マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

マツミ・デラックス?

2011年05月31日 17時18分07秒 | 庵主の日記
明日から6月ですね。
衣替えの季節です。

我が家も明日は衣替えです。
2階の大掃除も兼ねて、断捨離を実行。
なんだかんだと、物が増える我が家です。

松見歯科も一年目スタッフの退職を期に、明日から模様替え。
松見哲雄院長と松見哲子デンタルハイジーン(歯科衛生士)の2迷(笑)体制となります。

って、院長が全部するということですが。
ええ、ですから、マツミ・デラックスが明日から誕生するわけです。

院長の右手左手になるスタッフの育成には時間と根気と労力が要ります。
ゆとり教育世代の育成は、息子も含めて、本当に気合いもプラスしないとなかなか大変なものがあります。喰らい付いてくるような気概のある人材はなかなか見つかりませんね。
学校教育で日本の国力はうんと変わると、つくづく思います。

うちのトップ衛生士のさえちゃんの復帰が待ち遠しいです。

それまでは、もう一人で全部やる!んだそうです。
その方が気が休まるのだとか・・・。

気持ちはわかるけど、倒れないでね。


なので、しばらく、予約の取れない松見歯科(仕方がなくですが)となります。初診の患者さまは、現在待っていただいていている状態です。

メディカルコンシェルジュの加藤敦は、今後、歯科スタッフとしてアシスト、食養指導、お手当、フットアドバイザーなどの担当に順次移行させて頂きます。

受付には、新しく強力スタッフを迎えることになりました。
素敵な笑顔でお待ち申し上げます。お楽しみに!

何かとご迷惑をおかけいたしますが
松見歯科のレベルを落としたくありませんので、
歯科衛生士につきましては、人柄、技量、思い、と、最高のスタッフが集まるまで
この体制でよろしくお願い申し上げます。

私も、できるだけ、診療室に関わってフォローいたしますので
ご了承願います。

それにしても、マツミ・デラックス、ナイスネーミングでしょ?

























ギプス

2011年05月31日 15時52分51秒 | 庵主の日記
今日、母のギプスが全部取れました。
ご心配くださった皆様、お陰さまで母は元気にしています。
ありがとうございます。

本格的なリハビリが始まります。

でも、ギプスだけで手術の必要もなく、まぁ、良し!としなくてはです。
次回は6月28日にもう一度レントゲン検査だそうです。
でも、もういらないんじゃない?
どうせレントゲン見て、少し良くなったっていってもらうだけだし。
被爆する必要もないんじゃない?
ほんまやなぁ。
ってことで、もう、次回はいかないことにいたしました。
あはは。
さあ、今日からしっかりこき使ってあげますわよん。かあさん。

でも、ギプスの下の皮膚は蝋をぬったような感じで、
まずはお風呂につかってください。

前回お風呂にいっしょに入った時は
しっかり背中を流してピカピカにしてあげたつもりだったのですが、
浴槽に入るとしだいにびっくりするくらいの垢が浮いてきて
二人で大笑いしました。

人間の新陳代謝ってすごいですね。

今夜は78歳の自然治癒力に乾杯してあげねばです。






















てんつくマンと放射能

2011年05月30日 13時16分07秒 | 庵主の日記
急遽時間ができたてんつくマンが、治療にいらっしゃいました。
高松駅までお迎えに行ったその足で、お昼ごはんにうどん屋へ・・・。

いろいろなお話を伺いました。

やっぱり、放射能の話がすごかったです。
感想は、う~ん、「ショック」という言葉になるのでしょうか。

放射能の被爆量が1ミリシーベルト~20ミリシーベルトになった背景や政府の思惑・・・。
1ミリシーベルトって、関東地区で、すでに越えてます。
福島の原発事故の時点で1ミリシーベルトの被爆をしています。
年間の許容被爆量をたった一日で受けているのです。
なのに、安全なのか?

てんつくマンなどの話をまとめると
関東の子どもたちは今すぐ疎開するべき。

そうなります。


現実的にとても無理な話です(><)




今私たちにできることは、徹底的に食を見直し、
食から身を守ることを選択することしか残されていないのかもしれません。

学校給食も、完全米飯(玄米も含む)で、完全な日本の伝統食に帰ることを目指さなくては他に術がないようです。

誰が目指すのですか?
国ですか?
地方自治ですか?


いいえ、わたしたち一人一人の個人が目指さなくては、子どもを守ることなどできません。

できる自己防衛はしておかなくては・・・。

私たち50歳を過ぎた人間は、経済を回すためにも農業を維持するためにも、福島の野菜だって積極的に食べなくてはならないでしょう。
原発を食い止めることのできなかった世代の責任です。

体への影響は計り知れないかもしれませんが、
ガンになるとしても先の話、
だとすれば、20年、30年生きることができればよしとしなければです。


でも、未来を担う子どもたちには、できる限りの防衛をしておかなくては
さらに悔いが残ります。

食の大切さを、さらにお伝えすることがこれからの私の仕事になりそうです。
希望を持つためのお話にしなくてはですね。


それから、てんつくマンのこれからの活動で
6月6日から7月7日のひと月で、
電気の送電線の分離化の署名を1千万人分集めるというものです。
七夕の日に、署名を提出できるように、
みんな動いてほしいとのことでした。

また、てんつくマンのメルマガでご案内があると思いますが
「動けば変わる」をやりましょう!


























どら焼きが・・・。

2011年05月29日 18時42分25秒 | 庵主の日記
和子先生の教室で、和菓子教室をさせていただいております。

昨日はどら焼きを作りました。



いつもはあまり試作しない私なのですが、
和子先生のおひざ元での教室は、緊張もしますし、人数も多いので
しっかり試作をして挑みました。

なのに、なのに、試作の甲斐なく皆さんをうまくアプローチできなくて、
思ったようにできなくって「かなりのショック」が隠しきれませんでした。
今期から参加することになったカトちゃんに笑われてしまいましたが、
どなたかにご指導するということは本当に難しいですね。

お友達のお菓子作りを得意としているちほちゃんやみっちゃんは、粉から吟味して作りますものね。

わたしそこまでこだわってなかったのですが、
今回、材料のメーカーの違いでここまで変わるのかとつくづく驚きました。

国産の小麦とアメリカ産の小麦の違い。
山芋粉もメーカーによって粘りが違う。
豆乳も濃さが違う。

出来上がったものが別物になる

これは本当に、いい勉強になりました。

ご参加の皆さんは、別物のどら焼きでも、おいしいと言ってくださいましたが
あ~、ショック。
皆さんに申し訳ないなぁ。
どら焼きというより、マトファンになってしまいました。

来月は、ココロして取り組みたいと思います。

準備を担当してくださる和みさんは、いつもとても可愛いチラシを作ってくださって
本当にありがごうございます。

来月は、アジサイの花をつくります。



















岡山大学にて

2011年05月28日 08時55分38秒 | スタッフのブログ


今週はずっと岡山大学の歯学部にて見学実習。



楽しい楽しい実習のはずだったのですが・・・




心が折れました・・・


ズタズタに(T^T)




見学実習ということなので



我々学生達は先生方から見ると邪魔ものなのですが



他の生徒と俺との対応の仕方が違うのはなぜ!?



ある科の先生の所へ見学させてもらおうと


Mr.T「先生。見学させていただいてもよろしいですか?」



と言うと



Dr「無理!」



の一言・・・



まぁそんなこともあると思って他の先生の所に行こうと


思い患者さんが入っているユニットを探していると


同じ班の子が先ほどの先生の所に行き


Miss.M「見学させて下さい」



Dr「いいですよ。どうぞどうぞ」



なんじゃそりゃー!!!



なに?なんなの?


俺が男だから?Miss.Mさんがかわいかった?



ああああああああああ腹立つ!!!!!



質問しても言葉すら発してくれない先生も



他の子が質問すると模型まで持ってきて笑顔でご指導していました



大学の先生ってこんなもんでしょうか?



それにしても差別しすぎです!!



そんなこんなで散々な一週間でした↘


ひとつだけうれしかった事は



自転車が帰ってきました!


放置自転車として持っていかれていました


引き取りに¥1500もしましたが














佐世保からこんばんは。

2011年05月27日 23時53分34秒 | 庵主の日記
台風に向かって九州にやってきました。
日曜日に帰宅するのですが、どこかで遭遇するのでしょうか?
先月も佐世保の夜は大雨。
あれ?晴れ女だったんだけどなぁ。

東北にこれ以上被害が広がらなければいいのですが・・・。

平年より早く入梅して、梅雨前線と台風2号が重なってか、
かなり大きな台風らしいです。

皆さんもお気をつけてくださいませ。

明日は平戸に参ります。
柿本和子先生の講座を受講するためです。
人生の師にめぐり合えることは本当に幸せなことです。
高松から平戸は遠いですが、
いつもココロ踊る道のりです。

和子先生のお計らいで、料理教室もさせていただいております。
今期は和菓子教室です。

「夢みるMacrobiotiqe wagashi class」

5月の明日は、どら焼きです。

基本のどら焼き(全粒小麦粉と精製小麦粉の2種)ハート型とピンク色の餡が透ける可愛いバッグ型のどら焼きを作りますよ。
和菓子のレシピは色々ありますが、私のレシピはシンプルイズベスト。
簡単に作れるのがチャームポイントです。

ミニランチは、ちほ先生に教わったバラの花の巻き寿司を召し上がっていただきます。
お楽しみに。


















アッシー君あらため白タク。

2011年05月26日 09時38分39秒 | 庵主の日記
私「はい、お客さんどこまで?」

客「高松駅」

私「はいはい、じゃ、半額で1000円ね~」

これ、今朝の会話。


今日こそは平穏な朝と思っていた母が甘かった・・・。


家から近い香西駅に向かった息子は、電車に乗り遅れたとの電話。

そりゃそうでしょ、「そんな、頭の毛を立てらせたり、眉毛そったりしていたら、時間なくなるの決まってるでしょ!走れ~」の号令で家を飛び出したのですが、案の定間に合わなかったようです。






「高松駅まで乗せていってくれんと間に合わん」


「   ( \ / )   」






「な、なんですと?」

と、怒り心頭となりかけたのですが、
アドラリアン(?)のminoruさんがアドラー心理学に基づいてアドバイスをくださっていたので
アドレナリンの私は、ぐっと怒りを飲み込んで、感情をすぐに出さないように務めました。

で、気を取りなおして私は白タクになることにしたのです。
タクシーの親だけに

昨日はアルバイト代(松見歯科での)の支給日で預かったままなので、しっかりと天引きさせていただきます!


はれて、私はアッシー君卒業となりました。
めでたしめでたし♪

明日から、朝が楽しみってもんだわ~




















初夏の楽しみ。

2011年05月25日 21時07分14秒 | 庵主の日記
きのうのドタバタも少し落ち着き、
結局、高松駅から歩いて帰ってきた息子は、8時過ぎにへとへとで到着。
まあ、行き帰り歩いたんだからね~。

迎えに行こうかと迷っていた私ですが、たくさんメールを頂き
ココロを鬼に!とのアドバイスをそのまま決行したわけです。

最近お小遣い稼ぎで、晩ごはんを担当している息子は、それでもご飯の準備をして無事食事にありつきました。

anzyuのみっちゃんと楽しい長電話の間中、こっくりこっくりしていましたが、
なにしろ片付けまでがお小遣い支給の条件ですから、容赦しませんぞ。
なんとか片づけが終わったのが11時過ぎ。

へろへろで部屋に戻った息子。

どうせ、もう夢の中と思いきや、なんと勉強中。

くぅぅ・・・泣かせるではありませんか。

で、今朝、高松駅まで送って行った、あほな母でした。


ま、子育てって、親育てともいいますから、
わたしも少しは育ててもらていると謙虚になれば、腹も立たないのでしょうが・・・。


今日は、夕方に「ほっこりでんばや」のりかちゃんの子どもたちが元気に遊びにきてくれたので、飯のコースの打ち合わせに来てくださっていた「natural food class te-ma」のあさ先生も道連れに、秘密の山岳コースにドライブに行きました。

野バラやニセアカシアやミカンの花の香りにむせるこの時期だけのお楽しみがあるんです。






それは野イチゴ。


 

そろそろだよなぁ、あるかなぁ・・・。

って細い山道を辿りながら、目的地に到着。

りかちゃん、歓喜!
母、がんばるの光景がほほえましかったです。

た~くさん生っていたのですが、手が届かない~(><)
なので、収穫は少しだったのですが、ジャムにすることになりました。

週末、お父さんをひきつれて、大収獲してきてくださいね。

蚊や虫に気をつけてね~。


この時期のひそかな楽しみでした。





















あほな息子を誰が育てた~~~~(><)

2011年05月24日 08時05分33秒 | 庵主の日記
まあね、今ごろ気がついたわけではないですが、
天然醸造の息子の話・・・(;_;)

昨日から、歯科衛生士の研修で岡山大学に行き始めたのですが、
あいにくの雨と出発が早かったため、遅刻ギリギリで走り、駅前のミスドの前に自転車を不法駐輪。
しかも、鍵もかけず、雨合羽をそのままに、「さ~、ご自由にお使いください」といわんばかりに停めたそうで、案の定自転車は盗難(撤去かも)に合いました。

さらに、「叱られついでにもう一つ先に行っとくわなぁ」と、研修中に履くシューズを、それ用に買ったばかりなのに忘れ、結局倍もするシューズを買ったんだとか。
「だから、お金ちょうだい」
カ~~~

これだけでも、母は十分切れているのに、

まだまだ、続きます。


今朝は自転車がないので高松駅に歩いて行くというので
「そりゃそうでしょ!」
と、私。
痛い目をしなきゃ、このあほさは治らんですから。

しかし、結局4時に最大音量の目覚ましがご近所中に鳴り響いてたたき起こされて、
まあ、しかたないのでお弁当を作ったわけです。

おとといオーガニック蔵マルシェで仕入れた「牛筋こんにゃく」で
わらの船越さんに頂いた朝どれレタスをご飯の上に引きつめて
玄米サラダどんぶりにして、可愛くプチトマトまでトッピングして・・・・。


なのに、やつは忘れて行ってしまいました。

すぐに携帯ならして、どこを歩いているか聞き、どの道を行くのかを聞き
車で追っかけたのに、言った道とは違う進路を取り、高松駅までの道をあっちこっち探せどみあたりません(><)
携帯何度かけても聞こえないのか出ませんし!


あきらめて家に帰ってきたらようやく連絡が・・・。

時はすでに遅し。今から走っても間に合わないということで、

「帰ってから食べるわ」

「お母さんがお昼に食べます



あ~、私の4時起きはなんだったんでしょう?

いったい、誰が息子を育てたのか!
親の顔が見たいとつくづく思ったのでした。


「こんな風に育てた覚えはないんだけどなぁ~」



























香川初「オーガニックマルシェ・・・蔵マルシェ」

2011年05月24日 06時03分45秒 | 庵主の日記
この日曜日は、第2回「蔵マルシェ」が宇多津町にある蔵カフェこうらくで開催されました。

オーガニックにこだわって、玄米おむすび、玄米どんぶり、玄米カレー、天然酵母パン、マクロビスイーツ、オーガニック珈琲、アースオーブンで焼くベジピザ、手作り雑貨、オーガニックコットン雑貨、
ヘンプ雑貨、有機無農薬野菜、お米などなど、オーガニックにこだわった面々がおすすめをセレクトして集まりました。

ここまでこだわったマルシェは、香川初!

昔からの自然の恵みを自然なままに生かした品々が、いまやコンテンポラリーなニーズとして
たくさんの方々に支持され始めました。

参加ブースも少しづつ増えて、オーガニック仲間の輪も広がっています。

高知や徳島のオーガニックマーケットに続く、素敵なマルシェに育ってほしいと思います。


第2回目にして、開店前にお客様が並ぶといううれしいスタート。
お客様でにぎわいを見せて、前回よりも成長できました。
こんな感じで、毎回楽しくなりますように!

わたしも、思わず大人買いしちゃいました(笑)


オーガニック蔵マルシェは、毎月1回開催します。

来月は6月19日(日)11:00~15:00開催です。

みなさん、ぜひお見逃しなく!
































6月、7月の横浜の教室

2011年05月22日 10時50分18秒 | 庵主の日記
横浜・青葉台のMY kitchenの中西みか先生のご自宅の教室で、伝統食の講座をさせていただけることになりました。


6月は『ぬか漬け』講座を開催します。

ぬか漬けには豊富な乳酸菌とビタミンが含まれています。
整腸作用があり、健康と美容にかかせない日本の伝統食です。

ぬか床を買うことはできますが、やはり自分で作ったものは違います。
みんなで楽しくオリジナルのぬか床を作りましょう!


日時: 6月21日(火)12:00~14:00

講師: 松見千奈美(食養塾 無何有庵)

参加費:4,000円

場所: MY Kitchen 青葉台 (東急田園都市 青葉台駅より徒歩7分)

☆ ぬか床作り
☆ 試食
☆ ぬか床の手入れの仕方

* 作ったぬか床はお持ち帰りいただきます。
  変わった?意外な?ぬか漬けもご紹介しますので、お楽しみに!
  



甘酒講座は 7月19日(火)12:00~14:00 です。


みか先生の教室のキッチンは、素敵な自然素材にこだわった住宅で、国産の木を使い、珪藻土の壁、ステンレスのシステムキッチンもステンレスの下には化学接着剤など用いずにすべてをオーダーメイドでつくられたこだわりのキッチンです。
そこにいるだけで、カラダが楽になるんです。
みか先生のお人柄もありますが、居心地の良さはピカいちです。
いつも楽しみに行かせていただいております。

ごいっしょに、おいしい糠床を作りませんか?





















マクロビオティック料理教室 <飯のコース(基礎)> 第2回開催いたしました。

2011年05月21日 16時26分39秒 | マクロビオティック料理基礎 飯(はん)
今日は飯のコースの第2回目でした。

基礎の飯のコースは、大好きなクラスの一つです。

今期は15期となり、無何有庵ができてもう8年目に入るのですね。

平成11年に玄米ごはんに出会ってはや13年目です。主人は25年近くになるようです。

診療に玄米ご飯の効果を唱ってきた主人は、何としてでも玄米を患者さまに進めたくて、それは巧みな褒め殺しで私をその気にさせて、玄米に出会ったその年から、無謀にも我が家の6畳のキッチンで料理教室をはじめてしまったのです。

12年前は、ただ玄米ごはんの炊き方、砂糖を使わないお料理のレシピを一緒に楽しむ程度の教室でした。マクロビオティックに出会って、桜沢先生の本を読んだり、料理本を手にして、自分なりに工夫して料理教室をやっていたのが懐かしく思います。

その後、やはりちゃんと勉強したいと思い、マクロビオティック料理教室に通いました。
それから初級、中級春夏・秋冬と裏表通い、思い切って大阪まで上級、師範とすすみました。

息子はまだ小学生。
姑はもう90歳を超えていましたので、子育てとお世話をしながらの勉強でした。



あれから今日まで、何人の方とご縁を頂いたでしょうか。
こうやって続けてこれたことは、大変でもありましたが、ありがたいなぁって気持ちの方が大きいですね。たくさんの方に支えられてこれました。
ココロから感謝いたしております。

飯のコースでお話することや、お料理の実習は、マクロビオティックの基本ですから、何度も何度も同じことの繰り返しではありますが、実は毎回違う内容でもあります。

回を重ねるごとに変わってきました。
きっとね、マクロビオティックの使い方が変わってきたからでしょうね。

料理に対しては「ダメ」ということがなくなりましたね(笑)
糖類に関しては譲れないところがありますが・・・。

そう、きっと肩の力を抜くことができるようになったのだと思いますが、
マクロビオティックの魔法のメガネをかけた、情熱シェフではなくなりました。
砂糖も牛乳も卵もバターも使わないで、甜菜糖も、メープルも使わないスイーツを作るぞ~って意気込みの熱血パティシエでもなくなりました。

年なんですかねぇ?

もう、それは若い素敵なマクロビオティックシェフにお任せして、わたしは、マクロビオティックの道をあっちこっちと道草しながら、のんきに歩んでいけたらいいなって思っています。
もちろん、皆さんを道連れにするんですけれど。

だから、「マクロビオティックはおもしろいねぇ」「マクロビオティックって楽しいなぁ」「マクロビオティックで幸せだね」って、笑顔の道中でありたいのです。

そして、だからこそ共有しておきたい、私たち人間のことをマクロビオティックと歯医者のメガネを通した視点でお話をしています。

12年前にはお話できなかった、今の私のマクロビオティックをお伝えできればと思っております。




今日のお料理です。



お料理全体。



ごはんプレート



黒豆と小豆の玄米ごはん



人参の葉と昆布とゴマとじゃこのふりかけ



ひじき蓮根の陰陽



基本のひじき蓮根



夏の定番、ひじきこんにゃく


座学は、「マクロビオティック食事法・・進化と食べ物」について
ここは、熱く語りましたよ。




























東京世田谷の子育てセミナー

2011年05月20日 11時59分26秒 | 松見歯科診療所にようこそ
ただいま開催させていただいています<ココロビオティックランチセミナー@東京世田谷atelier Hachi>は6月7月と残り2回を残すだけになりました。

6月は、「食生活と身体の退化」というプライス博士の臨床と松見歯科のこどものお口の中の臨床をもとに、食と子どもの成長がどのように関わり、お口の中にどんな影響をもたらすのかをお話させていただきます。歯だけの問題だけで済まないことを、子育て中のおかあさんにしっかりと知っていただきたいと思います。

7月は総集編として、①ごはんを食べよう ②パンを主食にしてはいけない ③砂糖はなぜ危険なのか についてとことんお話いたします。人間というわたしたちはどんな生き物なのかを徹底的に解説いたします。

以下、atelier Hachiのちほ先生のHPから転載いたします。




『歯とこころと食べもの』のおはなし

ココロビオティックランチセミナー

~子どもの未来を考えよう。


【日時】 2011年 6/22(水) 7/20(水) 10:00~12:00  

【場所】 京王線千歳烏山駅周辺 


四国高松の松見歯科診療所の「無何有庵」松見千奈美先生の講座です。

歯と食べ物の関係はもちろん、

加えて今回の震災を受けた皆さまに役立つお話をしていただきたいとお願いしました。


様々な情報が行き交い、不安な毎日ですよね。

東北の方に比べたら、直接被害を受けていない私たちは多少なりとも我慢をしなくてはいけないと

思ってしまったり・・・

でも、私の周りのお母さんも傷ついています。

子どもを守らなくてはと思い、

見えないものにおびえ、いつまで続くかも分からないこともかなりのストレスですよね。

お母さんが不安だと子どもに伝わりますよね。

時間が経てばまた状況が変わるかもしれませんが、今だからこそ皆で色々お話しましょう。

吐き出すことで、ずいぶん楽になります。

たまさんには、

疎開するにも出来ない、今の場所で出来る子どもが揺れない子育てのお話、

リスクを最小限にするための基本食についてお話をしていただこうとと思います。

勇気を出して、外に一歩出てみませんが?

<内容(一部)>

 ●子ども(生命)はどうやって生まれてくるの?・・・十月十日の秘密

 ●イノチの条件

 ●0歳から20歳までの成長と歯の萌出の奇跡

 ●カラダの構造とココロの出現について・・・生後24週目の感受性について

 ●生きることは食べること

 ●私たちは何を食べるの?

 ●主食について。

 ●歯並びについて。

 ●おやつのこと。

 ●今だからこそ、知りたい子育ての知恵

 ●お母さんが揺れないために。

 ●質疑応答

【参加費】3000円 (おにぎり付) 

お申し込みはatlier HachiのHPからお願いいたします。
お申し込みの方には、詳細をメールいたします。
























お願いが2つ。

2011年05月20日 11時45分00秒 | 庵主の日記
綾上子どもの里インターナショナルスクールACISからのお願いです。

ACISでは、震災の後、放射能から逃れて関東圏から疎開してきている母子が6家族がいらっしゃいます。

2歳くらいの、まだ幼い子どもさんばかりなのですが、
遊び道具が足りません。
何か不要になってまだ使えるおもちゃなどがありましたら、いただけませんか?

また、ボランティアで活動できる保育士さんはいらっしゃいませんか?
情報でも結構ですので、皆さんのご協力をお願い申し上げます。

よろしくお願い申し上げます。






















初診カウンセリング

2011年05月20日 00時06分59秒 | 庵主の日記
私の仕事の一つに初診カウンセリングがあります。

松見歯科の初診は、とても細かく口腔内の状態以外にも
唾液量、口唇閉鎖力、咬合力、開口力、体温、血圧・血糖値(病歴ありの場合)、白血球の5分類検査、赤血球検査、さらに鼻腔の検査、足の検査などを加えると、3時間、4時間かかります。

それらのデータをもとに、口腔内の状態、治療方針、治療方法、使用材料、治療期間、治療費見積もりなどの結果ご報告をいたします。

その後、食事記録と既往歴、現病歴などの体調などの問診をもとに
食事指導、お手当法などのお話をいたします。

初診カウンセリングは当初1時間の予定を組んでいましたが
最近では、検査内容も増え、口腔内の問題の質にもよりますが、2時間以上かかることが多くなりました。


このように初診カウンセリングは、多岐に渡りますので、
ガンなどの大きな問題を抱えていたり、不妊症だったり、ココロの問題を抱えていたりする患者さまのサポートもさせていただいております。

患者さまは、子どもさんからお年寄りまでいらっしゃいますので、
本当に、さまざまな問題を抱えておられるのを痛感いたします。

特に、思春期の子どもさんで、学校での問題や、親子の問題で悩まれている方もいらっしゃいます。

そんな時は、治療や食事のアドバイスよりもココロのケアが急がれることもあります。

大人は(親は)、子どもの異変に気がつくのにとても不器用だなぁって思います。
近い関係だからなのでしょうね。
実際に、私だって息子のココロ模様をはかりかねることがあります。
思春期は特に多かったかもしれません。

でも、何かを感じて、私たちに委ねられたのだと思うと
親の悲しみや、ココロのざわめきが聞こえるようです。

そんな時、子どもさんはいつも必ず「親のことを嫌いなわけではない」と言います。

そうでしょう、そうですとも。

顔に、お母さんのこと、お父さんのことが大好き!って書いてあります。

「むしろ、好きなのかな?」って尋ねると
思わず涙ぐむ子どもばかりです。

どうか、このこの胸に刺さっている棘が早く抜けるといいなぁ。
そんな思いで、お話をいたします。

どんなに反抗しても、
それこそがイノチの絆です。

ええ、ええ、どんどん反抗しましょう!
手伝いますよ♪

そうして、言えないことを外に出してしまいましょう。

カウンセリングの内容は、たとえ親であってもお伝えできないことがあります。
それは、子どもたちとの絆が大切だからです。

どうぞ、お母さん、お父さん、子どもさんの涙のあたたかさに気がついてください。