日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

気力の衰え

2018-09-24 21:04:07 | 旅日記
結局三連休をむざむざ棒に振ってしまいました。どこへ出かけることもなく、最終日も呆気なく終わろうとしていますorz

「迷ったら買え」「迷ったら出ろ」と常々肝に銘じてきました。決行すべきか即断しかねる状況であっても、四の五の言わずに出ておけば、何だかんだで楽しめるのが経験上分かっているからです。先週末の活動もそうでした。徹頭徹尾蒸し暑く、晴れたのは四日のうち一日半だけだったにもかかわらず、長崎での連泊を含め、そこそこ楽しめたという現実があります。ところが不思議なことに、今週末はそもそも迷う段階にまで至りませんでした。一言でいうなら気力が湧いてこなかったのです。
天候はたしかによろしくありませんでした。初日については話にならず、唯一好天が期待された中日も空振り気味に終わり、今日も総じて冴えませんでした。初日をあえて返上し、代休を一日稼ぐという判断自体は誤っていなかったと思います。しかしその後がいけません。散らかっていた身の回りを片付けるなど、多少なりとも生産的な時間に充てるならともかく、二日とも惰眠を貪り、ほぼ何の成果もないまま空費してしまったからです。寝過ぎて腰が痛くなり、頭もかえって冴えないという有様では、無益どころか有害だったといってもよく、後味の悪さだけが残ってしまいました。
身体が酒を受け付けないという先月来の症状は、その後の節酒によって回復傾向にあり、京都でも長崎でも好調を維持することができました。しかし、体力が回復しつつある代わりに、気力の衰え、気の緩みが顕著となってきたのはよろしくない傾向です。これは、年初から順調に日程を消化した結果、旅への渇望が乏しくなったということでもあり、見方によっては幸せな悩みともいえますが、これほど無為に過ごすのは年内最後にしたいものだと思います。

今年最後となるかもしれない蝉の声を聞けたのと、短い間とはいえ十五夜の月が出たのが数少ない収穫でした。来たるべき長旅に向け、一通りの支度ができたことについても。週末から週明けにかけて天候が崩れ、中頃からようやく晴れてくるというのが最新の予報です。その晴天が続いてくれれば決行する価値はあるものの、直に崩れるようならさらなる延長も検討しなければなりません。あと数日、状況を見極めてから決断するつもりです。
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