日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

早春の出雲を行く - 早仕舞い

2017-03-19 21:55:50 | 中国
昨夜以上の早仕舞いとなりました。宿に戻って本日の全行程終了です。
キャンプの晩酌でも九時台に終わることはまずありません。これより遅くから始めることも少なからずあります。旅先ではとことん欲張りたくなるのが人情であり、あまりに早すぎないかという感覚がないわけではありません。しかし、山陰で呑むならここだといえる名酒場を二軒はしごし、腹も心も満たされました。下手に何かを付け加えるより、余韻をそのまま持ち帰り、早く休んで明日その分早く再開しようと考えた次第です。
予報通りの快晴でしたが、それとともに印象的だったのは日差しの強さです。日中は上着要らずの陽気が続き、日差しが熱く感じられるほどでした。しかし日陰に入って風を受けると肌寒いのです。気温が上がったというより、日差しが強くなったことで体感温度が変わってきたということでしょう。気付けば今日一日だけでかなり日焼けをしました。呑み屋に入ったときも、酒より先にお冷やを一杯飲み干したい気分でした。明日はどのようにして春を実感するのでしょうか。想像を巡らせつつ眠りにつきます。おやすみなさいzzz
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早春の出雲を行く - 留味庵

2017-03-19 20:23:37 | 居酒屋
投宿して一風呂浴び、小休止したいのはやまやまながら、下手に休むとそのまま眠りに落ちてしまいそうな気がしました。とるもののとりあえず飛び出し、目当ての店の暖簾をくぐります。
三連休の恩恵に与り、今年も山陰に二泊できることになりました。そのうちの一泊を米子にしたのは、前回あえなく振られた山陰の聖地「桔梗屋」に再挑戦したかったから、ではなく、そのとき世話になった「留味庵」を再訪したかったからに他なりません。呑み屋の選択肢が限られる日曜の晩、頼みの綱だった「桔梗屋」にあえなく振られ、代わりの店の心当たりもなく途方に暮れていたところ、藁にもすがる思いで飛び込んだ店が思いもかけない名酒場で、奇跡の大逆転を果たすという経験をしました。一期一会とも思われた出会いを再現できる機会が訪れたとき、それをむざむざ見過ごすことはできなかった次第です。

呑み屋街といえるほどの一帯はなく、呑み屋が所々に散らばるのが米子の駅前です。他に飲食店の明かりのもない路地裏に、この店の明かりが灯っています。店構えは古びている、というよりくたびれており、店内の雰囲気も外観から想像される通りで、お世辞にも小ぎれいな店とはいえません。直截にいうなら、「酒場放浪記」にでも出てきそうな名もなき市井の酒場の趣です。とはいえ境港直送から直送される鮮魚の豊富さは他店を寄せ付けず、価格設定はきわめて良心的で、店主による軽妙洒脱な客あしらいも、よく気のつく女将の働きぶりも好ましく、居酒屋の鑑といってもよい名店です。教祖の推奨店に予約をして行くよりも、この店を是非とも再訪したいという考えがありました。

前回は八時台の後半に入り、あわや品切れ閉店という状況でした。それだけに、遅くとも八時過ぎには入るべきと見ており、急いで宿を飛び出したのもそのためです。こうして暖簾をくぐると、玄関の近くに一つだけ空席があり、満席で振られるという事態だけは避けられそうです。一安心していると、店主からは魚が大分切れているという前回と同様の第一声が。入るなり品がないと言い出すのは「桃若」の店主を彷彿とさせます。しかし、そのようにいう店に限って、意外なほどに十分な品が残っているものです。全て承知の上で、カウンターの一番奥の空席に案内されました。
三時間ほど腹ごなしをした後とはいえ、万全な腹具合ではありません。鮮魚に対する絶対の自信は店主の発言の端々から窺われるところであり、万全でない腹具合でいただくのは失礼のような気がしました。しかし、薄利多売の価格設定である以上、軽く飲み食いするだけというのもまた失礼のような気がしました。その結果、まずは手堅く刺身の盛り合わせを注文し、あとは腹具合に応じて一品ずつ選んでいくという方針をとりました。直径20cmはあろうかという大皿に、平政、鯖、鰆、生タコとコブダイが、一品につき四切れ以上盛られて1200円はお値打ち品です。あとは箸休めにも好適な隠岐もずく、店主おすすめのハタハタ唐揚げをいただき、塩辛、あら汁で締めくくるという顛末です。
こちらが入った時点で空席が離れ離れに二つあるだけだったことからすると、少し前にまではおそらく満席だったのでしょう。この充実ぶりと価格設定を考えれば宜なるかなではあります。とはいえこれ以上遅い時間に入ればますます品が切れていき、最悪品切れで見切り閉店という可能性もあったわけです。「やまいち」にしてもここにしても、入れるかどうかが紙一重の状況で、どうにか滑り込めた幸運に感謝しています。

留味庵
米子市茶町52
0859-32-0021
1800PM-2130PM(LO)
日曜定休

真壽鏡二合
千代むすび
突き出し(肉じゃが)
お造り五品
隠岐もずく
ハタハタ唐揚
イカの塩辛
あら汁
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早春の出雲を行く - サロンカーなにわ

2017-03-19 19:32:43 | 中国
米子に着くやいなや派手な歓迎を受けました。着いたホームの隣の留置線に「サロンカーなにわ」が滞泊していたのです。それも塗りたての塗装も眩しいDD51を先頭にし、「出雲」のヘッドマークとテールマークが掲げられるというおまけ付きです。いわゆるジョイフルトレインの草分けだったこの編成が、まだ健在だったという事実もさることながら、完璧に整備された美しい編成のまま留置されているのには驚きました。側面に「サロンカーだいせん」の札が差されていることからして、大阪からの旅の途中なのでしょう。明日は沿線の至る所で「激パ」になりそうです。
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早春の出雲を行く - 興ざめ

2017-03-19 18:57:12 | 中国
これぞ最高といえる夕景を眺め、松江滞在を有終の美で飾ったかに思われたのも束の間、お後が何とも興ざめです。米子へ向かう普通列車がわずか2両のワンマンカーで、その上混んでいたのですorz
昨日同じ列車と安来で交換しており、2両編成なのは承知していました。それなりに混み合っていることについても。日曜の晩なら多少は空くかという期待も空しく、松江に着いた時点でボックス席は全て埋まり、それどころかロングシートもほぼ埋まっていました。結局発車の時点では立つしかなくなり、荒島でようやく空席が出て、二駅だけロングシートに着席できるという結果です。115系で運用されるのはよいものの、乗客数と輸送力が明らかに噛み合わない、現代の普通列車の縮図とでもいうべき列車でした。

★松江1834/288M/1907米子
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早春の出雲を行く - やまいち

2017-03-19 16:51:34 | 居酒屋
当初から意図していたわけではないものの、四時を回ったところで松江に戻るという流れは結果として理想的でした。岸に沿ってそのまま歩けば「やまいち」が開く四時半になるからです。
ただし、一度は見送りの方向に傾いていたことを白状しておきましょう。というのも、この好天下で明るいうちから呑もうという気分ではなくなってきたからです。折り返しの電車に乗れば、今度は宍道湖の夕景が車窓に広がります。山陰でこれだけの好天に恵まれる機会が、今後何回巡ってくるかと考えたとき、今日は乗車に徹するしかなかろうという考えが、にわかに強くなってきたとでも申しましょうか。ところが、腹を決めて改札をくぐろうとしたところ、川跡の方で火災があり、運転見合わせになっているとの案内が。この駅を出るには出るものの、先へ行って足止めされる可能性が高いとの説明でした。これにより乗車という選択肢はなくなり、元の鞘に収まるという顛末です。

こうして「やまいち」の暖簾をくぐるにあたり、懸念材料が二つほどありました。一つは連休中日に開いているのかどうかという問題で、こちらについては店先に暖簾が出ていた時点で解消されました。そうなると次なる問題は満席で振られる可能性です。開店と同時に席が埋まるほどではないにしても、予約満席という可能性については覚悟しました。一か八かで暖簾をくぐると、こちらの名前をたずねる第一声が。やはり予約で満席かと一瞬覚悟するも、カウンターの奥の方に案内されて事なきを得るという結果です。
しかし、その後入った二人組には六時までという条件が付きました。つまりそこから先は予約満席ということです。さらに一人客が入ったところで完全に予約満席となったらしく、直後のお客は断られました。この時点でまだ五時を回っていません。五時前でも振られる可能性がある状況で、間一髪の滑り込みだったことになります。

このような状況もあり、先客はいずれも県外からの一見客で、直後に入った二人組だけが常連のようでした。店主、大女将とおばちゃんの老練な客あしらいは心地よく、大ぶりなおでんもしみじみ味わいたくなる逸品とはいえ、右も左も予約の一見客ということになると、居心地の点で画竜点睛を欠くのは否めません。今日は手早く飲み食いして席を譲るのがよかろうと考え、平目の刺身、おでん二品、あとはお約束のめし汁漬物をいただいて、徳利を二本空けたところで席を立ちました。
本当の山場は店を出たところで訪れました。西の空が真っ赤に染まり、夕日が宍道湖の彼方へ沈んでいくところだったのです。その様子を橋の欄干から眺めれば、目の前を大橋川が滔々と流れ、彼方に松江大橋が架かり、大きく広がった視界の左手に合銀の本店が屹立して、それと対称をなす位置におぼろげな夕日が浮かんでいました。雲一つない快晴ならば眩しすぎた、しかし遠景が霞んだこの時期だからこそ出現した、実に見事な夕景でした。
教祖が橋の袂の名酒場として幾多の著作で絶賛してきた「やまいち」ですが、松江には同じく橋の袂の「庄助」という名酒場もあります。川の水面が街灯を映す情景などは、新大橋より松江大橋に断然分があるように思われ、ならば「庄助」こそが橋の袂の名酒場だろうと、前回訪ねたときは思ったものです。しかし、松江大橋では夕日があらぬ方向に沈んでしまい、これほど見事な夕景は期待できそうにありません。少なくとも夕暮れ時に関する限りは、新大橋の袂にある「やまいち」に分があり、教祖があれほど推すのもそのためだろうとようやく得心できました。この季節、この時間帯に訪ねたからこその発見です。

やまいち
松江市東本町4-1
0852-23-0223
1630PM-2130PM(日祝日 -2100PM)
不定休

豊の秋二合
平目
おでん二品
めし汁漬物
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早春の出雲を行く - 5000系

2017-03-19 15:41:42 | 中国
五時間半を注ぎ込んだ昨日の鳥取に続き、本日も四時間あまりの長丁場となりました。一畑電車で松江に戻ります。運用につくのはしまねっこ号と同じ元京王5000系、ただしこちらは転換クロスシートを奢ったかつての急行用の編成です。
時間帯からして参拝帰りの観光客で混むだろうと予想し、発車の10分以上前には早々と改札待ちの列につきました。そのおかげで狙い通りの位置を確保。一畑口で方向転換すると、こちら側に宍道湖が広がってくるという寸法です。

★出雲大社前1506/111レ/1607松江しんじ湖温泉
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早春の出雲を行く - 大社駅

2017-03-19 14:15:54 | 中国
駅前から大社の鳥居へ続く道には、参拝客の車が長い列をなしています。その車列とは逆方向にしばらく歩くと現れるのが旧大社駅です。
一畑電車の駅から歩いて10分ほどといったところでしょうか。もちろん歩けない距離ではないものの、ここから大社までということになるとそれなりの距離です。実際、大社線ありし頃から参拝客の利用は皆無に近かったらしく、だからこそ路線が廃止に追い込まれたともいえます。そのような来歴から、訪れる人もなくひっそり佇む光景を想像していたところが、見事に足をすくわれました。
連休で人出が増え、参拝ついでに立ち寄る見物客が多かったのは仕方ないとしても、不運だったのは催し物に重なってしまったことです。駅前に折りたたみの椅子、テーブルが並んでいた時点で嫌な予感がしていたところ、やがてTVカメラが現れ、程なくして百人にはなろうかという集団が列をなして駅の跡地に押し寄せました。よくよく見ればホームには「旧大社線ウォーク」の横断幕があります。先ほど出雲市の駅前で見かけたウォーキングの参加者たちは、大社線の跡をたどってこの駅を目指していたわけですorz
そのようなわけで、駅前も駅舎もホームも人が溢れ、落ち着かないのはもちろんのこと、写真を撮るにも難儀しました。ようやく空いてきたかと思ったのも束の間、一時間経ったところで第二陣が押し寄せ元の木阿弥に。連休中に訪ねたのがそもそもの間違いとはいえ、せめてこの催し物さえなければというのが本音ではあります。
もっとも、嘆くようなことではなく、むしろ歓迎すべきことともいえます。かつての駅が当時のままの姿で残り、今なお人々の集まる場所として生かされている何よりの証拠だからです。粛々と見学して12時過ぎには出るつもりが、混雑に巻き込まれて滞在時間が延びたことで、逆光気味だった駅舎が順光になるという怪我の功名もありました。重要文化財の駅舎を始めとして、その脇に七つも並んだ石造りの団体用改札、本州を最後に走ったD51という由緒正しき774号機など見所には事欠かず、早々に立ち去るには惜しい駅です。訪ねるには今日しかないといえるほどの好天にも恵まれ、混雑に辟易しつつも余すことなく見学できた以上、これでよかったということにしておきましょう。
幸いにして第三陣が押し寄せることはなく、参加者はいつしか去って撤収が始まりました。最初からこうであってくれればという仮想はさておき、祭りの後の静けさにもうしばらく浸ってから切り上げます。
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早春の出雲を行く - 出雲大社前駅

2017-03-19 11:23:08 | 中国
出雲大社前に着きました。この駅を訪ねたのは二昔と少し前、いわゆる乗りつぶしの途中に立ち寄ったのが最初にして最後で、着いた電車でそのまま引き返したと記憶しています。このことからも分かる通り、当時はひたすら数を稼ぐことにしか関心がなく、駅を観察するという発想がそもそもありませんでした。この駅で名高いのは、和風建築の旧大社駅と双璧をなす洋風駅舎ですが、そのことを知ったのもかなり後のことです。よって今回が実質初見のようなものともいえます。
まず、蒲鉾型の瓦屋根は写真から想像した以上に高く、平屋とはいえ二階分の高さがあるように見えます。吹き抜けになった天井からはシャンデリアが下がり、正面と左右の妻にはそれぞれ形の異なるステンドグラスがはめ込まれていて、シャンデリアの明かり、外から射し込む光、さらには下から焚かれた照明により、縦横に施された彫刻が浮かび上がるという仕掛けです。その駅舎に向かって斜めに突っ込む、木造の上屋に覆われた行き止まりのホームもよい味を出しています。若かりし頃には気付かなかった、この歳にして再訪したからこその発見です。デハニ50が屋根付きの建屋で保存され、しかも車内を見学できるという粋な計らいもあり、滞在時間は慌ただしく過ぎていきました。
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早春の出雲を行く - しまねっこ号

2017-03-19 10:26:35 | 中国
腹ごしらえを済ませたところで乗車を再開します。松江から乗車してきた編成が、今度は出雲大社行となって折り返しました。
運用についているのは、いわゆる「ゆるキャラ」をラッピングしたしまねっこ号です。桃色を基調にした派手な外観とは裏腹に、車内についてはそのままにも見えるこの編成、よく見ると車内広告の代わりに「ご縁四十五箇条」なるものが掲げられています。視界に入るものだけ挙げると、第一条が「感謝の言葉は声に出す」、第二十三条が「すれ違う人に、勇気を出して挨拶してみる」、第三十八条が「寝る前に、今日起きた良かった事を思い出す」とあります。当たり前と分かっていながらできない人が、それだけ多いということなのでしょう。

★電鉄出雲市1021/701レ→702レ/1043出雲大社前
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早春の出雲を行く - ポプラ

2017-03-19 10:14:02 | B級グルメ
旅先において、日中の飲み食いに時間をかけすぎるのは好みません。しかし、手早く済ませることだけを目的にしたくもありません。かような観点からすると、朝食として理想的なものの一つに駅そばがあります。ところが、あろうことか松江の駅にはそれらしきものが見当たりませんでした。出雲市の駅そばも開店前です。そのような状況において、ポプラという恰好の店が駅前にありました。
弁当以外ほぼローソンという「ローソンポプラ」なる業態への転換が発表されて以来、既存の店舗は急速に淘汰されていき、鳥取、松江の駅前にあった店舗も転換されていました。あの赤看板を目にすることはもうないのかと嘆いていたところでの登場です。次に来るときまでには転換されている可能性が高いとはいえ、最後に駆け込めたのは幸いでした。
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早春の出雲を行く - 一畑電車

2017-03-19 09:08:26 | 中国
駅と市街が離れた街に泊まり、翌日に一日滞在してから列車で出るという状況を考えた場合、不要な荷物をどうするかが思案のしどころとなります。最終的には列車に乗る以上、駅に預けておけば安心です。しかしそれでは駅と市街の間を余計に一往復しなければなりません。その結果、宿に預かってもらうという選択が出てくるわけですが、ヤングインの場合チェックアウト時は無人になるため、今回に限っては採り得ない選択です。その結果、否応なく松江駅に荷物を預けてからの活動再開となりました。
そこまではよかったのですが、いきなりお粗末な失策を犯してしまいました。出雲市まで移動してから一畑電車に乗るつもりが、出雲市までの列車が休日運休なのを見落としており、これにより最初に乗るはずだった電鉄出雲市始発の電車に乗れなくなって、描いていた行程が水の泡となったのですorz
一畑電車のよいところとして、その日の運用がWeb上で公開されている点が挙げられます。その恩恵に与り、目当ての編成を乗り継ぎながら全区間を往復乗車する算段をつけていたわけなのですが、この失策により全て白紙に戻りました。持参した運用付きの時刻表を調べ直した結果、松江側から乗ることにした次第です。

★松江しんじ湖温泉833/304レ/931電鉄出雲市
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早春の出雲を行く - ヤングイン松江

2017-03-19 07:25:43 | 中国
既報の通り、昨晩はヤングイン松江の世話になりました。現代的なビジネスホテルばかりに泊まっている人にしてみれば、このような旅人宿には面食らうかもしれません。しかし、古びてはいても室内、館内は小ぎれいに保たれており、慣れるにつれて無味乾燥なビジネスホテルよりも落ち着けるようになってきました。これでカプセルホテル以下の料金ならば何もいうことはありません。
毎回気になっているのが、宿のフロントを兼ねた一階のジャズバーです。破格の料金設定ができるのは、音楽好きかつ旅好きである館主が土地、建物を自ら所有し、趣味、実益を兼ねているからだろうと以前申しました。自身音楽には無頓着ながら、そのような館主が営むジャズバーならば、意外に楽しめるのではないかと思われたわけです。しかしこのジャズバーが結構な繁盛ぶりで、チェックインのときこそ閑散としているものの、こちらが呑み屋から戻ったときは、よそ者が割り込むのが憚られるほど賑わっているのが常です。昨日も見事なまでに同様の状況だったため、そのまま部屋に戻って休みました。
呑み屋街から外れた路地裏にある、宿の看板以外には屋号もない古びたバーが、常連客で夜な夜な賑わっているのは、やはり館主の人柄によるところが大きいのでしょうか。こうなるとますます気になるところではありますが、真相の解明は次回に持ち越しとなりました。
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早春の出雲を行く - 二日目

2017-03-19 07:13:54 | 中国
おはようございます。昨晩は11時という少し早めの、しかし松江にしては標準的な時間に切り上げました。本日はその分早い活動再開となります。
終日好天が予想されているだけに、先週末に続きレンタカーで活動するにもやぶさかでないところ、連休という条件が災いし、当日でも押さえられる空車がありません。本日はまず一畑電鉄に乗車します。一通りの乗車を終えると昼過ぎになる見通しです。
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