わいるどぴっぐの猪突猛進

いつも疑問に思うことを書いていきます。

敵を倒したら、その先には何があるの?

2016-06-27 00:21:17 | 仕事
こんにちは、ピッグです。
先週、親会社の株主総会がありました。それに連動して、私のいる子会社の代表取締役が交代しました。

わたしに縁のあった社長は、子会社の社長から隠居して会長になりました。

実はその裏で、経営企画部長も退職しました。経営企画部長は年明けに心筋梗塞で倒れ、その後に復帰。そしてせっかく生き延びたんだから、「神様にお前はまだやることあると言われた」と感じたそうで、退職して新たなことに取り組むようです。

経営企画にあのまま我慢していればよかったかもしれませんが、あのときは今の経営企画部長なんて想像もできませんでしたからね。

経営企画部長の退任、反社長の営業部長の退任を見ると、今の会社の問題は何か訳分からなくなります。
経営企画部長、いまいる生産品質管理部長は、部長以下の従業員から「典型的な社長イエスマン」と見られています。典型的なイエスマンでさえ心筋梗塞を引き起こすストレスを抱え、そして退任。この会社の闇というか、組織的な問題が一考に見えません。

原因はひとつでないと思うけど、せめて2つくらい見つけたかった。
でも全く見えません。

経営企画部長の退任、社長隠居、そして精神疾患で悩みながらも進む友人を見て思います。

私は今まで目標達成の努力、敵を倒すことで成長を実感してきました。
経営企画部長や社長を説得しようとしているけど、説得の先に何があるんだろうか。
そこに敵がいなくなったらどうするのだろうか。

そもそもそれが私のしたいことなのか。

違うよね。
そんなことを思っていました。

私は小学生の頃、学童保育に居ました。体は大きかったですが、大人しいのです。動きもドン臭い。
だからいつも苦労してたし、周りとも上手くいかない。
だから1人で、学童の庭でゆれている竹を見ているのがすきでした。または1人で穴を掘ったり、物を作ったり、考えて空想の世界にいるのがすきでした。

中学生の頃は、農家になって自給自足の生活をしたいと思っていました。
また、父はいつも「学問の真髄はテストではかれない」と言っていたので、学問の真髄とは何かも知りたいと思っていました。同時に、学問の重要性を語る大人や教師は多いけども、現実はテスト主義になっている教育は一体なにを目指しているのかもずっと疑問に思っていました。

そんな私は成績がよいわけでもなかったのですが、中学2年に勉強を初めて学年で5番前後になりました。そうなると今度は、農業高校への進学がなくなるわけです。

公立レベルの進学校では、学問の真髄を見れるチャンスなどありませんでした。みんな上手くテストを乗り切るだけです。

とまあ、テスト主義と真髄の間でさまよい、テスト=敵とみなしてやってきたのでしょうか。

さて、敵がいなくなったらどうなるのでしょうか。

今の会社にいても未来を感じられないのは、今の会社に哲学がないからです。もっとも、せめて私に哲学があれば今の会社を上手く使えたんでしょうが、きっと私にもないのです。だから今の会社に振り回されてしまう。

社会的地位、経済的地位が成功なのか。生きていける程度のお金を得られればなんでもいいのでないか。
その生きていけるだけの金銭を得るのも難しくなっている世の中でですけども、ニッチな何かあるのでないか。

ジョブスはこう言いました。
Your time is limited, so don’t waste it living someone else’s life. Don’t be trapped by dogma ―which is living with the results of other people’s thinking. Don’t let the noise of others’ opinions drown out your own inner voice. And most important, have the courage to follow your heart and intuition. They somehow already know what you truly want to become. Everything else is secondary.

特にここです。
"Don’t let the noise of others’ opinions drown out your own inner voice. And most important, have the courage to follow your heart and intuition. "

他人の意見という不協和音に惑わされるな。自分の直感に従う勇気。

そう思ってグルグル考えています。