マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

マクロビアンの酒の肴

2006年03月30日 00時01分25秒 | 庵主の日記
3月17日(金)に丸亀市のとある小料理屋でマクロビケータリングサービスのご依頼を頂き、初めての経験だったのですが喜んで頂くことができました。

最初の突き出し3品は土筆のおひたし、筍のオーブン焼、豆腐の味噌漬け。その次に桜もちもち餡入り玄米ご飯、アマランサスと豆乳羹、ごま豆腐、手作り蕗の薹味噌、手作り金山時味噌、キャベツの味噌蒸し煮、南瓜のグルテンミンチそぼろ蒸し、根野菜の蒸し煮・甘酒ソースがけ、梅干のてんぷらりんごと大根の下ろしあえ、土筆と水菜の混ぜご飯、玄米粥とりんごのキャンディートタルトでした。

平均年齢65歳くらいの男性のお客様で、マクロビオティックに興味津々。健康にとても気を使っていらっしゃる方ばかりなのですが、やっぱり皆さんどこかに心配な点をお持ちです。質問もたくさんいただきましたが、口々に玄米が美味しいとおっしゃって頂きました。奥様にいろいろな試食用のお料理をお持ち帰りになられました。

マクロ的酒のおつまみの中でも豆腐の味噌漬けは珍味でした。豆腐を良く湯がいて一時間ほど水切りをして、麦味噌の中に一週間ぐらい漬け込んだものです。
今日残りを出してきていただいたのですが、漬け込んでもう3週間たったものです。これが本当に美味しかった!濃厚なクリームチーズでした。
是非皆さんも作ってみてください。かんたんです

勉強になりました

2006年03月29日 23時14分33秒 | 友達 永久保存
3年ぶりに国分寺の金沢治療院に
マッサージを受けに行ってきました。

金沢先生は同じ学校の卒業生。

開業して23年になる大先輩。

声が大きくて明るい気さくな先生です。

無論、治療の腕前は素晴らしいです。

ただ単に治療をしてもらうのではなく
技も盗んで勉強します。

一石二鳥。

面白い話をしてくれました。

素直で優しくてまじめな人は
案外、早死に。

癖があってわが道を行く人は長生き。

ん~、「こうするべきだ」とか
「ねばならない」とか「ちゃんと~する」
とか言うのは本当の自分ではないってことでしょう。

おおらかに過ごして
お気楽、極楽な人生っていいですよね。





農作業請負人 元木のおじさん

2006年03月29日 01時49分39秒 | 庵主の日記
先週末にはブログ三昧の予定でしたが、県外で寮生活している息子が春休みで帰省しており、親ばかチャンリンのベタベタ生活でつい息子といる時間ばかりが優先となってしまって、本日やっと書き込んでます。

そんな、毎日の中で昨日素敵な出来事が起こりました。

夕方、玄関チャイムがピンポーンと鳴るので出てみますと、見知らぬおじさんが立っていきなり玄関の中に入ってきました。正直ちょっとたじろぎましたが、おじさんが「あんたんとこのこと新聞で見て来たんや」とおっしゃいます。どうも、2月12日の講演会の一週間後に四国新聞でその様子を掲載して頂いた記事のことのようです。そ、それで・・・?と思っている私に、「野菜を持ってきたんで、食べてみてくれるんな」と切り出され「はぁ?」と言うまもなく、家の前に止めた軽トラに走って行っちゃったので、あわてて私も後を追いかけました。

これが、それはそれは!立派な!見事な!美しい!!「白ねぎ」との出会いです。
こんなにすごい白ねぎは生まれて初めて見ました。

そして、それを食べてみてくれ、と、言うのです。

それから話すこと30分。頂いたお名刺には<農作業請負人>と書いてあります。請負人?なに?と戸惑っている私に間髪なしで、それはそれは熱く、土作りの話を始められたのです。おからともみがらを長時間自然発酵させた堆肥でで作るお米と旬の野菜の話です。とにかく熱い!どんどん話しに引き込まれ、玄関の外で立ち話となったのです。元木のおじさんの口の悪さは天下一品とご自身でおっしゃっておられましたが、まっ正直な人柄の良さと野菜の骨太な様こそ天下一品ではありませんか。その魅力に、初対面のかたとは思えない親しみを覚えました。

で、夜さっそく骨太ねぎを使ってオーブングリル、本日は鍋。と、ねぎ三昧の2日間。とにかく甘い!白ねぎって、こんなに甘かったのか、と驚きの夕食です。

友人に、見知らぬ人から頂いたものを食べるなんて勇気あるなぁ、と言われましたが、食べずにはおられない、元木のおじさんの元気のよさとつやつやの白ねぎだったんです。そして、サイコー、サイコーと百回ほど叫んでしまった美味いねぎ。

写真に撮るのを忘れるぐらい食べるのに夢中にさせた、不思議で楽しい出会いです。今度お米を持ってきてもらうことにしたので、そのとき、写真をおみせいたしますね。

マクロをしているとこんな素敵なサプライズが起きます。あなたもいかが?

パソコンがおニューになりました。

2006年03月25日 03時45分08秒 | 庵主の日記
大田先生の書き込みのサイトが面白く、つい見入ってしまいもうこんな時間!

そんなこんなで(どんなこんなや?ねん)、お蔭様でPCが新品になりました。これでブログ再開です。本当にMe君はご老体に鞭打って頑張ってくれたのですが、ご隠居となりました。今回のPCはオフィス使用なので、ワードとエクセル位しか入っていないので、処理の早いこと早いこと。本当にうれしいデス。週末はいっぱいたまっている出来事を一気に書き込んで、スッとしたいですぅ。

調子悪くても見に来てくださった皆さん、本当にありがとうございました。大田先生も本当にありがとうございます。メールを下さった皆様も本当にお待たせいたしました。お返事遅くなり、すみませんでした。

そして、これからもよろしくお願いいたします。

うれしい速報

2006年03月22日 01時31分24秒 | 友達 永久保存
せっかくの祝日だったのに
香川大学で
運動器リハビリテーションセラピスト研修会
に無理からに強制参加。

4月からの保険点数改正に対応するために
受講が必要だそうだ。

試験なんか受けてる場合じゃないよ
日本とキューバ、どうなってんの?

と思ってたら試験の合間に
主催者側の粋な計らいで
日本、キューバに10-6で勝利!!
の速報をつたえてくれた。

名言を思い出した。

努力は素質を上回り
気力は実力を超える

体がでかい人がいつも勝つわけじゃない。
大金持ちがいつも勝つわけじゃない。
だれもが勝負できる要素である
「気持ち」や「叡智」がそれを覆し
勝利を導くことだってある。




グアテマラ滞在記

2006年03月20日 01時15分43秒 | 友達 永久保存
先日、笠田高校にて
「グアテマラ滞在記」というテーマで
青年海外協力隊時代の
体験談を講演してきました。

JICA(国際協力事業団)の企画で
際協力出前講座という
プログラムの一環です。

260人の学生が対象でした。

あんなに沢山の人の前でお話をするのは初めてで
途中で頭の中が真っ白になりそうになりました。

国際協力にこだわらず
正食やメンタルなどいろいろ
学んだことをしゃべろうと
思っていたけれど
時間が足りませんでした。

グアテマラについてはこちらをご覧下さい。
少しでも身近に感じていただけたら嬉しいです。

http://kenokabe.hp.infoseek.co.jp/

感じる心

2006年03月10日 00時05分48秒 | 友達 永久保存
大谷ゆみこさんの講演会に出かけてきました。

玄米、玄米、玄米の枠組みがほぐれました。

雑穀、もちきび、ひえ、あわ、
うまく調理するとおいしそう。

感動する能力が高い人は
あそこまで広く深い
独自の世界を
構築してしまうのだ。

無気力や無感動では人生は楽しくない。

感じる心をもっと意識したい。

聴く耳をもっと心がけたい。

見る目をさらに養いたい。



飯のコースのおまけ、手打ち蕎麦作り

2006年03月08日 19時44分32秒 | マクロビオティック料理基礎 飯(はん)
 今日は飯のコース9回目。秋冬コースも終盤です。メニューは、牡丹餅・季節の揚げ春巻き・かぶら蒸し・茶巾しぼり・お手当の豆腐パスタ-に加えて、手打ち蕎麦をおまけしました。

 牡丹の季節なので牡丹餅って知っていましたか?秋の萩の季節には同じものでもお萩となります。日本人て本当に季節と共に暮らしてきたんですね。今日は黒豆のほうじ黄な粉と青海苔の二種類。餡は、ヤンノーを水を入れて、手作り甘酒でほんのり甘くして、火にかけてよく練ります。ヤンノーは焙煎しているので少し香ばしくて美味しいです。陰性体質の方にはいいですね。何より小豆から餡を作ることを考えればお手軽です。

季節の揚げ春巻きは、竹の子を入れました。牛蒡、人参、蓮根、玉ねぎを蒸し煮して、出し醤油で味を整え煮きったものを、春巻きの皮で包んで揚げます。お野菜の甘さが格別に感じる一品です。

かぶら蒸しは、いつもは中に色々な具を入れますが、今日は蕎麦も打つのでかぶらをすりおろして水分を自然に切って器に入れ蒸すだけ。葛の銀餡をかけて三つ葉を添えるだけの簡単かぶら蒸しですが、あっさりと美味しいです。



デザートは茶巾しぼり。南瓜をホイルに包んでオーブンで焼いて、皮と実にに分け、皮は細切り、実はマッシュ、ヤンノーの餡と一緒に三色餡の茶巾にしました。

 蕎麦打ちも上手にでき(ちょっと切る時に太く切った方もおられ、讃岐風蕎麦(笑)となりました)打ち立ての蕎麦に舌鼓を打ちました。蕎麦打ちの様子は後でまた書き込み致します。


正食協会 むすび誌連載 歯医者さんの健康常備学(その4)

2006年03月07日 20時23分18秒 | 院長のブログ <歯医者さんの健康常備学>
良い育児は食育で決まる。
乳児期から幼児期にかけて(2ヶ月より3才まで)歯の発達と食べ物の関係
 
 無事おっぱいは出ていますか。生後2ヶ月位になると赤ちゃんの体重、気になりますよね。母子手帳を見ると「うちの子は少し体重が少ないみたい!」…。案の定、検診で「平均より小さいね。ママのおっぱいでは足りないかな?ミルク足しますか?…」。なんて脅されちゃいます。

 母子手帳のデータは絶対多数を占める人工乳育ちのデブデブ赤ちゃんが主体。心配なんか要りません。母乳で育つ子が固太りで小柄なのはちゃんと意味があるんですから。

 人間の赤ちゃんはママにしっかりだっこして守ってもらい体格よりも脳の発達の方が優先させるんです。歩行だって一年はかかるでしょ。体格より体質です。人工乳の原料は600kgに育つための牛の乳。知能の発達より大きけりゃ良いとまだ思いますか?

 六ヶ月にもなると下の前歯が2本生え始めます。巷の育児書では離乳食は早く始め様々な味に慣れさせるのが良い?らしいですが、子どもの消化器はまだまだ未熟で咀嚼は無理。特に異種タンパクなどは分子が大きく危険です。神様や自然の力を信じ母乳だけの栄養で育てましょう。

 母乳(良質な)を通じて味の成分や香りを赤ちゃんに記憶させると、時期がくればちゃんと子どもから離乳食を要求し始めます。育児書を持たない他の哺乳動物では離乳が始まると親は半消化の主食を口から出し子に与えます。あなたも虫歯や歯周病のない口(ちゃんと治療を済ませて)で、初めは良く噛んで与えてください。唾液と混ざり消化酵素の働きで子どもの未発達な消化を助けます。瓶からそのまま派ではダメですよ。

 歯の発達から食べ物を判定すると、生後六ヶ月までは歯無しですから液体食。七ヶ月から一才半までは前歯しか無いので流動食からドロドロ食。上下一対の乳臼歯が生えればつぶつぶ食が始まります。二対の乳歯まで生え揃うのは二才半。やっと固形食です。急ぐ必要はありません。日本人の子は四才位までラクタ-ゼ活性が残る事でも、幼児期まで母乳と主食の混合である事を示唆。ましてや味覚の形成を学習中の赤ちゃんにお菓子やジュースなどを与えると一生の嗜好の因子として植え付けてしまう事に!おっと、ベビービジネスの邪魔をしたかな?

無何有庵マクロビオティック料理教室<春の体験コース>

2006年03月07日 19時41分42秒 | 松見歯科診療所にようこそ
 もうすぐ春夏の料理教室が始まります。なんか、わくわくしたり、ドキドキしたり、ちょっとそわそわしますね。

 どうしても、一緒にお料理を作って行っても自然と日常に取り入れていかれる方と、途中でやめてしまう方がいらっしゃいます。全ての方がご満足いただけるとは限りません。私の力不足で、興味を持っていただきながら途中でやめられてしまう事もあるのではないでしょうか。本当に、身の引き締まる思いです。

 それでも、やっぱり教室は続けて行きたいですね。歯科診療での臨床の場では、多くの方が健康に問題を抱えておられます。少しでもお役に立てればという思いが勝ちます。主婦としての時間がどんどん削られていって家族にも少ぉしづつ負担をかけていますが、今、私にできることをしないでは居られないのです。

 そこで!といっては何ですが・・(笑)
<マクロビオティック料理・春の体験コース>やっちゃいます。しかも2回も!

 今年度は、岡田右佳先生のサポートも頂いて、心強く何でもできそうな気になってしまいました。

<春を楽しむ和のおもてなし>

日 時  3月14日(火)、3月29日(水)
     10:00料理スタート

お献立  玄米ピースご飯
     玉ねぎの蓮の花スープ
     豆腐と大和芋のキッシュ
     玄米クリームの桜羹甘酒ソースがけ

エプロン、筆記用具をご用意の上、ご参加ください。料理の内容は、マクロビオティック料理の基本を踏まえたおもてなしメニューです。お申し込みはお早めに。定員になり次第締め切らせていただきます。

体験コース特別参加費 2,500円(通常で3,500円のコースです)

お申し込み・お問合せは・・・087-881-2323 
松見歯科診療所 食養塾無何有庵
blog http://blog.goo.ne.jp/mukhayuan 
e-mail mukhayuan@matsumishika.jp

たくさんの方にご参加いただけますように、心からお待ち申し上げております。

 

春の講座を受講される方募集始めました

2006年03月07日 08時14分16秒 | 庵主の日記

 早いですね。ついこの前秋冬の料理教室が始まったばかりと思っていましたが、もう残り1~2回で終了です。4月の春夏の教室の募集が始まりました。

 今年は、料金が受講されやすいように少しですが改訂いたしました。メニューも春夏に合わせ、昨年度とはちょっとだけリニューアルしました。

 上級クラスの霽華のコースは、最終回に2泊3日の研修旅行を企画しています。

 また、新しい企画では、右佳先生の月一「マクロ日和」料理教室や無何有庵ブランド「ゆるりまんま」で月一ランチCafeをOPENすることになりました。10席限定1050円のマクロビオティックランチです。

 JEUGIAカルチャーセンター高松天満屋では4月から第2月曜日に<自然医食お手当講座>が始まります。昨年は、人数が少なくて開校できませんでしたので、是非大勢の方がお集まりいただいて、自然医食のパワーを知っていただきたいと思います。お申込お問合せは0120-919-108JEUGIAカルチャーセンターまで。

 6月にはヨンデンプラザ高松サンポート店で<マクロビオティックエコクッキング>を開催いたします。6月15日・29日の木曜日10:30分からです。お問い合わせはヨンデン高松サンポート店まで。

 まだまだ、新しい事を始めていきたいと思います。ご興味のある方は資料をお送りいたしますので、e-mail mukhayuan@matsumishika.jp にお名前・ご住所をお送りください。折り返し郵送致します。

今神(いまじん)

2006年03月07日 01時47分44秒 | 友達 永久保存
筋トレを漫然と行うのと
鍛える筋肉を意識して行うのとでは
まったく結果が違ってくるそうです。


ふと思いました。

それは筋トレ以外のことにも当てはまる
のでは?

いや、そうに違いない!

人生や生活も
漫然と過ごさず
忙しさに流されず
何か目標をもって
意識的に過ごすと
いいことが起きるに違いない。

いや、目標といわずとも
ただ、「今」を意識的に
生きることが大切だ。

いらんことをようけ考えることはしょっちゅうだ。

未来に心を振り、過去を振り返る。

「今」しかないのにねー。



セネカの言葉を思い出した。

ある者は過去の記憶を蒸し返して
我と我が身をさいなみ続ける

ある者はまだ見ぬ罪におびえて
我と我が身を傷つける

どちらも愚か極まることだ

過去はもはや関係なく
未来はまだ来ぬ