マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

ネット漬けから一変して・・・。

2008年10月27日 22時17分45秒 | 庵主の日記
ネット漬けの記事を書いたのが金曜日の深夜でしたが、
土曜日のお昼前からインターネットのLANの状態がおかしくなり、ついには全く反応しなくなりました。ホストのキャノネットは土曜日で留守番電話。
ホスティングのメンテナンスのメールを開くと連絡先が書いてあったのでそこに連絡すれども関連会社で、役にたたず。
結局月曜を待っての連絡でようやく今朝10時ごろに再開となりました。

全く、PC障らないのは旅行や出張の時ぐらいで、久しぶりにPCから離れての週末でした。目の前にPCがあるのに障らないというのはちょっと変な気持ち。
病気ですね(笑)。

結果的には、とっても休養できたような気分でしたが、今朝、それは大きな間違いであることに気がつきました。
山のようなメール(迷惑メールもありますし)が待ってくれていました。
結局、本日、その返事に追われて降りました。やれやれ
昨日、今日と連荘でベランダで息子と主人の散髪をしたせいか、ちょっと熱っぽい感じ。寒かったのよね~。ブラックジンガー飲んで、ちょっとましになりました。
7号食途中の宴会が祟りましたかね?
昨日は、主人の同級生のお花屋さんの一周忌の忍ぶ会でした。
奥様と娘さんが来てくださり、お元気そうではありますが、やっぱり涙も。
つい、お酒も過ぎました。(反省)

そんなこんなの週末のできごとでした。
今日は早く休みます。
おやすみなさい。

そうそう、SMM四国ツアーの高松会場は、各コース残り2名となりました。
ご参加ご希望の方はお急ぎくださいね。

平田シェフの四国ツアー、高松はそろそろ締め切りになります!

2008年10月25日 00時19分20秒 | 庵主の日記
シンプルモダンマクロビオティックの平田シェフの四国ツアー、高松は定員15名づつの2講座ですが、どちらももう残り4名となりました。
興味のある方は、お早めにお申し込みくださいね。
また、現在お申し込みで、受講費をお振込みいただけていない方は、できるだけお早めにご入金願います。

愛媛の今治もお申し込みが殺到しておりますので、お申し込みをお急ぎください。

よろしくお願い申し上げます。

今日は一日中、ネット漬け。はぁ~、徒然なる逃避行日記。

2008年10月24日 23時54分30秒 | 庵主の日記
はぁ~、今日は、本当に左手首の内側が熱い・・・。
手首が煮えるかと思うくらいです。

はい、PCの前でほぼ一日中おりました。
いろいろなメールのお返事で、一つ一つ悩みながら・・・。
イベントの手配も。
あ~、月次もある!先月の月次がまだできていない!!これはやばいんでないの?と反省しながらも、時間は生まれてこないわけで。


途中飽きたら、気晴らしと気分転換に、楽しいSMMコミュニティのメンテナンス、ブログ、ミクシィなどに逃避行しながらも、どうしても今日中に済ませなければ何もできない状態で、もう一踏ん張りです。

夕方からのスタッフミーティングは、時間の制約がないのでちょっと長引くし、気晴らしにはなるのだけれど、仕事には差し支えてしまいます。

もう、来週にせまった「食育祭in福岡2008」、ralgoらるごさんでの<良い歯を作り隊>のイベントの準備にもお尻に煙が立ち始めました。
頑張らねば!

生活をもう少しスローダウンしたいので、来年は、仕事を整理しなくてはね。
そういえば、もう、来年のスケジュール帳に変えました。
予定を書き込み、「いつもこの時点では、字もきれいなんだけれどな~」って毎年お決まりの感想です。




そうそう、ところで、誰かお菓子教室(茶菓のコース)の講師しませんか?
リビングの文化教室の提携教室なのですが、ほぼ2年くらい休止状態。
ねぇねぇ、そこのあなた!一歩踏み出してみてはどうですか?



さて、マイミクのげんじさんがサンプルで持って来てくれた「えみな」という洗剤。すごくいいです!気に入りました。
パックス卒業して、これからこれにしよう。

試して見たい方、取りに来てくれるなら、少しお分けしますよ。
使ってみてね。

この排水が、川や海の浄化にも効果を発揮するんですって!?
それならば、なおさら、「えみな」ですね。
げんじさん、ありがとうございます!
みなさんにお分けして、なくなったら注文いたしますね~。
無何有庵で販売してもいいですよ!

今日の晩ごはんは、先日、飯のコースで優秀作品賞に輝いたACISさんのメニューの中の一品を真似て、こんなのを作りました。
いかが~?



蓮根の利休饅頭

シンプルモダンマクロビオティック Chef Hirata in SHIKOKU & OKAYAMA

2008年10月24日 21時11分07秒 | マクロビおもてなし料理 霽華(さいか)
シンプルモダンマクロビオティック四国&岡山ツアーの詳細はまだまだ今から詰めてまいりますが、すでに、お問い合わせをたくさん頂いておりますので、日程など決まっておりますところだけご案内申し上げます。
お申し込みも受付いたしますので、よろしくお願い申し上げます。


<シンプルモダンマクロビオティック
Chef Hirata in
SHIKOKU & OKAYAMA

2008.12月2日(tue)~12月10日(wed)




マクロビオティックでフレンチなひとときを創りだす
極上のクッキングライブツアーが始まります

徳島・今治(愛媛)・高知・高松(香川)・岡山
ナチュラルでヘルシーな食の提案を
東京自由が丘
シンプルモダンマクロビオティックから発信いたします












素敵なお料理の数々に魅了されてしまいますね。


今回の企画は、さらに盛りだくさんです。

「食」のプロと「医療」のプロの
コラボレーション企画

ということで、「Chef Hirata クッキングライブ」&「松見歯科診療所 トーキングライブ」のセッションで開催いたします。


■シンプルモダンマクロビオティック
  Chef Hirata クッキングライブ
  美しい食のスタイルが美しいカラダを作る。
フレンチの職人が、美しい味を追求すると、マクロビオティックフレンチ(玄米菜食)に生まれ変わりました。普段着の食材なのにこんなにお洒落でプロの味わい。シンプルでモダンなマクロビオティックのお料理を楽しんでください。


■マクロビオティックトータルメディスン
  松見歯科診療所 トークライブ
  カラダ、ココロ、食が育む真実の話。
歯を守ることから教えられたマクロビオティックな暮らしのヒントを、医療者の立場から検証します。できるだけ歯を抜かない、削らない、松見歯科診療所の臨床からあなたは何を受け取りますか?

■ツアー全日程■

12月 3日(水) 徳島会場(定員30名) 
          10:00~15:00  クッキング&トークライブ
          参加費 8000円

12月 5日(金) 今治会場(定員各20名)<カフェマグノリアさん主催>
          ●今治市総合福祉センター・2F調理実習室
          10:00~14:00  1部クッキングライブ
          14:00~15:00  1、2部合同トークライブ
          15:00~19:00  2部クッキングライブ
          参加費各8000円
          トークライブのみ参加500円

12月 6日(土) 高知会場①(定員20名)<カフェRismさん主催>
          ●カフェRism
          19:00~21:00  シェフのお料理で立食パーティ
          参加費5000円(ワンドリンク付)

12月 7日(日) 高知会場②(定員30名)<高知ナチュラルネットワークさん主催>
          ●高知男女共同参画センター ソーレ 調理実習室・研修室
          10:00~15:00  クッキング&トークライブ
          参加費8000円
          トークライブのみ参加500円

12月 8日(月) 高松会場(定員各15名)<無何有庵 主催>
          ●松見歯科診療所 食養塾 無何有庵
          10:00~14:00  1部クッキングライブ
          14:00~15:00  1、2部合同トークライブ
          15:00~19:00  2部クッキングライブ
          参加費各8000円 2講座参加の方は14000円

12月10日(水) 岡山会場①(定員12名)<BISTRO de MOJIROさん主催>
          ●BISTRO de MOJIRO
          10:00~14:00 クッキング&トークライブ
          参加費8500円(グラスブーケプレゼント付)
          
          岡山会場②(定員24名)<BISTRO de MOJIROさん主催>
          ●BISTRO de MOJIRO 
          19:00~21:00 シェフのお料理で立食パーティ
          参加費5000円(ワンドリンク付)
          

■お申し込み■

必ず、各会場の主催者さんにお申し込みくださいね。(主催者名をクリックしていただき各ホームページにある連絡先電話番号にお申し込みください)お申し込みから3日以内に参加費を下記振込先にお振込み頂きますか、または直接主催者さんへのお支払いにてお願い申し上げます。ご入金を確認の上、申し込み受付完了とさせていただきます。
また、直前のキャンセル(開催7日以内)は、準備の都合上ご返金ができませんので、万障お繰り合わせの上、確実なご参加をお願い申し上げます。
代理参加はOKですので、ご相談ください。

また、各会場とも、託児の準備がございませんので、できる限りお子様連れはご遠慮いただきますようお願い申し上げます。致し方なくお子様ご同伴の場合は、お怪我などありませんよう、それぞれの責任の上でご参加をお願い申し上げます。

<振込み先>
郵便局 (記号)16350 (番号)784081
(名義) 松見哲雄




■ミクシィで「シンプルモダンマクロビオティック」のコミュニティーを作りました。
みなさん、気軽に♪仲間入りしてくださいね~。

http://mixi.jp/view_community.pl?id=3759941



良い歯を作り隊 in 福岡largoらるご

2008年10月24日 08時58分34秒 | 庵主の日記
9月にスタッフだけで決行しました、松見歯科診療所キャラバン<良い歯をつくり隊
なんと、隊長今川の羅針盤はもうしっかり九州を示していますよ。

今回、福岡で開催される<食育祭>にあわせまして、翌日、歯を失くさないためのノウハウを引っさげて、歯とカラダと食事と健康についてお話させていただきます。

5時間のスーパーセミナーです。
虫歯のこと、歯槽膿漏のこと、噛み合わせのこと、子どもの成長のこと、鼻炎の話、口呼吸のこと、そして、歯とカラダの関係、そして食事の関係などなど、盛りだくさんの内容を松見歯科診療所の症例を元に、見て納得していただける内容にしています。九州の皆さん、是非たくさんの方にきいていただきたいと思っていますので、お誘い合わせてお越しくださいね。
院長も、私もお話させていただきますよ。


「ココロとカラダの健康は歯と食事から」
松見歯科診療所キャラバン隊
< 良い歯をつくり隊 > in 福岡


日 時  11月2日(日) 10:00~15:00

場 所  オーガニックごはん屋 largoらるご

     福岡市早良区城西2丁目13-27

参加費  1000円(玄米おむすび付・ご希望で個別相談も可)

お申込み 092-841-9349
     largo070707@yahoo.co.jp

福岡早浪のオーガニックごはん屋<largoらるご>は美味しいマクロビのカフェですよ。オーナーの思いとお料理の腕前は、私たまが保証します!
是非、美味しいオーナー手作りのスペシャルな玄米おむすびを食べながら、私たちの話を聞いてくださいね~。

ゆるりまんまの準備

2008年10月24日 08時32分26秒 | マクロビランチCafe ゆるりまんま
月に一度のマクロビオティックランチカフェ<ゆるりまんま>

お陰さまで、10月も満員御礼のお席となりました。

今回は、秋にふさわしい五穀と海の幸、山の幸、里山の恵みをふんだんに使ったメニューでおもてなしいたします。

しかも、シンプルモダンマクロビオティックの平田シェフのレシピにゆるりまんまのアレンジで、素敵なフレンチのテイストを味わってくださいませ。

日 時  10月29日(水) 12:00~13:30 開催です。

写真は、実際に平田シェフにご指導いただいたときのものです。
こちらを少しづつ季節の彩に染めまして創作いたします。


ゆるりまんまらんち(お一人さま1050円)

●五穀ハンバーグ~グレイビーソース



五穀のつぶつぶをそれぞれに炊き分けて、ハンバーグに致しました。つなぎは蓮根。赤ワインでじっくりと煮込んだ野菜のグレイビーソースは本当にコクがあって野菜だけって信じられないようなおいしさです。

●ヒジキのエリオット メルバトースト添え



写真はひよこまめのエリオットですが、無何有庵オリジナルのヒジキのペーストを添えます。全粒小麦、天然酵母のハードトーストに添えてお召し上がりください。

●アマランサスと野菜のタルタル仕立て



アマランサスのプチプチ感がたまらない、野菜のサラダです。タルタル仕立てでお楽しみ頂きます。

●豆乳と玄米粉のオリエンタルスープ



オリエンタルな香りのスープ。野菜で具沢山です。


ゆるりまんまおやつせっと(お一人さま735円)

●玄米クレームブリュレ



これは、筆舌にしがたい逸品です。
市販のクレームブリュレをかなり超えています。
はっきり言って、絶品です。



お好みの飲み物をお選びください。
  穀物コーヒー
  玄米珈琲
  紅茶
  ハーブティ

さてさて、イメージを膨らませ、器を決めて、盛り付けを考えます。
材料の吟味、手配、料理の段取り、全てがお客様の笑顔をいただくための大切な調味料となります。

そして、おいしいマクロビオティック♪を目指して、がんばりますね。
ご来店をココロからお待ち申し上げます。

マクロビオティック料理教室 秋冬定期講座 基礎クラス <飯のコース>の日程が決まりました。(最新)

2008年10月22日 21時14分53秒 | マクロビオティック料理基礎 飯(はん)
先にご案内いたしました、日程に変更がありますのでご確認ください。
11月1日(土)食育祭inふくおかでの講演、全国キャラバン、12月2日(火)~10日(水)のシンプルモダンマクロビオティック開催のため、11月、12月の日程が変更となりました。大変申し訳ございませんが、ご確認のうえ、シフト変更をお願い致します。

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この11月から始まるマクロビオティック料理教室は、早いもので第10期生の募集となりました。

基礎クラス<飯のコース>の日程が決まりました。今期は金曜日、半年で12回の講座となります。みなさん、あっという間の半年ですが楽しみながら受講してくださいね。

これまでの飯のコースのお料理はこんな感じです。ご覧ください。
↑クリックするともう一度同じ画面が出ますが、ずっと下にスクロールしていただくと過去の記事がでてきますのでごらんくださいね。

■第1回 11月 7日(金)          

玄米の炊き方(圧力、炊飯器)     
きんぴら牛蒡
ごま塩
季節野菜の味噌汁(麦味噌)
《陰陽の話》《三年番茶の煎じ方》《番茶のお手当て》
     

■第2回 11月14日(金)          

黒豆と小豆の豆ご飯
ひじき蓮根
蓮根の棒煮       
油揚げと根菜の味噌汁(米味噌)
《梅醤番茶》               


■第3回 12月12日(金)          

茶飯
胡麻豆腐     
切干大根と高野豆腐の煮付
けんちん団子汁(豆味噌)
《第一大根湯》《第二大根湯》

■第4回 12月19日(金)      

三色丼
梅牛蒡          
葛きりと無水煮温野菜の和え物          
人参の花びら菓子
《蓮根湯》  

■第5回  1月 9日(金)         

ひじきの混ぜご飯(土鍋)
飛竜頭
蓮根の棒煮
玄米あられ
《枇杷の葉のお手当、蒟蒻温シップ、温灸》

■第6回 1月23日(金)           

冬のちらし寿司                
煮なますの柚子釜
茶山椒                    
林檎のパンケーキ
《しぐれ味噌》

■第7回 2月 6日(金)

炊き込み玄米ごはん
冬野菜のラタトゥイユ
玄米ポタージュ
里芋の皮のチップス
《生姜シップ》  

■第8回 2月20日(金)

変わり稲荷寿司
梅酢の巻き寿司
玄米クリームの葛寄せ甘酒ソース
《小豆かぼちゃ》

■第9回 3月 6日(金)

玄米五平餅
きんぴら牛蒡の揚げ春巻き
蕪蒸し
茶巾しぼり
《青菜パスター》

■第10回 3月20日(金)
南瓜入り小豆粥
佃煮
玄米団子汁
一口牡丹餅
《豆腐パスタ―》 


■第11回 4月 3日(金)

基本食と基本の調理の復習


■第12回 4月10日(金)

卒業制作発表

卒業パーティ


このコースは、マクロビオティック料理初めての方を対象としています。玄米ごはんの炊き方から陰陽の話(陰陽がわかりやすいテキストブックを進呈)、お手当てなど即実践できるようにご指導致します。また、食材の扱い方、道具の用い方、調理するこころなど、楽しく、優しくアプローチ。マクロビオティック基本食をしっかり身につけていただきます。

{全12回・6ヶ月。歯科診療を受診される方は33,600円(2,800円/1回)、受診されない方は42,000円。(3,500円/1回)}単発での受講も受け付けています(1回3,800円)。税別。
できるだけ歯科受診の上の受講を頂き、総合的な健康管理が図れるような料金設定にさせていただいております。

レギュラーの方は、理のコース(食改善のお話・座学講座)を必須で受講願います。

スタート時間に遅れないように、10分前には集合願います。

無何有庵の基本クラス<飯のコース>は、正食クッキングスクールの初、中級程度のレベルの内容を盛り込んでいます。1クラス10人前後の少人数制ですので、きめ細やかなレッスンです。食材の調達の都合でメニューが若干変わる場合がありますので、ご了承願います。

お申し込み、お問い合わせは、松見歯科診療所 受付(087-881-2323)までお気軽にお電話いただければと思います。
12名で受付を終了させていただきますので、お早めにお申し込みください。

第10期 秋冬のマクロビオティック料理教室 <定期講座 応用クラス>羹のコースの日程(最新)

2008年10月22日 20時22分56秒 | マクロビオティック料理応用 羹(こう)
先にご案内いたしました、日程に変更がありますのでご確認ください。
11月1日(土)食育祭inふくおかでの講演、全国キャラバン、12月2日(火)~10日(水)のシンプルモダンマクロビオティック開催のため、11月、12月の日程が変更となりました。大変申し訳ございませんが、ご確認のうえ、シフト変更をお願い致します。

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無何有庵でのマクロビオティック料理教室は、この11月からの秋冬クラスでなんと10期生を迎えることになりました。
月日がたつのは早いですね。
徹夜、絶食で迎えた第1回目のドキドキが思い出されます。

新しい期を迎えるときには、無何有庵のキッチンを大掃除いたします。
油汚れの換気扇やレンジ周り、オーブンの中、引き出しの中・・・。
丁寧に感謝の心で磨きたいと思います。

そして、包丁をピンピンに砥いでまっさらな心で皆さんをお迎えしたいと思います。この時期の前には、心身のリセットも必要です。
日々の暮らしの中でついた不必要な知識や慢心が贅肉となって余分なものになっています。
そんなものを、しっかりこそげ落として、シンプルな状態にならなければと、心を改めます。

今回の羹のコースは、より秋冬の季節を意識して、それぞれのテーマ、カテゴリーを深めてまいりたいと思います。

マクロビオティックのお料理を楽しみたい方、レパートリーを増やしたい方、プロを目指して行きたい方、そんな方に是非受けていただきたいと思います。

もちろん、マクロビオティック初めての方でも大丈夫ですよ。

羹のコースを卒業なさると、多くの方が、いろいろなステージでご活躍なさいます。素敵なマクロビアンのオピニオンリーダーとして輝いてくださいね。

何よりも、感謝の心をともに育てていきたいと思います。

これまでの羹のコースのお料理はこんな感じです。ご覧ください。
↑クリックするともう一度同じ画面が出ますが、ずっと下にスクロールしていただくと過去の記事がでてきますのでごらんくださいね。



■スケジュール

■第1回 11月 8日(土) お手当て・・・玄米クリーム・玄心

主食(玄米)をマクロビオティックする。
(圧力炊、土鍋、炊飯器)、分搗き米、もち米の炊き比べ。圧のかけ方による食感の違い。玄米を使って主食、副食、スープ、デザートまで玄米使いこなし術をマスターする。


■第2回 11月15日(土) お手当て・・・甘い野菜のスープ

出汁、スープをマクロビオティックする。
和洋中の出しの作り方、植物性出汁のいろいろ。


■第3回 12月13日(土) お手当て・・・里芋パスタ

野菜をマクロビオティックする。
葉物、根菜、果菜を使って、煮る、蒸す、揚げるなどの調理法を完全マスターします。


■第4回 12月20日(土) お手当て・・・大根干葉湯

雑穀をマクロビオティックする。
様々な雑穀を自由自在に使ってお料理のレパートリーを広げます。


■第5回  1月10日(土) お手当て・・・鯉こく

フェイクフィッシュをマクロビオティックする。
ベジタブルな材料で、魚介風料理を創造します。


■第6回 1月24日(土)  お手当て・・・コーフー

フェイクミートをマクロビオティックする。
ベジタブルな材料で、お肉風料理を創造します。


■第7回 2月 7日(土)  お手当て・・・椎茸スープ

乾物をマクロビオティックする。
海藻、きのこ、麩、高野豆腐、切り干し大根などを使って様々なメニューを作ります。


■第8回 2月21日(土)  お手当て・・・小豆茶

豆類をマクロビオティックする。
様々な豆を使い、豆料理の達人になります。


■第9回 3月 7日(土)  お手当て・・・鉄火味噌

ソース、ドレッシング、たれをマクロビオティックする。
バリエーションやアレンジ力のつく数々。


■第10回 3月21日(土) お手当て・・・陰陽五行

和のスイーツをマクロビオティックする。
和風スイーツの基礎を集中講座します。


■第11回 4月 4日(土) お手当て・・・望診法

洋のスイーツをマクロビオティックする。
洋風スイーツの基礎を集中講座します。


■第12回 4月11日(土)

卒業制作発表

         
無何有庵の応用クラスは、正食クッキングスクールの上級、師範のレベルの内容に各種お手当て、陰陽五行、望診法を盛り込んでいますが、初めての方でまずはお料理のレパートリーを広げたい方にも気軽にご参加していただけるようにマクロビオティック料理の基本を踏まえ、毎回10品前後のを実習調理いたします。
主食からデザート、お手当てまでしっかり学べるカリキュラムを組んでいます。

レシピは簡単なレジュメだけで、どんどん応用していける力を身につけていただきます。

マクロビオティック初めての方は、理のコース(必須)、飯のコース1~3回、および養のコースなどを併せて受講されることをおすすめ致します。

■受講料(全12回/6ヶ月、税別)

 ●歯科診療を受診される方・・・45,600円/1回当たり3,800円
 ●歯科診療を受診されない方・・58,800円/1回当たり4,900円

 ●単発でのご参加・・・1回5,500円

歯科受診の上の受講を頂けるような受講料の設定にさせていただいております。できるだけ総合的な健康管理をお薦めいたします。
全カリキュラム修了時には、修了証を発行いたします。

ご参加をおまちいたしておりま~す。

無何有庵 讃岐MI塾<まなびまくろ>

2008年10月22日 18時51分21秒 | スタッフ講座マクロ日和&なごみCafe
月に一度の、マクロビオティック勉強会<まなびまくろ>では、今マクロビオティック指導士養成講座を開催いたしております。
12名がレギュラーで真剣に取り組んでいらっしゃいます。



指導士養成講座としては第3回目となります。

今回のテーマは、望診法、心の問題の2講座です。
午前、午後と二部制です。

お昼は、お決まり飯'zさんのおむすびです。



今日は、生姜味噌と海苔。
う~ん、おいしそう。
おっと、私は7号食に入ったばかりでした。
がまんがまん。

お昼からは小休憩の後、時間がもったいないので、おむすび頬張りながらの勉強会です。次第に瞼は上と下がくっつきそうになる瞬間も(笑)。

今日は特別に、午後の3時前に、豆パフェをお出ししました。
あるものでの賄いデザートですね。



毎回、10pくらいの資料をお渡しして宿題が出ます。
今回はマクロビオティックライフキーワード編
それぞれのレポートは、大変よくできています。
皆さんの理解度もわかりますし、何より取り組み姿勢がうかがえます。

その中でもAさんのレポートは大変良くできていましたので、皆さんにコピーをしてお配りいたしました。いかがでしたか?

次回のレポートはマクロビオティックライフ基礎編です。
一ヶ月かけて、じっくりと読んで、また、レポートしてくださいね。
それぞれの書き方でいいのですよ。
頭で読むのではなく、カラダで、精神で読んでください。

次回の<まなびまくろ>は、11月19日(水)です。
また、一皮剥けた皆さんとお会いできるのを楽しみにいたしております。

褌デビューしちゃった~。

2008年10月22日 16時44分15秒 | 庵主の日記
一昨日、東京から帰るなりその足で陶芸家・陣ちゃんの素敵なアジト、丸亀の廃材天国に行ってまいりました。
今回は、サイクラブのコンサートで盛り上がりました。
サイクラブは本当にゆるゆるな時間を醸し出してくれる大好きなミュージシャンです。本当にイイ♪大好き!

集合は6時だったんだけれど、高松空港に着いたのが6時過ぎだから1時間以上の遅刻でしたが、なんとライブは待っていてくれたかのように到着後にスタート。サイクラブのライブが全部聞くことができて本当に嬉しかったです。

そしてお料理の美味しいこと!
採れたてのお野菜が素晴らしいお料理に大変身~。
しかも、今回のお料理から、廃材天国では薪の火のみで調理するという快挙!
すごいですね~。
何でも便利化する世の中に逆行しながら、どんどん、人間らしい暮らしを手に入れていってる感じです。
あっこちゃん、陣ちゃん、お料理も最高!でしたよ~。

そして、お約束のR、日本褌学会の登場です。
ACISさんのおねだりに、超、応えましたねぇ。
いつもながら、本当に楽しい時間です。

なので、私も褌いっちょうになって(?)、繋がりました。
何かわかんないけれど、ごめんなさい。楽しんじゃいました。
当然ACISさんも繋がる繋がる!
でも、心なしか法螺吹きアララト男爵の様子が不審!
どうも年齢に応じて対応が違うぞ?
ACISさんのところのウファーの娘さんには手取り足取り褌のつけ方を教えているじゃないですか。私には、紐を渡してくれただけ・・・。しかもダンスの後、紐を解くのにアララトさんだけでなくアマラさんちのスオウくんまでが手伝って。
おばさんを感じた一瞬でした

私の褌姿が見たい方はこちら(ミクシィしていない方は見れないのかな?)
オーブ飛び交う廃材天国でした。


みなさん、本当にありがとうございました。
また、元気を頂きました。

マクロビオティックな<精進 茶懐石 料理>

2008年10月21日 17時43分36秒 | マクロビおもてなし料理 霽華(さいか)


昨年から、養のコースにて、<マクロビオティックとお作法>を担当してくださっていました片岡秀子先生が、新しい講座を開講してくださることになりました。

今日はその試作試食会。

朝から、片岡先生が腕をふるってくださいましたよ~。
お味はとってもおいしかったです。

再度、ご案内とお料理の写真をお届けいたします。
実際の本番には、器も本格的にもう少し盛り付けが華やかに、そして丁寧な仕事で美しくなりますよ。(今日は、試作で時間に追われながら、お一人で作られていましたのでご案内とは少し違いますが・・・)



マクロビオティックとお作法
<精進 茶懐石料理>

(霜月のご案内)

日 時 11月9日(日) 10:00~15:00(終了予定)

受講料 4000円

テーマ 口切(茶事のお正月)


お献立

1.向   鯛もどきと菊花、岩茸の数酢



2.汁   玄米白玉団子おとし辛子

3.飯   玄米ごはん



4.椀盛  蓮しんじょう 結び三つ葉



5.焼物  豆腐の幽庵漬焼き



6.進め肴 蕪の風呂吹き


  
  柚子釜



7.箸洗い 銀杏のこまごまと針生姜



8.八寸  えびもどきの葛衣  百合根の茶巾絞り




片岡先生はお茶の師範で、うちのスタッフもお稽古に通わせていただいております。詩吟など趣味も多彩で、何より、食事が大切ということをご自身の体験から学ばれて、今では婦人会などたくさんの方のお料理の指導をなさっております。



マクロビオティックは無何有庵で習われました。
華やかになった茶懐石のお料理を、もともとの精進なスタイルに練り直してくださり、皆さんに手ほどきをしてくださいます。

懐石の後は、お濃茶とお茶菓子でおもてなしいたします。
お茶菓子は、私が担当いたしますね。


●茶懐石につきましては、下記にインターネットから引用いたしましたので
ご覧ください。


茶懐石料理の沿革

古くから、寺院では、獣肉、魚、鳥をさけた料理がつくられてはいたが、精進料理として確立を見たのは、鎌倉時代の禅宗においてであった。
これには、道元禅師の功績も大きかった。
この料理は、禅宗とともに、中国から輸入されたものであったが、その禅宗とともに、日本的なものとなった。


禅僧は、修業中、寒さと空腹を、少しでもいやし、胃をひやさないように、温石(おんじゃく)、すなわち、石を僧衣の中の帯の上に置いていた。
これから、懐石(かいせき )と申せば、禅僧を指した。
で、この禅僧が作り、喫食する精進料理を、一名、「懐石料理」とも呼んだ。
(こん日の茶懐石料理と異なる )
この懐石料理は、こん日の精進料理と同じく、植物性蛋白質と、植物性脂肪を多く含むものである。


茶は、唐の時代から、中国で、禅宗と結びつき、平安末期に、日本に禅宗の入ったとき、それをもたらした人物、栄西の手によって、「茶の種」も輸入された。
それ以来、日本でも、禅と茶の湯は不可分の関係を持って進んできた。


で、千利休は、茶道の会合に供する懐石料理ということで、「茶懐石料理」をつくり出した。
このものは、禅門本来の懐石料理(精進料理)の心持ちを、さらに、いっそう追求し、いっそう、枯淡を愛し、自然の風味を愛するものであったと同時に、いっさいの格式をも去ろうとするものであった。


つまり、狭い茶室や侘び茶が、広間をとり、手間ひまのかかる華美な本膳料理を1つの方向に変え、一汁三菜の簡素な侘びを主体とした料理を作りだしたわけである。


このように、茶懐石というのは、室町時代、中国から茶道とともに、禅宗の心が入り、新しい禅宗風の食事のしかたが確立したものである。
しかし、茶懐石料理は、日本に育ったので、いくばく本膳料理の影をやどしている。


最初に出される「向付け」、「汁」、「飯」は、本膳に相応し、次の椀盛、焼物以下の料理は、二の膳に当たると考えられる。


また、禅宗の影響を多分に受け、禅僧が托鉢(たくはつ)の途中、食事をするときに使う、鉢単(はったん)と呼ぶ堅い油紙は、折敷(おしき )と呼ぶ足のない平膳のもとになった。
また、使われる食器は、こん日でも、禅僧が常用している飯碗と汁椀とがひとつになる、応量器(自分の食べ量に応じて器の大きさが違う )と呼ばれる食器を参考にしたものである。
喫茶、喫食の心構えは、禅の真髄を求めて修業する僧堂での座禅生活となんら変わりないとするものであった。


現在の茶懐石料理には、ある面において、西洋料理の影響が見られる。
前菜、汁物、最後に後甘というように一品ずつ料理が出される点がそれである。
これは、江戸時代初期にオランダの影響をうけ確立されたものである。


茶懐石料理と宴会料理の、もっとも大きな違いは、「宴会料理は、食前に、酒と何品かの肴を出される」が、「茶懐石料理は、はじめから、ご飯と汁が出てきて、そのあい間に酒がつがれる」ことである。


宴会料理の場合は、どちらかと言えば、酒をおいしく飲むための料理である。
そのため、ご飯は、最後に漬けものでということになる。


茶懐石料理は、その点、はじめから食事のテンポに合わせて、次々と料理そのものを味わえるように考えられている。


客をもてなすということは、なかなか、むずかしいことである。
おいしい料理を作ってもてなすことは言うまでもない。
が、客のもてなしとは、それだけでない。おいしい料理を作って、もてなす上で大切なことは、その料理を運ぶ「間」である。
膳を運び出して、給仕口のふすまを閉め、次に、ふたたび、ふすまを開ける。
その間の呼吸、これが「間」である。そののち、酒、煮もの、焼ものと続くが、その間の微妙な間に神経を集中しなければならない。
間が早すぎても、店をせわしくし、客を追いたててしまう。
また、間があきすぎても、席をだれさせる。その「間」ということは、実に、大切なことである。


四季おりおりの旬の材料だけで献立を作り、季節感を盛り上げると同時に、材料の持つ色、形、香り、味を重んじて、これを素直に生かす。
そして、切れ端まで、けっして、粗末に扱わない簡素な心を厳しく守る態度、季節の寒暖にかかわらず、「温かい料理は、あくまでも温かく」、「冷たいものは、それを盛る器まで十分に冷たくして供する」、こうした心がまえ、心くばりは、家庭料理や専門料理の中でも、大いに、見習わなければならない。


茶は、季節の移り変わりを厳しくとらえている。“ 4月、5月は、炉から風炉への時期”“10月は、風炉の名残(なごり)の月”“11月は、炉開き”と、茶懐石の献立の上にも、この季節をはっきり選び分けることが、大切である。


茶懐石料理の献立は、海、山、里の幸を重複しないように組み合わせて、それを、できるだけ質の異なるものを組み入れて構成する。
野菜もの、根のもの、軸のもの、茎のもの、葉のもの、実のものなどを、1種ずつそろえる。およそ、植物性と動物性のもの半々くらいで構成するのが、理想である。


食べにくいものには、隠し包丁を入れ、骨のあるものは、丁ねいに、骨を取りのぞいておく。
また、たくあんのように、かむ音のはっきり出るようなものは、細かく包丁を入れておくなどの心くばりを忘れないこと。
それが、もてなしの真髄なのである。


また、料理の着物ともいうべき食器の取り合わせにいたっては、細心の心くばりを必要とすることは、言うまでもない。

明治時代は、料理を作るとき、ろうそくを灯りとした。
また、材料も、現在のように豊富でなかったので、質素な、本来の茶懐石料理の献立内容であった。
しかし、大正時代になると、電灯を使用するようになり、また、外国からも、多量の肉、その他の山海の珍味が入荷するようになり、次第に、現在のような豪華絢爛たる茶懐石料理になったが、一汁三菜が基本であることには、かわりない。


調べてみると、茶懐石ってマクロビオティックに繋がるところがありますよね~。
日本のおもてなし料理として、ちょっと紐解いてみませんか?

器やおもてなしの品数の都合もありますので、少人数で開催したいと思います。
お早めに、お申し込みくださいね。

尚、12月はマクロビオティックお節を開催いたします。
12月16日(火)の予定です。


かんかん!

2008年10月19日 22時34分47秒 | 庵主の日記



主人の後にはいつもこんなものがどんどん積み上げられていく。
いいかげんにしなさいな!

自分の後始末くらいできないでどうするんですか。

ビールの空き缶二つで「かんかん」なんちゃって。
お~い、座布団2枚持ってきておくれ。


明日は東京日帰り。
夕方帰高して、その足で火土屋の陣ちゃんの廃材天国に。
楽しすぎて、きっとそのままご昇天します。
だって、例のアレが・・・。







飯のコース、卒業式

2008年10月19日 16時49分58秒 | マクロビオティック料理基礎 飯(はん)
昨日は、無何有庵のマクロビオティック料理教室基礎クラス<飯のコース>第9期生の卒業制作発表会を開催しました。
春夏のクラスの皆さん12名。全員無事に修了です。
たった半年間12回のクラスですが、皆さん、素晴らしい成長ぶりでちょっと熱いものが溢れそうになりました。

朝予定時間よりも1時間も早く来られたのが、親子でご参加で唯一の男性だったOさん。お仕事で来れないのでということで、ご自身のとおかあさまの二人分の作品をお持ちになられました。







作品は、全粒小麦粉で作った餃子です。中には基本食のきんぴら牛蒡を包んで焼いたものです。しっかりとお腹もちも良くて風味のある皮が自慢の一品です。基本食を楽しくいただけるメニューですね。
お母さまの作品は、手作り甘酒です。とても甘いのにくどくない、しょうがの風味がさらにおいしさをひきたてていました。今回は温めていただきました。

Oさんのお住まいは観音寺という、高松からだと高速道路でも1時間半ぐらいはかかる所から、通ってくださいました。初めて見るスーツ姿が眩しい~。お仕事なのに、わざわざ、作品だけを持ってきてくださって感激いたしました。

本当においしかったですよ。

さて、11時ごろから12時のスタートに間に合わせるように次々と皆さんの登場です。



テーブルの上に所狭しと美味しそうなお皿が並びました。
基本食なのに、すごいおご馳走に変身しています。





鍼灸の学校の先輩、後輩のHさんとSさんのお二人は、初めての共同作業ということで「基本の葛餅と抹茶の葛餅」でした。甘味に甘酒ソースを添えています。
遊び心で、ハローウィンの飾り付けをさつまいもの蒸し煮でつくりました。
可愛らしい作品でした。心なしか、抹茶の葛餅が南瓜に見えるのは気のせい?
お二人のお陰で、和やかなクラスとなりました。ムードメーカーはお料理も上手ですね。早く彼氏を作って、毎日お料理してくださいね。



メディカルハーブコーディネーターのNiさんは「ただただ練りました」とコメントした渾身の胡麻豆腐。
無何有庵で作る胡麻豆腐は分量の材料を40分くらい練り上げるプロのレシピです。春夏クラスでしたから白胡麻がベースです。スイーツにしようか、出汁醤油でおかずにしようか迷った末に、今回は生姜をのせておかずにしました。
胡麻の風味が贅沢に香る一品でした。ひたすらに練り上げていく時、無の境地に入ります。これはごま塩を作るときも同じですね。雑念のないすっきりした味わいでおいしかったですよ。





栄養士さんのKさん。
テーマは「秋の幸せごはん」です。
朝から圧力鍋フル回転で炊き上げた4種類のおむすびと珍しい麻の実の手作り塩、胡麻豆腐、林檎煮人参と薩摩いものオレンジ煮のデザートです。

玄米おむすびは、季節の玄米栗ごはん、黍入り玄米ごはん、黍と大根菜入り玄米ごはん、玄米茶飯とバラエティなメニューでした。基礎を大事にたくさんごはんが食べられるように考えた作品です。

胡麻豆腐は、柔らかな仕上がりでハート型に抜いて四葉のクローバーを演出されました。まさに幸せごはんですね。

こんな栄養士さんが増えるといいですね~。





こんなに仲の良い嫁姑がいるかしら?っていうくらいの義母娘参加で頑張られたお義母さまの作品は、玄米ライスの「健康バーガー」です。
型崩れがしないように少し柔らかめに炊いた玄米をバンズにして、きんぴら牛蒡を挟んで自家菜園で採れたレタスに包んでいただきます。きんぴら牛蒡は、とにかく時間をしっかりかけてやわらかく炊くことを心掛けたそうです。
今回参加できた10人のうち4人までが投票した準優秀作品となりました。
きんぴら牛蒡が照り焼き風味をかもし出して、小さな子どもさんからご年配の方までおいしくいただける一品でしたね。







こちらの作品は、ご自宅に素敵なハーブガーデンをお持ちのハーブインストラクターの先生でもいらっしゃるNoさんの素敵な一皿。
お庭のハーブを使った<ハーブひろうす>とハーブのサラダ、赤玉ねぎを色よく調理し、林檎の無水煮とあわせたサラダデザート。そして、沖縄のシークワァサーと豆乳とハーブで作ったドレッシングと玉ねぎ、人参を無水煮して入り玄米で香ばしさを出して葛で優しくとろみをつけたあんをお好みでかけていただけるように工夫されました。盛り付けもとても華やかで素敵でした。
なによりひろうすの中に入っているひじき煮は半日かけて火をじっくりと入れて作られたそうです。見えないところでの心遣いがカラダにうれしいですね。
ひじきの器には枝豆をあしらいました。



お義母とご一緒にご参加されたT嫁さんの作品は、ほうれん草を信田巻きにしたものにきんぴら牛蒡のあんをかけた作品です。
ほうれん草は、マクロビオティックではあまり使いませんが、おばあちゃまが有機無農薬で作ってくれたほうれん草に感謝して作られました。
お揚げさんには出し醤油で下味をつけていますのでそのままでも美味しいのですが、毎週作る常備菜のきんぴら牛蒡やひじき蓮根、切干大根のたいたんなど、少しアレンジすることでご主人に喜ばれているうちの一品だそうです。
ほっとする味わいは、若いけれど毎日一生懸命ごはんを作っているのがよく滲み出ている感じでした。もうすぐ、はじめてのベィビー誕生です。この夏は本当に食事に気をつけて頑張りました。きっとおっぱいも一杯溢れて、元気な子育てを楽しむことでしょう。



こちらは、しっかり基礎を学ばれたKさんの作品です。
土鍋で、ふっくらと優しく炊き上げた小豆かぼちゃはとても優しいお味でした。
「食でお手当て」することをご自身の暮らしの中で実践されて、そのよさを実感されたそうです。
何か一品、テーマを持っての卒業制作にふさわしいものでしたね。
小豆、かぼちゃと陰陽を考えての食材選びと、こだわりの塩を少し。
ちゃんと灰汁気もうまみに変わっていましたね。
Kさんの素直な心がちゃんとおいしさに繋がるんですね。素晴らしい作品でした。





この半年で一番うれしかったことは、ここ数年いつも健康診断で数値が良くなかったのですが、全てクリアして、主治医の先生にとても褒めていただいたことですとお話くださったKさん。職場ではまだまだマクロビオティックへの関心を持ってもらえないのであきらめずにこれからも伝えていきたいとのことです。
そんなKさんらしく皆さんで楽しくシェアできる玄米散らし寿司を作られました。干し椎茸と昆布をじっくり蒸し煮。人参は色よくあっさりと甘さをだすためにウォーターソテー。蓮根は梅酢に漬けています。寿司酢には頂き物の酢橘を少し香り付けに入れたそうです。テーマは「体にやさしい玄米寿司」です。
自然の甘さで、何皿もお代わりしてしまいそうなおいしさでした。
華やかさもあって、パーティなんかにも最適ですね。











羹のコースを修了しその後、飯のコースで学ばれました。
すでにマクロビオティックの料理教室を始められている「和樂舎(のぎろのがっこう)」主宰の三木さんの作品です。とにかくお料理好きでアレンジ力がとてもあります。いつもダイナミックな演出におどろかされますね。
今回のテーマは「ありがとう。里山の恵みに感謝して」です。
お祝いのお赤飯のお結び、南瓜の丸揚げの器に入った野菜の煮物、切り干し大根と柿のなます、庭で採れたむかご揚げ、れんこん饅頭のあんかけ、蕪と甘酒のスムージー、無花果タルトは羹のコースで習ったジャガイモのタルト生地で作っています。れんこん饅頭は本当においしかったです。お代わりしたかった!



参加者10人のうち5票を獲得されて、最優秀作品賞となりました。
記念に、火土屋のお茶碗をプレゼントいたしました。
基本を常に心に持って素敵なお料理教室を末永く続けていってくださいね。
今は、何度も何度も、繰り返し基本食を作り続けることが一番大切ですよ。
頑張ってくださいね。

さあ、半年間の総集編でした。
皆さん、お疲れ様でした。
皆さんが笑顔で卒業されることは本当に嬉しい瞬間です。
どうぞ、この半年間がこれからの暮らしに役に立てますよう、心からお祈り申し上げます。そして、迷われたらいつでも戻ってきてください。
また、ご一緒に何かできることがあると思いますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

補講を受けられる方は、来年の春夏クラスまで有効です。お時間を合わせて、受講モレのございませんように。

皆さんに出会うことができて、本当に感謝申し上げます。
ありがとうございました。








お荒神様の秋祭り

2008年10月19日 14時34分43秒 | 庵主の日記
地元の会下(えげ)町内を見下ろす山の中腹にお荒神様のお社があります。
9月の宇佐八幡さまのお祭りは、あいにく雨でにぎわうことができなかったのですが、今日は快晴。
お荒神様のお祭りです。
9月に思いきり舞うことができなかった獅子が、我が家にも来て家の前で舞いを披露してくれました。

宇佐八幡のお祭りは、この地域全体のお祭りになりますので、高松市でもかなり大きなお祭りの内の一つですごくにぎわいますが、今日は町内で祭るお荒神様ですから獅子も一連がでるのみ。それでも、気持ちよく踊ってました。

会下獅子は雌獅子ですから、雄獅子と比べると女らしいしぐさの踊りです。

近くの居酒屋のお兄ちゃんが獅子の中に。









いい顔していますね。

お荒神様は三宝荒神といって火の神様。
転じて竈の神様として祭られています。
瀬戸内沿岸の町に多くみられる民間信仰の一つです。

竈の神様なのでつまりは台所の神様だから女性が大事にしなくてはいけないと母がよく言っていました。

朝から、太鼓の音や鐘の音が響く秋の風物です。