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マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

徒然にマクロビオティックを思う

2008年06月27日 17時04分37秒 | 庵主の日記
今日は午前中にあるブライダル関係の支配人の方とお会いしました。
このあたりに7つもの式場を持つ、トップリーダーとしての地位を築いてこられた最大手の会社の方です。

企業として、環境や食、農、健康などの社会的活動を通して地域に貢献していきたいとのお話でした。
エコロジーやオーガニックなどのキーワードの中から、マクロビオティックに関心を持っていただいたようで、今回は、お顔合わせということでの面談でした。

ブライダルを通して、若いカップルが健康に暮らしていける提案を積極的にされたいという支配人の言葉は、とてもうれしく感じました。

私達が歯科を通じて、食の大切さ、農の在り方、医療の役割などをお話してきたコレまでの活動は、気の遠くなるような長~い道のりでした。(これからも続きますが・・・)

しかし、このように企業が腰を上げてくれるようになると加速度的に本来あるべく環境が伝えられていきます。
企業メリットも構築しながら、一緒に有機的に関わりあえるといいなと思います。

この秋ぐらいから、少し、香川のマクロビオティックの風がフォローになってくるかもしれません。喜ばしいことだなって思います。

地道な活動の中には、賛同や共感も頂きましたが、批判も受けます。
料理教室なども、ちょっとしたボタンの掛け違いなのか、人間臭い仕打ちを受けることもありました。もちろん、未熟さゆえの結果なのでしょう。
しかし、一生懸命したことが無駄に終わる時には苦痛を伴います。
そんな古傷は、時々私のココロの中に現れて、胸を締め付けながらも、決して忘れてはいけないことと、未消化の気持ちを噛みしめてまた飲み込みます。

支配人の方とのお話を頂いてから、ずっと、これまでの事を考えていました。

自分のココロはぶれていないか?
学びのココロを忘れてはいないか?
いつも全力を尽くせているか?

全ての人が平等に与えられるものこそ本物と桜澤先生がおっしゃられたように、
私という人間が、どなたにとっても同じに
いつも何かしらお役にたてるようになるために
酸いも甘いもしっかりと消化していきたいと思います。

そのためにも、全てのものを受け入れて、「よく噛む」!です。
そして、今回のお話が半歩でも前に進めることができるように
がんばってみたいと思います。