夜の六本木 - さかなのさけ

今週も酒場めぐりは水曜に繰り下げとなりました。本日は「さかなのさけ」を訪ねます。
前回訪ねたのは五月の下旬、つまり三ヶ月少々という短い間隔での再訪です。直近の二軒も新規開拓でした。夏場に中断したのを除き、週に一度の割合を堅持した結果、例年よりも順調に回れていることになります。しかし、来週末には三連休が控えており、それに合わせて活動もいよいよ本格化する見込みです。そうなると、平日に一杯やるだけの余裕はなくなると予想されます。ひとまず締めくくるに当たり、どこへ行くかと考えたとき、浮かんできたのがこの店でした。
前回などは一年以上も無沙汰した上での再訪でした。このことからも分かる通り、この店をとりわけ愛用してきたわけでもありません。それでも節目に立ち寄ろうと思い立ったのは、店主との相性によるところが大です。より懇意にしてきた店は他にもあるものの、馬が合うという点ではここの店主が一番と勝手に思っています。活動仲間を除いていうと、先日「明治屋」に同道願った仲間と双璧をなすといっても過言ではありません。
まあ自分の場合、馬が合うとはいってもそれほど話に花が咲くわけではないのです。しかし、似た者同士による阿吽の呼吸がよいとでも申しましょうか。「独酌三四郎」を彷彿させる、しかしあちらと一味違う〆サンマを肴に、今回も心地よく過ごせたことに感謝します。

★さかなのさけ
東京都港区六本木3-8-3 遠藤ビル1階
03-3408-6383
1800PM-2300PM(最終入店)
日祝日及び月曜定休

輪島物語・山・王祿
突き出し(鴨ロース)
根室の〆サンマ
鳥飼ナスの茗荷煮