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マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

衣替え

2008年06月01日 12時36分06秒 | 庵主の日記
6月に入りましたね。
いつもは、衣替えをいそいそと致しますが、
う~ん、今日は料理講習会の試作、レシピ作りと明日のお勉強で精一杯。

ま、来週にしますか。

雨上がりのお天気で、近くの小学校は朝から打ち上げ花火が上がり、地区合同の運動会のようです。

今頃は、子ども達は嬉しそうにお弁当を食べている頃でしょうか。

主人は、虫歯予防デーのお勤めでお昼まで外出。
ひとり、リンゴの無水煮と我が家で収穫した金柑の無水煮を作っています。
リンゴは、凍らせてスムージーにいたします。
金柑は、雨上がりに摘み取ったからか例年より甘さが薄く、いつもなら何も加えないのですが、今回は米飴ぐらいは足そうかなって思います。

さ、サクサク仕事を終えて、明日は東京です。

マクロビオティックと子育て

2008年06月01日 09時59分20秒 | 庵主の日記
もうそろそろ子育てから卒業する時期を迎えました。
最後の総仕上げといった感じです。

まだまだ、小さいお子さんを育てていらっしゃるお母さん達の気持ちが走馬灯のように蘇ってきます。(小声で・・・)大変だった~
でもね、今だから思うのだけれど、あっという間です(笑)。そして、反省ばかり。でも、楽しかったんだよねって気がつきます。
苦しかったとばかり思ってましたが、そろそろ子育て引退となってくると、もう少し息子が子どもでいて欲しいって気がします。

桜澤先生は子どもには「寒さ」と「ひもじさ」を教えなさいとそのご本にも書かれています。

若いお母さん方はそんなこと出来ますか?

自分が体験したことのないことを子どもには教えられませんよね。


我が家の子育ての基本は、「人のために何か出来ることをする」でした。
息子は、小学校に上がってから一日とも休まず家の前、隣近所の前の道路の掃き掃除、庭の水遣りを欠かさずやってきました。
冬などはまだ真っ暗な早朝から起きて、雨の日も、風の日も。来る日も来る日もこの日課を果たしました。今も帰省しますと、何も言わずにやっています。
真冬の掃除が終了した後、水遣りで冷たくなった手は赤くなっていましたが、主人は、絶対にお湯を使わすことはしませんでした。
ですから、私の手や身体にこすり合わせて息子の手を温めたものです。

息子との一番の約束は、「絶対にウソをつかない」ということでした。
息子は、主人と二人のときに甘いおやつは絶対に食べさせてもらえませんでした。でも、周りの大人たちは、かわいそうにってそっと「お父さんにはナイショね」ってお菓子を与えていたようです。
そして、息子はウソを付くことを覚えました。隠れて甘いお菓子を食べるようになったのです。でも子どもですから、すぐに父親に見つかって、ひどく叱られお仕置きをされます。そんな中、私は息子と出会いました。
だから、「絶対にウソを付いてはいけない」ということを約束したのです。

でも時には、やっぱり自制できなくてウソを付きます。その時には、反省するまで食事は与えませんでした。息子も黙ってじっと我慢したものです。

躾は相当厳しくいたしました。
ご近所の方は、朝の掃除なども「やっぱり、継母だからね~」って言っていたのだそうです。知らないのは私だけ。親しいご近所のおじさんが「あほなことを言うな」ってみんなをたしなめてくれていたことを最近になって聞きました。
ま、そんなことはさておき、厳しい躾も今となっては、どなたも素晴らしいと褒めてくれる息子に成長させることができました。
亡くなったおばあちゃんのオムツも進んで替えてくれました。

マクロビアンのお母さんが育てた子どもは、概ね落ち着いていますね。
子どもらしく元気すぎるくらいはしゃいでも、素直で気持ちがいいです。そして、感情の起伏が柔らかなようです。
お母さんの作る心のこもったごはんがそうさせているのでしょうね。



最近の子育てがうまくいかずに迷っていらっしゃるお母さんは、怒ったり、褒めたりと忙しいです。怒る時には感情的。褒める時には必要以上なリアクション。
なにより、子どもが言うことを聞かない様子は、お母さんが叱っているときの写しになっています。お母さんの姿が子どもにそのまま出ているのです。
でも、お母さんはそんなことには気がつかない。気がつかないからますます腹が立って怒る、時には叩く・・・過ぎれば虐待に繋がるわけですね。

そんなお母さんの特徴は、とにかくお金を使います。買った物でココロの空白を満たしているような気がいたします。
そして、家の中は、荒れ放題。全く掃除に手付かずの状態です。すぐに何でも買いますから、物に溢れています。冷蔵庫の中も満杯。どこもかしこも片付けができていません。そんな状態ですから、家にいるよりも外出が好きです。その果てには、外食が過ぎていきます。買い物は大型ショッピングモールなど、雑念に溢れた、刺激的であまり余る物欲の宝庫です。必要以上な音楽が流れ、これでもかっていうほどの電気(人造エネルギー)を使い、心も体も休まるところとはとても言いがたいです。疲れて休むのは、スタバやCafe。そこでまた、ジャンキーな物を口にしてしまう・・・。

子どもが引きこもりで、子どもが乱暴者で、子どもが怒りっぽくって、子どもが泣き虫で、子どもがひねくれて、子どもがすぐに拗ねて・・・。

相田みつをさんは「育てたように子は育つ」という言葉を残されていますが、まさにその通りなのです。今の現状を学びに、何を変えなくてはいけないのでしょうか?

子どもですか?



官足法の講習会を開催いたします。

2008年06月01日 08時58分56秒 | 松見歯科診療所にようこそ
昨日、記事に書きました官足法の講習会を無何有庵で開催することになりました。

ご指導いただきますのは、高松官足法健康ルーム・NPO法人(特定非営利活動法人)「こころとからだの健康道場」を主宰なさっておられます、道場主 太田光夫先生(65歳)です。

太田先生にはかれこれ10年来のご指導を頂き、いつもその素晴らしい行動力に学ばせていただいております。

マクロビオティックを実践されていらっしゃる方なら、この「官足法」という言葉を一度くらいは耳にされたことがあるのではないでしょうか?

官足法とは、簡単に申し上げると、官有謀先生が提唱された足の裏健康法です。詳しくは上に貼り付けました官足法のHPをご覧になってくださいね。

足の裏には内臓器官の状態が現れるとされています。そこで、足の裏を刺激して身体を健康にするのが「足もみ」です。
これは自分でできる手軽でリスク(副作用など)がなくお金のかからない健康法です。しかも驚くべき効果が現れるのです。

実際に太田先生は20年前から、ご自身の腎不全を現代医療に頼らずに健康維持なさってきました。同時に2万人の方の足の裏を揉んで来られてきました。そして、太田先生の指導のもと、ご自身が官足法を実践されて死の淵から生還なさった方もいらっしゃいます。

その太田先生の官足法の理論と実践を、短い時間ですが学ぼうという講習会です。

「この頃、ちょっと身体の調子が・・・。」「自分の身体は自分で守りたい!。」と思っていらっしゃる方は、ぜひご参加くださいね。

日 時  6月24日(火)17:00~19:00

場 所  松見歯科診療所 食養塾 無何有庵

参加費  1000円(太田先生への謝礼と致します)

定 員  20名

お申し込みは松見歯科診療所 受付 川田まで(087-881-2323)。
素晴らしい機会ですので、ぜひお誘い合わせてご参加ください。