京都鉄道博物館を訪ねることにした時点で、京都から新幹線で帰るのは確定的となりました。乗るなら最終の一本前の432号になりそうだということについても。ただしその時点では列車の手配をしませんでした。京都発なら指定席をとっておいた方が無難に思われる一方で、前回乗ったときの経験からしても、およそ満席にならないのは予想がつき、場合によっては自由席でもよさそうな気がしていたからです。そこでとりあえず自由席特急券を買っておき、乗車の直前に指定券の発売状況を確かめ、そこそこ混んでいるようなら指定席に変更して、空いていればそのまま乗るという方針を立てました。結果としてこの判断は吉と出ました。
というのは、「新福菜館」まで欲張ったことにより、持ち時間を完全に使い果たしたのです。店を出た時点で発車の10分前を切っていたため、もはや指定席の発売状況を確かめている場合ではなく、ロッカーに預けた荷物を引き取った後、脇目も振らずに跨線橋を渡りました。新幹線のホームに上がったときには、着いた列車が客扱いを始めたところでした。幸い3列席の窓側がわずかに空いていたため、その一つに収まるという結果です。
新大阪始発の空いた列車でこれだったということは、一本後の終列車なら、通路側に座れれば御の字だったと思われます。日曜の晩だったとすれば、この列車でも着席は覚束なかったでしょう。自由席がたまたま空いていたから救われたに過ぎず、単なる結果論といえなくもありません。しかし、仮に指定席を押さえていたとすれば、最後は列車の時間が迫って相当慌てたと思われます。万一逃しても次があるという余裕を持てたのは大きいものがありました。
それにしても、グリーン車を奢る頻度が年々少なくなってきました。以前は混雑が予想される連休を中心に利用してきたものですが、それをしなくなったのは、新幹線のグリーン車にいくら金を注ぎ込んだところで、鉄道が活性化するわけでも何でもないことに気付いたからです。ならばその金を宿代に回し、翌日空いた列車で帰った方がよいというものでしょう。同じ料金を注ぎ込むにしても、「サンライズ」で帰った方が面白いに決まっています。いずれにしても、無味乾燥な新幹線のグリーン車は、今の自分にとって無駄遣いでしかないのです。
★京都2125/のぞみ432(9432A)/2342東京
というのは、「新福菜館」まで欲張ったことにより、持ち時間を完全に使い果たしたのです。店を出た時点で発車の10分前を切っていたため、もはや指定席の発売状況を確かめている場合ではなく、ロッカーに預けた荷物を引き取った後、脇目も振らずに跨線橋を渡りました。新幹線のホームに上がったときには、着いた列車が客扱いを始めたところでした。幸い3列席の窓側がわずかに空いていたため、その一つに収まるという結果です。
新大阪始発の空いた列車でこれだったということは、一本後の終列車なら、通路側に座れれば御の字だったと思われます。日曜の晩だったとすれば、この列車でも着席は覚束なかったでしょう。自由席がたまたま空いていたから救われたに過ぎず、単なる結果論といえなくもありません。しかし、仮に指定席を押さえていたとすれば、最後は列車の時間が迫って相当慌てたと思われます。万一逃しても次があるという余裕を持てたのは大きいものがありました。
それにしても、グリーン車を奢る頻度が年々少なくなってきました。以前は混雑が予想される連休を中心に利用してきたものですが、それをしなくなったのは、新幹線のグリーン車にいくら金を注ぎ込んだところで、鉄道が活性化するわけでも何でもないことに気付いたからです。ならばその金を宿代に回し、翌日空いた列車で帰った方がよいというものでしょう。同じ料金を注ぎ込むにしても、「サンライズ」で帰った方が面白いに決まっています。いずれにしても、無味乾燥な新幹線のグリーン車は、今の自分にとって無駄遣いでしかないのです。
★京都2125/のぞみ432(9432A)/2342東京