
第2回 私を生きるセンシビリティ開発
第3回 私をパーフェクトにする実践マニュアル


4回目以降詳細は後日、改めてお知らせします

只今、開催日時を検討中です。
参加ご希望の方、火~土曜日に限りますがご希望の曜日・時間帯があれば考慮させて頂きますのでご連絡下さいね

ワイルド人参入荷します

2010年05月27日 10時24分18秒 | スタッフのブログ
こんにちは川田です
先週末、今週末と運動会の学校が多いようですね

 私は走るのが遅く、徒競走が大の苦手でした
徒競走に限らずボールを投げたり、飛んだり(走り幅とび?)、、
スポーツテストの結果はいつも残念な感じです
 体を動かすのは好きなのでバドミントンやフットサル、卓球などは今も楽しんでます

 さて、私の運動オンチ話はさておき、今日はワイルド人参入荷のお知らせです

 入荷日は未定ですが、来月頭頃になるかと思います。


1キロ 350円 + 送料

松見歯科まで取りに来ていただける方はご予約承ります
今回は人参と新玉ねぎを注文しました
ご入用の方は1キロ単位でご注文下さい

だいち村三川内店さんは全国発送してくれるので、遠方の方も問い合わせてみてくださいね



 


命日

2010年05月26日 23時09分17秒 | 庵主の日記
この日曜日は、主人の母の命日でした。

朝、一番に、庭に咲いた薔薇を持って、墓前に献花して、私達の毎日のことを感謝してきました。

ココロがほっとするつかの間の時間。

まだ、朝早くなのに鳥達は元気に囀っていましたが
雨の香りが少し潮交じりで
低気圧の模様を告げているようでした。


この日は、うちでのイベントがあってたくさんの方が集って下さいました。

おばあちゃんの命日が賑やかになって
本当によかったです。

生きていれば、今年百歳だったっけ?

あの世で、元気してますか?
もう、どこかで新しいイノチに生まれ変わって
楽しい毎日を送っているのでしょうか?


私達は、お陰さまで、元気に過ごしています。
いつも、見守ってくれてありがとう。
















TAKUSHI’s DINNNR

2010年05月26日 17時57分02秒 | 庵主の日記
昨夜のTAKUSHIの晩ごはん。

ちょっとイタリアンな夜でした。

ジャガイモのマッシュと炒めたオニオンアッセで作った<フリッコ>です。
まあ、超簡単ですが、ヨシとしましょう。

ごちそうさまでした。





これで1千円かぁ・・・・。

片付け最後までしてちょうだいね!

息子へ

2010年05月25日 14時54分56秒 | 庵主の日記
人生長くやっていると、いろいろあるものです。
いくつになっても学びですね。

本音を笑顔に包んで飲み込んでしまえばよかったと思った出来事がありました。
耳を傾けてくれた友人に感謝です。

って、ここまでは、独り言


その母の経験から、料理人を目指す息子に伝えておきたいこと。

「未熟であれば、自分にできる限りを尽くすこと」

「料理は、食べてくださる方を知り、食べてくださる時と場を鑑み、献立を考え、食材を選び、ただひたすら料理に集中し、温冷のメリハリをつけ、盛り付けに横着さのなく、時間通り、食べてくださる方の様子を見落とさず、食材を無駄にせず、誤魔化しの無く、台所の隅まで磨き上げ、無事仕事が出来たこと、自分ひとりで成し遂げられたワケではないことに感謝するまでを一つとすること」

それが出来ない料理人には、決してなるな。

そのココロは典座教訓にあり。






賑やかな週末でした。

2010年05月25日 13時15分52秒 | 庵主の日記
この週末は、東京から、大阪から、神戸から、広島から、そして、地元から、お客さまがたくさんいらっしゃいました。連日お泊りのお客さまで、いつもながら、賑やかな無何有庵でした。
ご来庵くださいました皆さま、ありがとうございました。



そんなわけで、ここ数日、PCから離れていますと
メールやメッセージなどが一杯届いておりました。
ありがとうございます。
遅れ気味ですが、お返事をお送りしたいと思います。

それにしても、迷惑メールも数100件
やれやれ、迷惑メールの削除作業ってなんとかならないかしら?



週末の楽しいお話はおいおい記事にしていきたいと思います。




いつも陰になり・・・。

2010年05月19日 22時59分25秒 | 庵主の日記
無何有庵のキッチンや居間は
使う前は、拭き掃除をして、
使った後は掃除機をかけてモップをかけます。

流しは、ステンレスに曇りのないように吹き上げて、水気も全て綺麗にぬぐいます。

そんなことを、何年も続けてくると見えてくるものもあります。

様々な教室が終わってふと気がつくと
そこに必ずいてくださる方がいらっしゃいます。

黙々と片付けをしてくださっているのです。

皆さんとご一緒に無何有庵を後にしても
そっと後戻りして、ニコニコと掃除機を手にしていらっしゃいます。


最近忙しさにかまけて、自宅のキッチン部分の片付けが後回しになることが多いのですが、そんな私を見てか、何もいわずに助けてくださいます。

いつも、いつも、そっと。
それはとてもさりげなく、助けてくださいます。

ココロからありがとうと申し上げます。
感謝の気持ちであふれる日々です。
























プライベートシェフ

2010年05月19日 20時52分32秒 | 庵主の日記
ついに私もセレブになりました。

はい、プライベートシェフを雇うことにしたのです。



専業主婦の約束で結婚した私ですが、
主人の陰謀?でどっぷり仕事人間に逆戻り。

こんなはずではなかったとブツブツぼやく毎日だったのですが
もう止めました。

がんばって仕事して、朝から晩まで休みもなく働いて、
その上、ご飯作れ、掃除しろ、洗濯しろはないでしょ?

って、呟いてもなんにも始まらなくって・・・。

はい、もう、晩ごはん作らなくっていいようにいたしました。


晩ごはん1回、1000円。
月に3万円。
男も厨房に立つ時代なんだよね。



じゃ、よろしくね~♪

TAKUSHIシェフ~

















ココロビオティックランチセミナー@無何有庵 第5回

2010年05月19日 18時23分34秒 | 子育て講座 ココロビオティックセミナー
今日はホームグラウンド無何有庵でココロビオティックランチセミナーを開催いたしました。

今日のテーマは<思春期の子どもたち>のココロとカラダと食のお話をいたしました。

子ども達の成長発達は、それはそれは本当に、見事というしかないぐらい
年齢の節目の時期とシフトします。
そして、その変化をリードするのが歯の成長です。

生後6ヶ月頃の初めての乳歯と、舐めまわし行動。
そして離乳準備。
生後一歳半頃の歯の生えそろいと断乳。
就学時期と六歳臼歯(第一大臼歯)、歯の生え変わり。
中学校と12歳臼歯。
成人と親知らず。

思春期は女の子では10歳くらいから、男の子では12歳くらいからをいいます。

丁度、子どもの歯が全て大人の歯に生え変わり、新しく大人の臼歯が萌出し
いよいよお口の中は大人の準備ができる時です。

このときに、子どもの歯並びはいったいどうなっていますか?

綺麗に大人の歯が並んでいるでしょうか?

もし、この時点で、歯の並びに不具合がある(顎の狭小)とすれば、どんなことが予想されるでしょうか。

1.鼻腔の狭小による口呼吸、鼻炎、アレルギー
2.脳の圧迫による視床下部の狭小による自律神経の乱れ
3.胸部狭小による呼吸不全
4・腹部狭小による内臓圧迫
5.骨盤狭小による生理痛、不順、不妊など

と、以外にも?様々な不具合を生じさせます。

私達生物は水や空気といった無生物と違い、<生命の存続>ということが与えられた課題となります。

生きるためには外から栄養を摂り、子孫を残すためには生殖という仕事を成し遂げなくてはいけません。

栄養と生殖は私達の進化を大きく進めた重要なポイントです。

さらに動物は植物の様に自然の全てを余すところ無く利用して自らのカラダを養っていくという<合成能力・・・光合成>を持っていませんので、植物という餌を求めてその姿かたちを変えながら(進化)動くという生活を余儀なくされています。

そうして、植わった生物から動く生物として生き、人間として大脳を発達させていったのです。

私達のカラダの中には植物軸(内臓系)と動物軸(体壁系)が混在しており、
植物により近い存在、内臓の中に栄養機能と生殖機能を持っているのです。
脊椎側の体壁系である動物軸は、自ら光合成できない動物が、餌となる植物を補食するための運動機能であり、脳が司る感覚機能を受け持ちます。

この体壁系と内臓系が交わるのが、まさしく口であり、こここそ生きるための二つの生き物の交流地点なのです。

ここが未発達になると、内臓の機能低下はいうまでもありません。
内臓を保護する体壁も当然未発達。それは、その象徴でもある脳の未発達が予想されるのです。

さて、思春期になると、脳のすぐ下の視床下部から、黄体形成ホルモン、卵胞刺激ホルモンが分泌されます。
これによって、女の子は卵巣内の卵胞を刺激して成熟させたり、卵胞の一つを破裂させ、卵子を放出させます。また、男の子は精細管の上皮細胞に働いて精子をつくらせたり、精巣に作用してテストステロンを分泌させることになります。

このように第二次性徴がはじまり、生殖能力を育てていくのです。

しかし、顎の成長の未熟は、この視床下部にも影響が起きます。

視床下部とは、間脳(視床の前下方で、第三脳室下側壁)に位置しており、自律機能の調節を行う総合中枢です。

交感神経・副交感神経機能及び内分泌機能を全体として総合的に調節しているところです。

視床下部には、体温調節中枢、下垂体ホルモンの調節中枢、浸透圧受容器などがあり、さらに、摂食行動や飲水行動、性行動、睡眠などの本能行動の中枢、及び怒りや不安などの情動行動の中枢でもあります。

この視床下部が顎狭小の影響を受けると、当然それらの機能を低下させることになります。

昔から、思春期には、ココロとカラダのバランスを崩し、とてもデリケートな時期といわれてきましたが、最近特に、引きこもりや、鬱、摂食障害、不眠、異常行動などが蔓延しているのは、歯科的立場から見ると、顎の退化他ならないともいえるのです。

では、なぜ顎の退化が起こるか?

砂糖(単糖類、二糖類)、パンの過剰摂取による主食<米食>の減少が原因といえるでしょう。

子ども達に、ご飯を(できれば未精製)お代わりさせて食べさせることは、未来創生の鍵になることは間違いありません。



て、そんなことをお話いたしました。


体壁系のシンボルは脳、内臓系のシンボルは心臓。
この二つが<思>という漢字を形成してるというのは、昨日書きましたが、
人間が生きるために創られたこのカラダを穏やかに守るのは、持たされた宿命である<栄養>と<生殖>に鍵がかくされているようですね。

皆さんはどうお考えになりますか?


さて、今日のランチは・・・・。





生姜と柚子の玄米ごはん
車麩のソテー
青大豆のマッシュサラダ
旬野菜のマリネ(空豆、新玉ねぎ、パプリカ)



もち黍とわかめのミレットスープ(わかめはACISの三木先生が潜って採ってきてくれました)





今日のtakushi's スイーツは、玄米甘酒プリンでした。




















5月のイベントの日程が変更になりました~。

2010年05月18日 22時21分44秒 | マクロビおもてなし料理 霽華(さいか)
今日もよいお天気にめぐまれましたね。
新緑が眩しく、風がとっても爽やかです~。

私は、今どうしても読んでおきたい本に齧りついて、
もったいないとは思いつつ、インドアな一日です。

さて、いよいよ今週の週末、アッシュカフェの山本シェフナチュラルキッチンアンジュの平山先生のコラボレーションイベントが開催されます。

相当間際で申し訳ないのですが、日程の変更のお知らせです。

ご参加のお申込みいただいております、皆さんには事前にお知らせいたしておりますが、これからお申込みを考えていらした方など、ご都合と照らし合わせていただければ幸いです。

日程 5月23日(日)

山本シェフのマクロビオティックイタリアン料理教室 満席になりました

10:00~13:00

参加費 5000円

持参物 エプロン、筆記用具、お持ち帰り用容器、ハンドタオル

■メニュー

Antipasto

・茄子と大葉の湯葉インボルティーノ

Primo piatto

・色んなキノコのカルツォーネ

Second piatto

・テンペのクロスティーニ、オレンジ風味のサルサ ディ ポモドーロ

Dolce

・ビアンコマンジャーレ、オレンジのソース




アッシュカフェ山本シェフ&アンジュ平山先生コラボレーションディナー 満席になりました

参加費 3500円 (中学生以上)
    2000円 (中学生未満)

    ※今回、飲酒OKにしていますので、恐れ入りますが乳幼児のお子様連れはご遠慮下さいますようよろしくお願いします。

お飲み物持込OK(飲酒での運転は法律で禁じられていますので、よろしくね。)


■メニュー

☆アンティパスト

・焼き茄子のカルパッチョ、サラダ仕立て アラ ジャポネーゼ

・白インゲン豆のピューレとアーリオ カントゥッチ


☆プリモ

・マッシュルームの豆乳ミネストラ


☆セコンド

・テンペと南瓜のカトレッタ、玄米リゾットを添えて


☆ドルチェ

・京風抹茶豆乳ティラミス

そのほか5品ご用意させていただきます。
プラス1ドリンク(ノンアルコール)付きです。

お子様にはディナープレートをご用意致します。


まだ、お席に若干の余裕があります。
この機会に是非、お申込みくださいませ。

マクロビオティックのお料理を作っても良し、食べるだけでも良し♪
楽しい一日をお過ごしくださいね~。



















腑わけの図

2010年05月18日 10時13分06秒 | 庵主の日記
中医学を学ばれた方はご存知だと思いますが、
腑分けの図というものがあります。
(ネットで「漢方 腑分けの図」で検索していただいて、「3 新しい学問−医学の発展に貢献した人々」をクリックしていただくと2ページ目の左の図がそうです。)

古い人体解剖図です。


古代の人は、人体をこんな風に想像していたのですね。
通っていた薬膳教室のホワイトボードの横にあったものは
色がついていて、面白いことに臓腑が植物の葉っぱで描かれているんです。
でも、あながちまちがっていないから不思議です。

人体を構成する二つの器官があります。
それは呼吸、循環、排出を司る内臓を指す<内臓系>と、感覚、神経、運動を司る脊椎から生まれた頭、手足などを示す<体壁系>です。

内臓なるチューブをそのままくるりと裏返しするとその構造は、植物のそれです。

ですから植物性器官とも呼ばれる所以です。

昔の方が、東西に問わず、内臓を植物に描いたこの感性は
本当に素晴らしいし、ロマンティックですね。

*腑分けという言葉は、その持たされた歴史的役割から、差別的見識をうながすとして、とてもデリケートな言葉でもあります。
この記事は、その部分とは全くかけ離れた視点での考察です。