森林ボランティアについて調べるーその2

2013年01月28日 | 森林ボランティア
 すいません、両手はあるのに片手打ちの私です(笑)。 そのせいにするわけではありませんが、なにせ子供の頃から作文が苦手でしたもので。

さて、前回のブログで 大内さんのお名前を間違えておりました。

  正しくは、大内正伸さんとおっしゃいます。大変失礼致しました。
この人の著書を書店で見て、買って持っております。山で暮らす愉しみと基本の技術がそれで、文もイラストもご本人のもの。
自然大好き人間にとってみれば、この本片手にすぐ明日にでも山村にでかけて、そのまま住み込みたくなってしまうような本です。

私の悪い癖なのかもしれませんが、以前、釣りに夢中になっていた頃、たっぷりと空気を含みコポコポと音を立てながら動いている
水の流れ
の中に、ロマンのようなものを感じ続けていました。簡易釣りセットを買って、魚のいそうな近所の川の瀬に釣り糸を放り込んだものです。
朝早く、または夕(ゆう)マズメを狙ってシーズンになるとそわそわ落ち着かず暇があれば出かけた懐かしい記憶があります。

 でもこの2~3年パッタリとやめてしまいました。

殺生がいけない、と達観したわけでもありません。どうも、あちこち出かけているうちに、そこここですっかり変わってしまった河川風景・田園
風景が少しずつ見えてきて、しかもそこで寂しく釣り糸を垂れていたところで「俺、なにやってんだろ」と感じるようになったかららしいです。

もう、たっぷりと空気を含みコポコポと音を立てながら動いている水の美しさは失われました。人がいなくなったからです。

つい最近までの私は、昭和30年代のひとびとと空間がそのままに近い状態でそこにある、と錯覚していたのかも知れません。

  大内さんの森林ボランティア実践は、精魂こめて住んで学んで切り開いて工夫して、そして愉しんでいる姿がありありと浮かぶのでとても
参考になります。便利になった恩恵を生かし、年齢を経た自らを見つめなおして大内さんのように新たなひとびととの繋がりが探っていけたらな、
と思っています。

まずはやってみること。初めてのブログ書きに挑戦させてもらっているのも同じ理由です。

 外はまだくそ寒いし(ToT)、実践のとりかかりはもう少し暖かくなってからにしようっと。