日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

不穏な空気

2018-09-27 23:39:36 | 旅日記
地震の影響による延期を経て、北海道への出発がいよいよ迫ってきましたが、この期に及んで不穏な空気が漂っています。今度は大型台風が直撃しそうな情勢なのです。
現在判明している連休初日までの予報から判断する限り、全体を通じて見るとそこそこの天候にはなるようです。具体的にいうと、月曜に台風が襲来するものの、翌日以降は天候が回復してくるとの予報が出ています。連休初日は再び天候が崩れるとのことではありますが、道南で雨後晴の予報が出ていることからすると、中日以降は回復してくる可能性が高く、道内をうまく逃げ回れば影響を最小限にとどめることもできそうです。つまり、土曜のフェリーで逃げ切ることができれば、上陸後の二日をやり過ごすことにより、その後は少なくとも去年並みの天候を期待できるということになります。
実は、台風の接近を受け、さらに二週延ばす案も検討しているところです。ただし、上記の通り間一髪で避けられる可能性が高い以上、台風は口実に過ぎません。真の狙いは趣向を変えることにあります。10月上旬は三回経験してきたのに対し、中旬下旬に旅した経験はありません。キャンプ場の大半が10月までという実態からしても、11月は冬というのが現地の感覚であり、10月の後半は晩秋のさらに終盤ということになります。錦繍の季節に一度旅してみたいという考えが、俄に浮上してきたというのが真相です。さらに延ばせばキャンプは厳しくなりそうですが、今回は被災地で散財するという大義名分があるため、それはそれで結構と考えています。
ただし、二週延ばしたところで何の保証もないことを考えると、台風さえやり過ごせばそこそこ好天という見通しが立ったのは大きいものがあります。フェリーさえ出てくれれば、今すぐ行けという思し召しと受け止めて、それに従うのが吉かもしれません。往路で乗船予定の太平洋フェリーによると、明日の夕方に運航の見通しが発表されるとのことです。それを待って最終的な決断を下します。
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